紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

Y会の庭

2005-12-08 16:46:07 | 22・両親のこと
今日は、母の病院の付き添いで高井戸のY会へ行った。
いつも山やスキーに行くときに、ショートステイで、母のお世話をしてくれる施設も、同じ敷地内にある。
家族に代わって、インスリン注射までしてくれる施設は、杉並区の中でも、Y会だけだ。ふつうは介護しかしてくれないようだ。

病院は月に一度。施設の送りと迎えが、それぞれ月に一度ずつ。
他にも急に風邪をひいてみてもらったり、今年は肺炎で2週間入院したり。

今日病院で順番を待ちながら、日にちを数えたら、今年42日間、私はY会に通ったことになる。
我が家のつぎに、多くの時間を過ごしたわけだ。

行くたびに、ここの庭は大好きだなあと思う。
四季折々、ほんとうに美しい。まるで公園のようだ。
この間までは紅葉がきれいだったが、あっという間に葉が落ちてしまった。
バラの花は、今も少しだけど咲いていた。

ちなみに、Y会にあるこの建物は、事務所になっているのだけど、戦後すぐに建てられたという。
こんなに古い建物は、あまりないのか、よくドラマの撮影に使われている。
病院だったり、大学だったり、裁判所だったり。
最近では「一リットルの涙」に出てきたそうだ。