紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

湯河原・幕山(まくやま=626㍍)に登ってきました!

2005-12-12 17:55:36 | 3・山の日記
今年最後となる山に登ってきた。
熱海の一駅東京より、湯河原駅からバスで少し入ったところから登る幕山と南郷山。
一緒に登ったのは、一番年下のK太君をはじめ、ホイッスルの仲間14人。

幕山は、岩登りの練習場となっていて、岩にとりついている若者がたくさんいた。
バスをおりたら、すぐに岩場なので、とりつきが楽な練習場である。


1時間ほど歩いて、頂上。
広々としているので、宴会にはうってつけ。
早速ビールでカンパイ! 
日本酒やらワインやらも担ぎ上げてくれた人がいて、みそ汁を作りつつ、ゆっくりと飲んだ。
天気も良く、相模湾もみおろせ、眺望がとてもよい。



そこから、すぐに下ると思いきや、南郷山までまたけっこうな登りもあって、一気にアルコールが身体の中を駆けめぐり、みんなでふうふういいながら登った。


山の後の温泉旅館では、さらに5人が合流し、19人で今年のしめくくりの反省をしたり、食べたり、飲んだり、歌ったり、踊ったり(?)・・にぎやかな夜であった。

帰りは、間欠泉を見たり、熱海の海岸散歩。熱海というので暖かいと思っていたら、もうすごーく寒くて、震えた。

 

昼食後は、東京方面に帰る組と小田原駅で別れ、K太君親子と一緒に、小田急ロマンスカーに乗って、帰ってきた。

計画表

明日は湯河原・幕山(まくやま=626㍍)

2005-12-09 17:05:06 | 3・山の日記
明日はホイッスルの忘年山行、今年最後の山である。
近くの低山に登って、熱海の温泉で忘年会。

大勢で登る山は、このところ全てパスしているので、私にとっては、一年に一度会えるという人もいる。
今のところ、19人参加の予定ということだ。
熱海の温泉も楽しみ。

今年もたくさん山に登ったが、大半がホイッスルの人たちと。
本当にお世話になった。
ホイッスルで行かなければ、今年(もしかしたら一生?)おそらく登らなかっただろうという山がいくつかある。

この間、娘が今冬雪山を始めるので、一緒に雪山道具を買いにいった。
娘は今年、築地山岳会に仲間入りさせてもらったのである。
私が登れないような山や沢に、次々に嬉々として登りに行くのを見ると、ほんとうに仲間に入れてもらって、よかったなあと思う。

私も、途中何度も中断しながら、かなり長い間山に登り続けてきた。
なぜ中断したか。
その時一緒に山登りに行く人がいなかったから、というのが一番大きな理由だ。
山に登り続けるのに、もっとも必要なのは、やる気や好きだという気持ちより、同じレベルの山に一緒に登りに行ける仲間の存在のような気がする。



■計画表

湯河原駅 10:00(鍛冶屋行バス)→10:12鍛冶屋

鍛冶屋バス停10:20→10:50湯河原梅林10:55→11:55

幕山(626m)昼食13:15→13:40 自鑑水13:45→

14:10南郷山(610m)14:20→15:20鍛冶屋

15:32(バス)→15:44湯河原駅16:00(JR)

→16:07熱海駅


Y会の庭

2005-12-08 16:46:07 | 22・両親のこと
今日は、母の病院の付き添いで高井戸のY会へ行った。
いつも山やスキーに行くときに、ショートステイで、母のお世話をしてくれる施設も、同じ敷地内にある。
家族に代わって、インスリン注射までしてくれる施設は、杉並区の中でも、Y会だけだ。ふつうは介護しかしてくれないようだ。

病院は月に一度。施設の送りと迎えが、それぞれ月に一度ずつ。
他にも急に風邪をひいてみてもらったり、今年は肺炎で2週間入院したり。

今日病院で順番を待ちながら、日にちを数えたら、今年42日間、私はY会に通ったことになる。
我が家のつぎに、多くの時間を過ごしたわけだ。

行くたびに、ここの庭は大好きだなあと思う。
四季折々、ほんとうに美しい。まるで公園のようだ。
この間までは紅葉がきれいだったが、あっという間に葉が落ちてしまった。
バラの花は、今も少しだけど咲いていた。

