紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

ピールとゼリー

2011-02-27 09:42:09 | 17・畑・保存食・手作り品など
多摩川の向こう側のたかちゃんの家で、甘夏やはっさくをたくさんとらせてもらったことは、ブログにも何回か書いた。

雪の日に、ジャムを煮たことも書いた。
ジャムを煮るのは楽しい。だけど、このジャム、たかちゃんからプレゼントしてもらったのは、みなおいしいといって食べるが、私が作った苦くて、あまり甘くないジャムは、私と娘以外、誰一人おいしいといってくれない。(苦笑)
それで、先日娘に半分(3本)あげた。
これ以上ジャムを作っても、食べ切れそうもない。

それで、煮たのが、ピールである。
まず中身をとって、それはゼリーにした。このままでは酸っぱすぎるので、少しだけ(小S1)砂糖を足した。




その後、白いところはだいぶとった後、皮を細かく刻んで、ピールを煮た。

最初にたっぷりの水で煮て、20分沸騰させ、その後、1時間水にさらす。




その後、皮:砂糖:水=2:2:1で煮るということだけど、砂糖は、減らして75パーセントにした。

煮詰まるとこんな感じ。




それを3日間、日のあたるところに置いて干した。




干し上がったピールとクルミをいれて、パウンドケーキを焼いた。




中はこんな感じ。




それから、ピール作りにこってしまった。今3回目のピールを干している。
ピールもゼリーも、みんなおいしいといって食べてくれる。ジャムより評判がよい。

あんなにたくさんの甘夏とハッサク、作りきれるかと思っていたけど、あと1-2回作れば、終わってしまう。
ピールは干し上がると、分量が減る。甘くていたみそうもないから、1年中、ケーキなどに入れられそうである。