きのう、心臓移植待機者のドキュメンタリー番組をNHKで放映していた。
秋、11月。
毎年この時期には、重い心臓病にかかり、渡米して心臓移植手術を受けようとしていた中学の同級生のことを思い出す。
このブログにも書いたが、ちょうと50歳の時に、移植以外助かる道はないといわれ、待機していると間に合わなくなるので、移植手術をうけるための費用を作ろうと、中学の同級生やら、元会社の同僚達が、募金活動をした。友人は、結局渡航できずに、亡くなった。
昨日の番組に出ていたのは、19歳の男性(13歳の時に心臓病を患い、以来なんども危篤に陥る)、60歳の男性(39歳の時に発症。待機者になれるぎりぎりの60歳前に移植登録をする)、35歳の女性。(ウィルス性の心臓病。小学生の女の子2人のお母さん)
19歳の男性は、待機リストにのってから、もう5年もたつのだそうだ。今は移植の順番が近づいてきているけれど(確か3番目以内)、今年の2月から一度もドナーはあらわれていないので、移植手術自体行われていないという。
待機している時間が長い順に、心臓移植手術が受けられる。待機者は、病院に入院しながら、移植の順番がくるのを待つ。
その間、補助人工心臓装置をつけている人は、動き回る自由もない。
社会から隔絶されて、孤独感にさいなまされながら、明日を信じて、移植を待ち続ける。
待機の長さは、本人にしてみたら、気の遠くなるほどの時間だろう。
その間にも心臓の機能はどんどん衰えていくから、順番が来る前に、亡くなる人も多いという。
8年前とちがい、今は健康保険証にも、臓器提供意思表示ができるようになっている。
私は提供することに○をしている。
最近朝日新聞の記者で、拡張型心筋症の人が自分のことを書いた記事「患者を生きる」も、毎回欠かさず読んでいる。
秋、11月。
毎年この時期には、重い心臓病にかかり、渡米して心臓移植手術を受けようとしていた中学の同級生のことを思い出す。
このブログにも書いたが、ちょうと50歳の時に、移植以外助かる道はないといわれ、待機していると間に合わなくなるので、移植手術をうけるための費用を作ろうと、中学の同級生やら、元会社の同僚達が、募金活動をした。友人は、結局渡航できずに、亡くなった。
昨日の番組に出ていたのは、19歳の男性(13歳の時に心臓病を患い、以来なんども危篤に陥る)、60歳の男性(39歳の時に発症。待機者になれるぎりぎりの60歳前に移植登録をする)、35歳の女性。(ウィルス性の心臓病。小学生の女の子2人のお母さん)
19歳の男性は、待機リストにのってから、もう5年もたつのだそうだ。今は移植の順番が近づいてきているけれど(確か3番目以内)、今年の2月から一度もドナーはあらわれていないので、移植手術自体行われていないという。
待機している時間が長い順に、心臓移植手術が受けられる。待機者は、病院に入院しながら、移植の順番がくるのを待つ。
その間、補助人工心臓装置をつけている人は、動き回る自由もない。
社会から隔絶されて、孤独感にさいなまされながら、明日を信じて、移植を待ち続ける。
待機の長さは、本人にしてみたら、気の遠くなるほどの時間だろう。
その間にも心臓の機能はどんどん衰えていくから、順番が来る前に、亡くなる人も多いという。
8年前とちがい、今は健康保険証にも、臓器提供意思表示ができるようになっている。
私は提供することに○をしている。
最近朝日新聞の記者で、拡張型心筋症の人が自分のことを書いた記事「患者を生きる」も、毎回欠かさず読んでいる。