今週、今年の目標としていた北アルプスの針ノ木~蓮華~北葛岳~七倉岳の縦走に行く。
去年、一緒に登った人が、滑落して亡くなった時に歩いたのと同じコースを、追悼登山に行くのである。
今年の夏、山登りを再開した時には、そのコースをもう一度歩きたいと思うか、自分でもわからなかった。
今でも山登りに行くたびに、必ずその時の光景がよみがえる。
その度に、もしもあの時・・と考える。
もしも、あの時、アブナイよと、振り返って後続の私たちに知らせなかったら・・。振り返った時に、下の岩が滑らなかったら・・。滑った時にシャクナゲをつかまなかったら・・。つかんだとしても、シャクナゲが抜けなかったら・・。カメラを胸にかかえていなかったら・・。
だけど、今年、白馬岳を縦走した後、何かが吹っ切れた気がする。結局は、常に1歩をおろそかにしない、という当たり前のことをすればいいのだと思い至った。
そして、たとえ、どんなになだらかな斜面でも、最後まで気を抜かないこと。
山は、そこに立つ人にだけ、心あらわれるような、すばらしい世界を見せてくれる。
久々に、去年以来封印していたアルバムを見てみた。つくづくよい山だと思う。
<去年の写真から>
針ノ木大雪渓。

岩場に咲く花。

針ノ木岳の山頂から見た黒部湖。

蓮華岳山頂。

ブロッケンの妖怪。

蓮華岳の下りから見えた槍ヶ岳。

北葛岳目ざして稜線を行く。


船窪小屋からの下り。

去年、一緒に登った人が、滑落して亡くなった時に歩いたのと同じコースを、追悼登山に行くのである。
今年の夏、山登りを再開した時には、そのコースをもう一度歩きたいと思うか、自分でもわからなかった。
今でも山登りに行くたびに、必ずその時の光景がよみがえる。
その度に、もしもあの時・・と考える。
もしも、あの時、アブナイよと、振り返って後続の私たちに知らせなかったら・・。振り返った時に、下の岩が滑らなかったら・・。滑った時にシャクナゲをつかまなかったら・・。つかんだとしても、シャクナゲが抜けなかったら・・。カメラを胸にかかえていなかったら・・。
だけど、今年、白馬岳を縦走した後、何かが吹っ切れた気がする。結局は、常に1歩をおろそかにしない、という当たり前のことをすればいいのだと思い至った。
そして、たとえ、どんなになだらかな斜面でも、最後まで気を抜かないこと。
山は、そこに立つ人にだけ、心あらわれるような、すばらしい世界を見せてくれる。
久々に、去年以来封印していたアルバムを見てみた。つくづくよい山だと思う。
<去年の写真から>
針ノ木大雪渓。

岩場に咲く花。

針ノ木岳の山頂から見た黒部湖。

蓮華岳山頂。

ブロッケンの妖怪。

蓮華岳の下りから見えた槍ヶ岳。

北葛岳目ざして稜線を行く。


船窪小屋からの下り。

