紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

バックカントリースキー2日目・鹿の俣山~夜後沢

2006-02-24 22:06:46 | 4・テレマークスキー日記
9時に、玉原スキー場入り口集合。その日は、ツアー参加者は私たち2人。インストラクターは、昨日に引き続き小作さんで、サポートしてくれたのが赤沢さん。
赤沢さんは、春~秋にかけては、上高地温泉ホテルで働いていて、雪で閉山される冬場だけ、カヌーテでアルバイトをしているそうである。そのホテルの温泉は、2年前の夏、奥穂の帰りに寄った所だと思われる。

朝から曇り空が広がっている。一番上までリフトでいって、そこからシールをつけ、森の中を登って行く。
去年とほぼ同じコースだけど、時期がちがうので、森はまた違う表情を見せてくれる。(写真トップ)

鹿の俣山に着いたのが、10:30。それまで全く眺望がなかったのに、山頂に着いたとたん、ガスが切れ、真っ白に雪を付けた上州武尊などの山並みが見えた。



そこから、目的地の山まで、登り続ける。11:15着。去年はそこで、昼ご飯を食べたが、時間が早いので、シールをはずして滑り出す。



その後、滑降開始。ふかふかの所と、アイスバーンが混ざっているので、大丈夫かと思って滑ると、ガリガリにぶつかり、ころびながら滑り降りて行く。

12:00頃、森の中の斜面で昼ご飯を食べる。その頃から雪が降り始める。きのうの春の陽気とはガラリとかわって、またすっかり冬の寒さである。昼ご飯を食べている間も、手がかじかんむので、手袋をはずせない。温かい紅茶がおいしい。
ちなみに、前日泊まっていたのは、ペンション「つつみ・すくえあ」。新鮮野菜たっぷりの朝夕の食事もすごくおいしかったが、この日のカツサンドイッチのお弁当もすごくおいしくて、感動だった。



食事後、また森の中を滑り降りて行く。雪がふかふかしている所はテレマークターンが決まる。まず娘が滑る。



続いて私。去年よりはずいぶんターンが上手になったとほめられる。嬉しい。



斜面を下った後は、森の中を歩いていく。
途中から、リュックにスキー板をつけて、つぼ足で登る。リュックは、今年買ったスキーが付けられる物を初めて使った。テレマークのブーツは、山の靴ほどではないが、登りやすくできている。板もアルペンのより軽い。



2:30頃、玉原スキー場の入り口に着いて、その日のツアーは終了。
楽しい、ほんとうに楽しい2日間だった。

◆尼が禿山、夜後沢ツアーのもっと詳しいようすを見たかったら、カヌーテトップページから右下のフォトアルバムに入って、見て下さい。最初の方が私たちが行った時のもの。スライドショーにすると、写真が大きくなります。
残念ながら行けなかった北八ヶ岳ツアーのも載っています。来年はぜひ参加したい。

◆バックカントリースキー・1日目:尼が禿山  2日目:鹿の俣山~夜後沢