紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

連句スタート

2011-02-03 17:35:43 | 7・連句・俳句・短歌
一昨日、連句仲間が集まったところで、今年も連句を巻き始めた。

会合の日までに、発句を送ってもらったところ、以下の句が集まった。
その句の中からよいと思う句を、参加できない人にはメールで答えてもらい、集まった人達はその場で○をつけてもらった。


夏みかん 煮る香り満ち 日曜日  ○

まっさらな 手帖開けば 初茜   ○○

雉鳩の 声くぐもりて 冬木立   ○○○

寒昴 首都に尖塔 伸びてをり   ○○   

蒼天へ 橋を架くるや 梯子乗り  ○○     

よく動く 猫の福耳 春隣     ○

武蔵野や 冬枯れ続く 子等の道

春近し 腰折れ癒す 露天風呂   ○○


そうしたところ、
雉鳩の 声くぐもりて 冬木立    晩菊

という句が、一番たくさん票を集めたので、発句に決まり、「エマノン歌仙・その21 冬木立の巻」がスタートした。
今年も、これから先も、みんなで楽しく巻けるといいなあと思う。