紅蓮(ぐれん)のポケット

子どもの本の作家・三輪裕子のふつうの毎日
2015年夏。三宅島で農業を始め、東京と行ったり、来たりの生活になる

プール14回目

2008-05-19 05:59:48 | 11・健康
今週は、久しぶりにステロイドを減らしたリバンドがきているので、昨日はプールに泳ぎにいった。
腕が痛いからといって、動かさないでいると、もっと動かなくなってしまうから。

ノンストップで1kmクロールで泳いだ。
リバウンドがある時に泳いだりして、痛くないかと思われるが、泳いでいる時は、ほとんど痛くはない。距離が伸びるほど、痛みがなくなっていく。
実は、一番痛いのは、最初に水着に着がえる時。それはけっこう痛くて、泳ぎたくなくなるほど。そこさえ越えれば、あとはどうっていうことはない。

ちょうど12時前チャリで家に帰ろうとしていると、あたり一帯にマイクで放送が流れてきた。
不発弾処理が終わったという放送だった。けっこう早く終わったので、避難した人たちも、ほっとしたことだろう。

京王線の地下化工事をしていて、線路わきで60年以上前に落とされた不発弾が見つかった。その撤去のために、電車は一部運休区間が出たし、入院患者さんも、別の病院に移送されたし、強制退去の人たちもいたし、道路も一部通行止めになったり、かなり大事になった。

「不発弾処理について」

たくさんの文明の利器があるが、こういう時に一番てっとり早く伝わるのが、移動車でのマイク放送というのがおもしろい。
「yahooのニュース」にのったのは、12時を少しすぎていたし、NHKでニュース速報が流れたのは12時半頃だった。

深大寺のプールにいったのだけど、昨日は神代植物園の駐車場は、メチャ混みだった。何かフェスタでもやっていたのかな。

チャリ子で遠出

2008-05-18 06:59:41 | 6.自転車日記
昨日は、娘と一緒に、冬中あまり乗らなかったチャリ子で、遠出をした。
行った先は、八王子にある父のお墓と、そのすぐ近くにあるレストラン。
お墓参りにいった後、先週娘の誕生日だったので、一緒に食事をすることにした。

多摩川。自転車乗りの人、ウォーキングの人、ワンコの散歩の人。野球少年・・etcでにぎわっている。




多摩川に沿って、ほぼ突き当たりまで行く。多摩川へは、その後、いったん街中を少し走った後、またもどれる。

私たちはそのまま国道20号線を行き、日野橋を渡る。
渡った後、多摩川沿いにまた走って行く。川が合流しているところ。
多摩川の反対側はたくさんの人が通っているけれど、こちら側は、ほとんどいない。初めての道なので、この先道が続いているのかわからないまま走って行く。




10時に家を出て、父のお墓に着いたのは、12時。
そこから多摩川を見下ろす。




歩いて、2分ほどのところにある「ミューゲ・ブラン」。普通の家を改装したレストラン。最寄りの駅がないので、車以外ではなかなか行けない所にあるのだけど、小さい店内はいつもいっぱい。
私は時々このお店でランチをするのだけど、娘は1度も行ったことがないので、いつか行きたいといい続けていた。娘好みのお店。




そこで、娘はペリエで、私はビールでカンパイ♪ 最初からワインにしたかったけれど、2時間チャリで走ったので、とにかくのどが乾いていた。
オードブルとスープ。




メインは娘は金目鯛のあさつきソース。私は、鴨のコンフィー。




デザートと庭に咲いていたバラの花。




家に帰ったのは、午後4時。途中私のサイコンはこわれてしまったので、娘ので距離をはかったら、往復63kmの道のり。けっこうくたびれた。

久しぶりにチャリ子に乗る

2008-05-16 05:54:56 | 6.自転車日記
昨日はチャリ子に乗って、あちこち出かけた。
最初に行ったのは、府中の運転免許試験場。




国際免許を手にする。これで来月の旅行では、ドイツ国内をレンタカーで走れる。といっても、アウトバーンをばんばん飛ばすのではなくて、田舎の街道をのんびりとドライブする。




府中からから、トントンの車にチャリ子ごと乗せてもらい、一緒にランチ。行った先はレストラン「森のギャラリー」。



シーフードのカレーを食べた。




その後、また車に乗せてもらって、母の病院へ。
そこでショックなことがあった。この間11羽いたカルガモのヒナが、たったの1羽になっていたのだ。



カラスにやられたのかなあと思っていると、顔なじみの看護師さんが教えてくれた。寒さにやられたそうだ。
朝草むらに4羽、横たわっていたという。2羽は、病院が休みの日に、池に入ったまま、上にあがれなくて、死んでいたそうだ。
たったの1羽でも、このまま大きくなってほしい。


