紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

今日は船祝い

2022-01-02 20:38:15 | 10・孫と家族

船祝いとは、

「新年の豊漁と安全を「船霊様」(ふなだまさま)に祈願する正月の恒例行事で、漁船から船主たちがミカンやお菓子などを撒きます。
中には、鮮魚やおひねり、日用品などが飛び交う時もあり、島民や帰省客など多くの人がカゴを持参で集まり、撒かれる物を拾い集めて楽しみます」

今年は、湯の浜、坪田、阿古の各漁港で行われ、港には色とりどりの大漁旗を掲げた漁船が並んだ。

お祭り大好き人間としては、この行事は欠かさずいきたい。去年はコロナで中止で残念だった。

三宅島にきて1-2年は、船祝いのことを知らなくて、都道を車で通っていたときに、やけに車が何台も連なっているので、何だろうと思ったら、あちこち車で移動する人たちだったのだと、しばらくしてから知った。

今年は孫達もいて、みんなで三ヶ所巡った。

写真をみても、どれがどの漁港のかわからなくなったので、順不同で写真を載せてみる。

お菓子やら、みかんをもらって、孫達はご機嫌。

このあたりは湯の浜。

ここは坪田。

準備万端、OK。

豚汁もふるまわれる。

いろんな人とって会って、新年のあいさつができるのも、楽しみの一つ。

ここでは、キンメの出汁の味噌汁を頂いた。

穏やかで、いい日だった。今日の橘丸は、久しぶりに伊ヶ谷港から出た。

明日は娘と孫達が帰るが、だいぶ天気も落ち着いたようだ。

 

ところで、我が家のウズラが産んだ卵から、今日ヒナが生まれたと連絡をもらった。

うちのは、その後イタチにやられてしまい全滅したが、直前に近所の人が飼いたいというので、たったの4個卵をあげた。

その卵が孵化して、2羽のヒナが生まれた。

命が繋がったことが、とても嬉しい。今年は寒いので、うまく生き延びられるかどうか。その子たちの生命力にかかっている。