紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

昔行ったヨーロッパの旅

2008-02-02 07:21:44 | 8・山と旅の思い出
初めてヨーロッパに行ったのは25歳の時で、行きと帰りの航空便と、飛行機が着いたパリの1泊目の宿以外、何も決めずに約一ヶ月間旅をした。
友人との二人旅だったが、ユーレイルパスさえあれば、こわいものなしだった。
明日はどこへ行こうかと前もって決めることもあったが、とりあえず、行く方向だけ決めて、列車に乗ってから、外の景色を見て、気に入った所であわてて飛びおりたりもした。

その後は、子どもたちを連れての旅だった。

スイス、友人レミさんの山荘とアルプスの旅

この時は、良流娯さん母子や子ども達も一緒の5人の旅だったので、何カ所かは宿の予約をしていった。こちらから問い合わせると、返事がくるのに1ヶ月もかかるので、かなり早めに、旅の計画を立てなくてはならなかった。

最近、今年6月の旅をどうしようかと考えて、ネットで時刻表とホテルを検索してみている。
ドイツの黒い森にある「フルトバンゲン」の近くの宿を探して検索してみると、瞬時に何カ所かホテルの情報が出てくる。一体ここはどんな所なのだろうと思って、Google Earth を起動すると、私の好きな鳥瞰図のようなのが、ささっと現れて、こんな所なのよと教えてくれる。
ほんとうに、あの頃は、こんな時代がくるとは、夢にも思わなかった。

そして、今は乗らなきゃソン、みたいなユーレイルパスを使っての旅より、何カ所かベースを決めて滞在する方がよくなった。若い頃はいろいろな場所に行きたかったけど、今は一カ所にじっくりとどまって見る方がいいなあと思うようになった。

<初めての旅の写真から>
だんだんとアルプスに近づいてゆく。



アルプスの基地、グリンデルワルドで登山列車に乗り換える。




そして、クライネシャイデックで、ユングフラウを間近に見た。