紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

よそいき

2006-02-07 11:34:33 | 9・昔の風景
ふだんは、汚れてもいいかっこうで、いつも飛び回って遊んでいた私たち姉妹。
残っているのも、こんな写真ばかり。

ところが、この時は、“よそいき”で、どこかへお出かけしたのだろうか?
この頃の写真にしては、めずらしくカラーで、二人とも見違えるような感じ。(笑)

この写真を見たのは、おととし初めてなのだけど、見るたびに不思議だ~と思う。
なぜかというと、撮影されたのは昭和31年8月19日。ちょうど1週間前に、私たちに妹ができた。

その1週間後、母はまだ、産後で大変な頃だったろう。そんな時になぜ、わざわざこんなにきれいな格好をさせたんだろうか? 
なぞの写真だけど、めったにないきれいな格好をしているので公開してみた。
母は、同じ生地で、姉とは違う形の洋服をよく作ってくれた。

 

あの頃、こういう土管があちこちにあって、遊び場になっていた。