トントンと母と3人で庭を散歩する。
バラの花が美しい季節。つぼみもたくさんつけているので、これからしばらく楽しませてくれるだろう。





病院からはチャリ子で帰ってきた。本日の総走行距離=約20km。大して走らなかった。



ステロイド1mgに

2008-05-14 07:33:25 | 11・健康
やっとこの日が迎えられた。昨日大学病院を受診し、ステロイドが1mgに減った。

<CRP(炎症値)の値>

3.62 → 0.4 → 0.3 → 0.3 → 0.3 → 0.62 →0.82 → 0.18 → 0.19 → 0.13 → 0.13 → 0.09 → 0.14(先月の値)

去年の3月、体の関節のまわりの筋肉が痛いなあと思ったら、わずか3日で寝返りも打てないほどの痛みが全身に広がった。
1ヶ月ほど病院を転々として、やっと診断された病名は「リューマチ性多発筋痛症」。
一日10mgのステロイドを飲むと、ウソのように痛みが消えた。
その後は、痛みとの戦いというより、いかにしてステロイドを減らすか、という1年間だった。

ステロイドは、痛みも消えるけれど、副作用も大きい。現に、血糖値が高くなり、コレステロール値も高くなった。骨粗鬆症になりやすいので、予防のクスリを飲んでいる。

このままでいったら、来月は、0になるのか、それとも0.5mgになるのか。
最近は、水泳をしているせいか、腕はあまり痛くはないのだけど、両手首が痛いことがある。なるべく暇があると、手首を動かすようにしている。

「能面」の展覧会(追記あり)

2008-05-12 12:13:25 | 20・日々のできごと
友人のお父様の遺作展のお知らせ。

斧三 能面遺作展

日時 : 2008年6月6日(金)~8日(日)

会場 : 文京区シビックセンター1F(展示室1-B) 

地図 クリックで拡大


時間 : 10:00~19:00(但し初日は15:00より)






主催者のコメントより。

『能面を目の前で見るチャンスは、一般的には余り無いことだと思うので、良かったら足を運んでいただけると幸いです。翁(ニコニコしたおじいさん)、小面(若い女性)、般若(角が出た怖い顔)といった代表的なものや、幽霊のようなちょっと気味の悪いのや、狂言に使うユーモラスなものなど、いろいろあります。』

ところで、この遺作展は、小野光康氏の3人の娘さんたちによって開かれる。
3姉妹の一番末っ子が、私の友だち。
小・中学校で、同期の人なら、おそらく知らない人はいないでしょう。
もし興味を持たれた方がいましたら、ぜひ会場に足を運んでくださいね。


私も父が亡くなってから、あの時どういう気持で写真を撮っていたんだろうか。とか、その後なぜ撮るのをやめたのだろうか。とか、そんな話しをもっと聞きたかったなあと思うことがある。
ところが、話しが聞ける頃は、父の内面に対する興味よりも、自分のことで精いっぱい。今となっては、残されたものを見て、あれこれ想像するしかない。

主催者の友人と一緒に、小学4年生の時に遊んでいる写真。父が撮ってくれたのだけど、フィルムの保管がよくなかったので、あまり鮮明ではない。




これではわからないかもしれないので、もう一枚別の写真を載せておく。




プール13回目

2008-05-11 21:06:35 | 11・健康
しとしと雨の中、プールに出かけた。
なんか今日は、腕の付け根が痛いなあと思っていたら、昼に気づいた。
朝ステロイド2mg飲むのを忘れていた。

今週火曜日は、「リューマチ性多発筋痛症」の診察のために大学病院に行く日。
1mgになるかな? それと、次の診察日までの間に、パリ、ドイツ旅行に出かけるので、病名と投薬されているクスリの詳細を書いてもらわなくてはならない。

去年、そういうのを何も持っていかず、中国で急性胃腸炎で倒れたので、通訳の人にご迷惑をおかけした。
ふだん、そんな風に病気になったこともなかったので、医師から書いてもらうことなど、考えもしなかった。
2病抱えると、海外旅行も簡単ではないということだ。

雨の一日

2008-05-10 11:31:38 | 20・日々のできごと
今日は、ホイッスル山の会で、三つ峠~本社が丸山に行く予定だったが、雨で中止になった。
このところ、ずっと山や、山スキーに行っていたので、久しぶりにゆったりと過ごしている。
朝も、6:00まで寝ていたけど、まだまだ眠れそうだった。山に行っていたら、4:30頃には起きたのだけどね。
去年の今頃は、闘病中だったことを考えると、行ける限り行きたいという気持になってしまう。再発したら、また行けなくなるし。
行けるときには、行く。というのが今年の方針。

もし来週か再来週、晴れたら、今日行きそびれたので、1日くらい山登りに行こうかなあと思っている。
来月は、トントンとヨーロッパに行くので、おそらく山登りに行く時間はとれないだろう。
7月には、もう本格的な登山シーズンになるので、今月に行って、鍛えておきたい。

