2週間のスウェーデンの旅は、途中から人が来たり、途中で人が帰ったり、なかなかに出入りが激しかった。
6人が旅に参加したけど、6人全員がそろった日は1日もなかった。
旅の途中、ほぼ1週間が過ぎた所で、いったんストックホルムにもどることにしたのは、そこで、日本から来る人と待ち合わせつつ、日本に帰る人を見送るためだった。
ストックホルムにもどった日、街に出ると、突然大雨が降り出した。それも、バケツをひっくり返したようなどしゃぶり。
私たちはカサを出すのも待てずに、目の前にあるカフェに逃げ込んだ。
小さ店のあいているテーブルについたとたん、すぐとなりに日本人らしい女性の二人連れが座っているのが目に入った。ふだん、よほど小さい町で会ったんじゃない限り、日本人だからといって、わざわざ挨拶することはない。ところが、この日は雨の勢いに押されたように、「こんにちは、すごい雨ですね。」という言葉が口から出たのだ。
しぱらくすると、二人のうちの一人が、スウェーデン語で書かれた絵本を読み出した。あらっと思って思って再び話しかけると、何とリンドグレーンの絵本を翻訳して、出版したばかりの人だということがわかった。(写真トップ)
その日、話しがはずんだ私たちは、夕食を共にすることにして、たのしい時間を過ごした。

そして、私たちは日本に帰ったら、お互いに自著を交換する約束をして別れた。
一番右が、絵本の翻訳をされた方である。
それにしても、スウェーデンの旅の間じゅう、私はリンドグレーン、リンドグレーンといい続けていたのだけど、本や絵本を翻訳した人が何人くらいいるか知らないが、そのうちの一人と出会って、しかも話しをするなんて、すごい偶然だなあと思った。
<関連記事>
◆「やかまし村」の映画
◆スウェーデン・リンドグレーンワールド
◆リンドグレーンの生家
◆リンドグレーンの本
◆スウェーデンの旅・番外編 その1
◆スウェーデンの旅・番外編 その2
6人が旅に参加したけど、6人全員がそろった日は1日もなかった。
旅の途中、ほぼ1週間が過ぎた所で、いったんストックホルムにもどることにしたのは、そこで、日本から来る人と待ち合わせつつ、日本に帰る人を見送るためだった。
ストックホルムにもどった日、街に出ると、突然大雨が降り出した。それも、バケツをひっくり返したようなどしゃぶり。
私たちはカサを出すのも待てずに、目の前にあるカフェに逃げ込んだ。
小さ店のあいているテーブルについたとたん、すぐとなりに日本人らしい女性の二人連れが座っているのが目に入った。ふだん、よほど小さい町で会ったんじゃない限り、日本人だからといって、わざわざ挨拶することはない。ところが、この日は雨の勢いに押されたように、「こんにちは、すごい雨ですね。」という言葉が口から出たのだ。
しぱらくすると、二人のうちの一人が、スウェーデン語で書かれた絵本を読み出した。あらっと思って思って再び話しかけると、何とリンドグレーンの絵本を翻訳して、出版したばかりの人だということがわかった。(写真トップ)
その日、話しがはずんだ私たちは、夕食を共にすることにして、たのしい時間を過ごした。

そして、私たちは日本に帰ったら、お互いに自著を交換する約束をして別れた。
一番右が、絵本の翻訳をされた方である。
それにしても、スウェーデンの旅の間じゅう、私はリンドグレーン、リンドグレーンといい続けていたのだけど、本や絵本を翻訳した人が何人くらいいるか知らないが、そのうちの一人と出会って、しかも話しをするなんて、すごい偶然だなあと思った。
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