ちなみに、Y会にあるこの建物は、事務所になっているのだけど、戦後すぐに建てられたという。
こんなに古い建物は、あまりないのか、よくドラマの撮影に使われている。
病院だったり、大学だったり、裁判所だったり。
最近では「一リットルの涙」に出てきたそうだ。

サンマと煙

2005-12-07 12:51:06 | 20・日々のできごと
先日、私が住むマンションで総会が開かれた。
総会の前に、理事の人たちが、そこで話し合う内容を詰めた。
夫もその理事の一人だったのだけど、そこで問題になったこと。

これは一番大したことのない問題なのだけど……。
なぜか気になった。

「下の人の魚を焼く煙がすごいので、洗濯物や布団をほしていても、そのにおいがついてしまう。魚を焼くのをやめてほしい。」

最初は、魚を焼いて食べるくらい、とやかくいわないでほしいなあ。
何を食べるかくらいの自由は、たとえ集合住宅に住む人にだってあるのじゃないの。
と思った。

そうはいっても、よその家に迷惑をかけたんじゃ困るので、家で魚を焼く時もそうだろうかと思って、換気扇のところにいってみた。
でも、ほとんどにおわない。
ふつうは、そんなににおわないのだ。20年近くこのマンションに住んでいるけど、今まで一度も他の家の魚のにおいなど漂ってきたことなんてない。

ところが、
その家では、窓を全開。
もうもうと火事のように煙が出るそうである。それもくさやの干物・etc。

理事会で問題になって、結局、その家に直接いうことになったそうである。
サンマは好きだしなあ。万が一いわれる立場だったら、困っちゃうよなあ。

連句反省会

2005-12-06 15:59:26 | 7・連句・俳句・短歌
せっかち歌仙・その13「菊の露の巻」は、今までの最短記録を樹立。
36句を2週間で巻き上げた。
もっとも早く巻き上げたのがよい作品というわけではないけど。
でも、この歌仙はまあまあの出来ではないかと思う。

昨日は、その反省会があった。
完成したのは一ヶ月ほど前だったが、日にちを少し遅らせて、忘年会をかねて集まった。
反省しつつ、3句を直し歌仙を完成させた。

次回は年明けに巻く予定。発句によって、冬の巻になるか新年の巻になるか。

集まるたびに、温泉宿に泊まりながら、風流に歌仙を巻きたいと話しは出るが、果たせないまま、あっという間に一年は過ぎ去る。

大掃除

2005-12-05 08:48:05 | 20・日々のできごと
少しの暇を見つけては、大掃除をしようと決意。
早速、日曜日は台所の換気扇の大掃除をした。
NHKの生活ホットモーニングで、大掃除の極意を見たら、換気扇は重曹につけておくと、油汚れがとれやすいという。

それで、早速買ってきた。「重曹ちゃん」
バケツにビニールの袋をいれ(バケツにそのまま湯をいれると、バケツがべとべとになる)、袋に湯をいれて重曹をカップ2杯くらいいれて、つけておいた。

しばらくして、こすると、すごい! 
ものすごくよく落ちた。こんなにきれいな換気扇になったのは、ここに引っ越してきて以来かも。
確か去年は、換気扇までたどりつかずに、年を越してしまったもんなあ。他にも掃除し残した所が、いくつかあった。

それで、今年は去年とは順番を逆にして、大掃除をすることにした。
となると、大掃除の最後は私の部屋である。果たして、年内にたどり着けるか?

