紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

針ノ木~蓮華~北葛岳~七倉縦走・1

2009-08-20 17:49:41 | 3・山の日記
■ 1日目(8月14日):扇沢から針ノ木小屋

11:59 新宿発のムーンライト信州で信濃大町に行く。

新宿で、同じ列車にのるはずのmalikさんを探してみたら、すぐに見つかった。
列車は、北アルプスのあちこちを目ざす人で満席。昔の特急を利用した臨時夜行列車。昔の急行アルプスを思い出す。

あまり眠れないまま、信濃大町着。
そこからタクシーで扇沢(1425m)までいって、朝食。

立山・他に行く人で、駅はにぎわっていた。

 

6:35  出発 

 

ミヤマキオン

 

 ?

 


7:15 いよいよ山道が始まる。

後ろの方、はるか高い所に、その日登る針ノ木岳が見えている。

 


 朝露にぬれたイワシャジン。 

 


何本か沢を渡る。おもしろいケルンが積まれたところ。

 


ブナ林を通って、大沢小屋まで行く。

 


だんだんと道が急になる。

 


シモツケソウ

 

 

8:10 大沢小屋に到着。

 


このコースは行きは沢を何回も横切るので、水が豊富。冷たい水を飲みつつ、登って行く。

 


イワオトギリ

 


雪渓に近づいていく。後ろの雪渓が、今年は小さい。

 

ミヤマキンポウゲ

 


雪渓に入る前に休憩。軽アイゼンをつける。今年の雪渓は雪がゆるく、アイゼンなしでも登れそう。

 


9:50 雪渓を行く。去年にくらべて、今年は全くこわくない。

そして、時々振り返って下を見ては、ここをテレマークスキーで滑り降りる気分で眺めてみる。斜度的にはなんどか行けそう。

  


10:30 雪渓終了。

雪渓を歩く方が、山道を行くよりずっと楽なのがわかる。そこからの登りはきついし、日差しをさえぎるものがなくて暑いし、なかなか大変だった。

 


ミヤマダイモンジソウ

 

12:00  それでも、ようやく、針ノ木小屋のある、針ノ木峠(2536m)に到着。

 


小屋のところから、槍ヶ岳が見える。

 


昼食をとった後、針ノ木岳に登る。


◆ 針ノ木~蓮華~北葛岳~七倉縦走・1・