紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

針ノ木~蓮華~北葛岳~七倉縦走・5

2009-08-24 16:26:24 | 3・山の日記
■ 2日目(8月16日):船窪小屋~下山(七倉ダム)

6:10 船窪小屋のお父さん、お母さんに送られて、下山開始。

みんなを待っている間、小屋のそばに置いてあった望遠鏡を見させてもらった。なんと槍ヶ岳の山頂にいる人が5人くらい見えた。すごい、性能がいい!
前の日、私たちが、Sさんの滑落現場をうろうろと行ったり来たりしていたのも、見えていたそうである。
そういえば、去年ヘリコプターがきた時にも、ここでおやじさんが見ていた。

 


最初は、ゆるやかな草原の道。

 


ウサギギク。

 


どことは書かないが、下山の途中で、雷鳥の親子に出会う。今年は白馬岳でもよく出会った。保護色の雷鳥たち。


 


下の方に、高瀬ダムが見える。ほぼ同じ高度までくだらなくてはならない。

 


6:40 天狗の庭  このあたりまでは、景色がいいので、あまり苦もなく歩いた。

 


その後は、木の根っこが複雑にからみあうような道。足を根っこにとられないようにするのに、神経を使う。樹林で景色は見えないし。

 

 
 


 


ハシゴの連続。

 


その最後に、「鼻付き八丁」という文字が。しかも鼻の字がちがっているとHさんがいう。よく見ると、ほんとうに違っていた。(笑)
登りの人には、胸付き八丁より、さらに急な道だよと知らせているが、実際に、急であった。

 

 

登りの人に会うと、苦しそうだった。


最後のジグザグな道も長い。

 


ゴゼンタチバナ。もう実になっている。

 


そして、ようやく七倉山荘に到着。温泉に入り、汗を流す。

 


その後、カンパイ!

 


無事に追悼山行が終わって、区切りがついた。今年の夏山シーズンももう終わりである。


◆ 針ノ木~蓮華~北葛岳~七倉縦走・・5