12月は忙しい

2005-12-04 07:05:03 | 20・日々のできごと
カレンダーを見ると、あせってしまう。
◆大掃除はしなくちゃならない。
(なんせ、ふだんろくに掃除をしていないから)

◆仕事もしなくちゃならない。
(来年4月に2冊本が出る。それまでに、次の本の原稿を形にしておきたい)

◆来年の計画を立てなくちゃならない。
(どこかへ行こうと思うと、3ヶ月前に計画を立てて、母のショートステイを頼む必要があるため)

◆忘年会にも出たいし。すでに2つ。今日もいれて、あと3つ。多い? 少ない?
(去年ほとんど出なかったら、何となく何かし忘れたような感じがした)

というわけで、今月Blogは、短かめに書くことになるかも。

テレマークスキー

2005-12-03 13:20:56 | 4・テレマークスキー日記
12月の声を聞くと、雪の世界のことを考えて、そわそわと落ち着かない。
去年、こむぎさんのBlogを見て、初めて知ったテレマークスキー。
こんなにはまってしまうとは思わなかった。

もう長い間、へたの横好きでアルペンスキーはしていた。
といっても、せいぜい1年に1度くらい。全く滑りに行かない年があっても、それはそれで、まあいいかという感じだった。

それなのに、バックカントリー、雪の山に登って滑って下りてくるテレマークスキーは今から待ち遠しくてしかたない。
今冬は、介護と仕事の合い間をぬって、フリーな時間は、全てそれに注ぎ込もうと思うほどの勢いである。

それで、とうとう先週、テレマークスキーのセット、靴、板、ストック、シールを買ってしまった。
アルペンスキーは、ずっと娘のを借りて滑っていたというのに。
初心者用の入門の板だけど、初めて自分のセットを手にして、今はイメージトレーニングに励んでいる。

一緒にスキー専門店、カラファテに行ったのは、Blogで知り合ったサトさん。
これまた、Blogで知り合った人と、お会いするというのは、初めての経験。
「ぐれんさん」と呼ばれるのも初めて。(笑)
たまたま仕事で、京都から出てくるというので、一緒にスキーの板を見に行くことにしたのだ。
人と人との出会いというのは、おもしろい。

今年の暮れは、サトさんと一緒に、栂池のまほろばで、テレマークスキーの講習を受けてくる。
果たして、このような年齢で始めて、うまくなるのか……。
でもカラファテの店員さんもいっていた。
「とにかく雪の世界を楽しんできてください。」

下手でも、雪の世界を楽しむことはできそうである。

コロラド川下り・11

2005-12-01 11:30:30 | 8・山と旅の思い出
■旅の終わり

コロラド川下りも、終わりに近づいてきた。
明日はもう終わりという日。

パンプキンスプリングという所で上陸した。
温泉というほど熱くはないが、あたたかいスプリング。
みんなで入った。後ろを流れるのがコロラド川。



その日は、キャニオンの終わりの地点を通過した。そこからは、ライフジャケットははずしてもよいということだった。

最後の夜は、3人のリバーランナーへの感謝を込めて、夜の集い。ラップで、感謝の言葉を述べるのだけど、娘と息子にはその役が回ってきたけど、英語がどうもね~という、私と良流娯さんは、ただの観客だった。
クヤシイ!


翌朝は、上陸地点まで急ぐということで、起きて支度をすると、すぐにボートを出した。
ボートの上で、朝食。
だんだんと、両岸の山が低くなり、空が広くなる。
もうキャニオン下りは終わりなのだと、それを見て思った。



途中で上陸。そこでボートを付け、その後はモーターボートで、最終地点のピースフェリーまで運ばれる。
ボートを片づけるのを、みんなで手伝う。
たったの5日間だったけれど、生活を共にしたリバーランナーとはそこでお別れだ。
みんなで、最後の記念写真を撮る。

 

モーターボートには、他のツアー客も乗っていて、ああ、旅は終わったと思った。
だんだんとモーターボートが近づいてくる。

濃密な時間を過ごした旅の終わりは、いつももの悲しい。

昼頃上陸。
そこは、実にラスベガスまで、少しの所だったのだけど、半日かけてバスで、グランドキャニオンに戻った。
そして、翌日、また一日かけて、ラスベガスまで行って、そこから日本に帰るのだ。


何か無駄のようだけど、グランドキャニオンに戻って、しみじみ余韻を味わった。
6日前にそこにいたというのに、その時ははるか昔だという気がした。
充実した、何かがぎゅっと詰まった6日間だったのだと思った。




グランドキャニオンは、上から見るのと、下から見るのでは、全くちがっていた。
上は平らな大地なのに、下からみると、ただ山の連なりなのだ。それは、谷底におりて、初めてわかることだった。

◆コロラド川下り ・10・11