夜ほとんど眠れなかったので、その日は、朝もゆっくりと出発して、泊まるのも、キレット小屋に決める。がんばれば鹿島槍ヶ岳も越えて、冷池小屋まで行けそうだけど、がんばるのはやめ、翌日に鹿島槍ヶ岳はとっておくことにする。
6:35 出発
5:00頃から登り始めた人の明かりが、真っ暗な山にぽつんぽつんと見えた。
歩き始めてすぐに、雨が降り出した。
おそく出発したので、五竜岳をピストンで登った人がおりてきて、急な斜面でのすれ違いに時間をとられる。
急な道を登って行く。
7:50 五竜岳山頂
なつかしい剣岳の頭が見えて、感動する。
後を振りかえれば、朝出発してきた五竜山荘がかなり下の方に見える。
朝おそい出発のおかげで、最初は頭が少ししか見えなかった剣岳が、だいぶ全容をあらわす。
先を急がないので、ゆっくりと山頂にいて、すばらしい景色を堪能する。
これから行く鹿島槍ヶ岳。
動画 ↓ クリック!
8:20 五竜岳出発
そこからが、キレットといって、急峻な岩場コースである。
G4、G5という難所が、岩場がきついと知っていたので、いつ出るか、今出るかとドキドキしていた。
けっこうきつい所にさしかかったので、通りがかりの人に
「ここはGなんとかでしょうか?」と聞いたら、
「こんなところは何にも名前はないですよ。」という答え。
ここよりもっときつい所があるんだと思って覚悟を決めていた。ところが、後で調べたら、まさにそのあたりが難所であった。 あの答えはなんだったんだ?
ハシゴを登って行く。
歩いてきた稜線を振り返ってみる。
急峻な岩場を緊張しながら越えていく。
後ろから登ってくる良流娯さん。
クサリ場の連続。
楽しそうに登ってくる良流娯さん。私は寝不足で、早く通り過ぎたい一心。
12:55 キレット小屋着。小屋の向こうに、翌日登っていく斜面が見える。
やっと着いて、やれやれと思っていると、そこには、なんと前日のお騒がせ4人組がいて、ガックリきたのであった。植原さんが、若者にいろいろ注意を与えていた。
問題は、山小屋の人に、「明日は雨ですよ。」といわれたこと。本来時間が間に合えば、八峰のキレットは雨の前に終わらせたいところだけど、冷池小屋まで5時間かかる。1時からではとても無理。もう雨でも、なんとか登って行くしかないと覚悟を決める。
その日は、そこで終わりなので、ビールでカンパイをし、昼食。このカンパイ写真を撮ってくれたのは、お騒がせ4人組の1人。(笑)
その後、昼寝をして、前日の睡眠不足を取り戻す。
キレットのど真ん中に泊まる人は、あまりいなくて、すいていたし、かなりいい山小屋であった。小屋の前からは剣岳も見え、ぜいたくな時間。
こんな風に、みんな小屋の前でくつろいでいる。といっても、足を踏み外せば、谷底一直線みたいな場所。
山小屋にはってあった地図。クリックすると拡大する。
◆初日:唐松岳登頂 ◆2日目:五竜岳登頂 ◆3日目:鹿島槍ヶ岳登頂
◆計画表
6:35 出発
5:00頃から登り始めた人の明かりが、真っ暗な山にぽつんぽつんと見えた。
歩き始めてすぐに、雨が降り出した。
おそく出発したので、五竜岳をピストンで登った人がおりてきて、急な斜面でのすれ違いに時間をとられる。
急な道を登って行く。
7:50 五竜岳山頂
なつかしい剣岳の頭が見えて、感動する。
後を振りかえれば、朝出発してきた五竜山荘がかなり下の方に見える。
朝おそい出発のおかげで、最初は頭が少ししか見えなかった剣岳が、だいぶ全容をあらわす。
先を急がないので、ゆっくりと山頂にいて、すばらしい景色を堪能する。
これから行く鹿島槍ヶ岳。
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8:20 五竜岳出発
そこからが、キレットといって、急峻な岩場コースである。
G4、G5という難所が、岩場がきついと知っていたので、いつ出るか、今出るかとドキドキしていた。
けっこうきつい所にさしかかったので、通りがかりの人に
「ここはGなんとかでしょうか?」と聞いたら、
「こんなところは何にも名前はないですよ。」という答え。
ここよりもっときつい所があるんだと思って覚悟を決めていた。ところが、後で調べたら、まさにそのあたりが難所であった。 あの答えはなんだったんだ?
ハシゴを登って行く。
歩いてきた稜線を振り返ってみる。
急峻な岩場を緊張しながら越えていく。
後ろから登ってくる良流娯さん。
クサリ場の連続。
楽しそうに登ってくる良流娯さん。私は寝不足で、早く通り過ぎたい一心。
12:55 キレット小屋着。小屋の向こうに、翌日登っていく斜面が見える。
やっと着いて、やれやれと思っていると、そこには、なんと前日のお騒がせ4人組がいて、ガックリきたのであった。植原さんが、若者にいろいろ注意を与えていた。
問題は、山小屋の人に、「明日は雨ですよ。」といわれたこと。本来時間が間に合えば、八峰のキレットは雨の前に終わらせたいところだけど、冷池小屋まで5時間かかる。1時からではとても無理。もう雨でも、なんとか登って行くしかないと覚悟を決める。
その日は、そこで終わりなので、ビールでカンパイをし、昼食。このカンパイ写真を撮ってくれたのは、お騒がせ4人組の1人。(笑)
その後、昼寝をして、前日の睡眠不足を取り戻す。
キレットのど真ん中に泊まる人は、あまりいなくて、すいていたし、かなりいい山小屋であった。小屋の前からは剣岳も見え、ぜいたくな時間。
こんな風に、みんな小屋の前でくつろいでいる。といっても、足を踏み外せば、谷底一直線みたいな場所。
山小屋にはってあった地図。クリックすると拡大する。
◆初日:唐松岳登頂 ◆2日目:五竜岳登頂 ◆3日目:鹿島槍ヶ岳登頂
◆計画表