紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

サンマと煙

2005-12-07 12:51:06 | 20・日々のできごと
先日、私が住むマンションで総会が開かれた。
総会の前に、理事の人たちが、そこで話し合う内容を詰めた。
夫もその理事の一人だったのだけど、そこで問題になったこと。

これは一番大したことのない問題なのだけど……。
なぜか気になった。

「下の人の魚を焼く煙がすごいので、洗濯物や布団をほしていても、そのにおいがついてしまう。魚を焼くのをやめてほしい。」

最初は、魚を焼いて食べるくらい、とやかくいわないでほしいなあ。
何を食べるかくらいの自由は、たとえ集合住宅に住む人にだってあるのじゃないの。
と思った。

そうはいっても、よその家に迷惑をかけたんじゃ困るので、家で魚を焼く時もそうだろうかと思って、換気扇のところにいってみた。
でも、ほとんどにおわない。
ふつうは、そんなににおわないのだ。20年近くこのマンションに住んでいるけど、今まで一度も他の家の魚のにおいなど漂ってきたことなんてない。

ところが、
その家では、窓を全開。
もうもうと火事のように煙が出るそうである。それもくさやの干物・etc。

理事会で問題になって、結局、その家に直接いうことになったそうである。
サンマは好きだしなあ。万が一いわれる立場だったら、困っちゃうよなあ。