仙丈ヶ岳のブログにも書いたけれど、築地山岳会の会長は、今77歳である。
朝2時に起きて、築地市場まで、6kmの道のりを歩いて仕事に通っているそうだ。6kmといえば、1時間半か? その時間寝ていた方がいいと思うのがふつうの人で、誘惑に負けないから、今もあんなに健脚でいられるのだ。




今日、途中から見たのだけど、NHKで三浦敬三さんが立山の御山谷を滑降している映像が流れた。96歳の時のものだそうだ。すごいなあ。すごいのは滑降することより、むしろ一の越までの斜面を自力で登れるということだろう。
今年は立山・テレマークスキーに行けなかったけれど、来年はぜひ行って滑ってみたい。

カルガモの赤ちゃん誕生

2008-05-08 17:55:32 | 15・心に残ること
5月5日に山から帰ってきた翌日は、母の病院に行った。
なんとなく、毎年5月の声を聞くと、そろそろかな~と思って、中庭を見に行く。

今年もいた! いた!! カルガモの赤ちゃん。




毎年見るけれど、今年ほど小さいヒナを見るのは珍しい。
それもそのはず、5月4日に誕生したということで、まだ2日しかたっていない。

去年は? と思ってブログを見ると、最初に気づいたのは5月12日だった。

全部で何羽いるかな? 



11羽である。

でも、たいてい、こんな風に全部一緒にはいない。2羽くらい自由気ままなヒナがいる。
この時も、1羽か2羽、泳いでいる。
お母さん、そんな方を探したってダメだよ。ヒナが泳いでいるのは、写真の左の下の方なんだから。




カラスに襲われずに、大きくなるんだよ。

2日目・仙丈ヶ岳(3033m)登頂

2008-05-07 06:42:27 | 3・山の日記
■5月4日

4:00 起床
朝食をすませ、外に出たら、すでに明るく、ヘッドランプはいらない。けれど、後々反省するのは、ここでもうあと1時間(せめて30分)早くでたら、その日の行程が、もう少し楽だった。

長衛荘の前で、アイゼン、スパッツなど装着。行く支度を整える。




5:00 出発。

このような森の中を行く。40年ぶりの大雪ということだったけれど、雪の表面は凍ってなくて、ずぼずぼと踏み抜いたあとがある。その雪のために、その日は、一日中苦戦を強いられる。




2合目~3合目は、アップダウンがあるので、高度がかせげず、相変わらず長い。

7:15  大滝の頭(5合目)
けっこう急登だと思いつつ、5合目に到着。




さらに登ってゆくと、樹林がなくなり、真っ白い雪面が広がる。わくわくする瞬間。




後ろに甲斐駒が岳。




築地山岳会の会長。77歳。
今も現役で築地市場で働いているということで、毎朝2時に起き、市場まで6kmの道のりを歩いて通っているそうである。すごい元気! 健脚!!
山スキーもされるそうで、去年奥様に内緒で新しい板を買ったとか。




9:00 小仙丈。

ものすごい風が吹いている。ここでストックからピッケルに持ちかえる。
ピッケルがなく軽アイゼンのMさんは、ここから引っ返す。




そこからは、眺めもすばらしく、仙丈ヶ岳に登りにきてよかったという気持になる。

左の奥に仙丈ヶ岳が見える。



気持ちのいい斜面を登って行く。



ところどころ、雪がやわらかく、足がもぐって、時間をとられる。

この人だかりは、足がすっぽり埋まった良流娯さんを救出してくれている、他のパーティーの人たちも混ざっている。




稜線歩きに時間がかかり、11:00までに仙丈ヶ岳に着かなかったら、そこから引っ返すことになる。その日最終のバスに乗り込む、それがぎりぎりの時間。みんなで慎重に急ぐ。




がんばって登り続け、とうとう最後の登りにさしかかる。上は山頂。




10:50 仙丈ヶ岳山頂。
荷物もおろさず記念撮影。私はいつもの「ヤッホー♪」を送りたいと、携帯をいじっているが、とうとう送る時間がなかった。




いつか登った北岳を背景に、ピッケルデビューした良流娯さんが、登頂できて喜んでいる。よかったね、登れて。




11:00 下山開始。
もうちょっと長くいたかったが、とても無理であきらめる。




12:10 小仙丈。

その少し下で、シリセードーを楽しむ。




まだらもようの雷鳥に会う。カワイイ!




14:15 長衛荘
  
ここに14:00に到着していないと、間に合わない。
そうしたら、長衛荘のおかみさん、小松さんが途中まで、リュックだけ運んであげるといってくれる。そのおかげで、助かった。重い荷物を持っていたら、とても16:00の最終バスには間に合わなかった。

16:00 最後尾の私と良流娯さん、歌宿のバス停に到着。
11時間歩行の一日だった。昼ごはんを食べる時間はとれず、行動食のみ。疲れたけど、登れたので最高の登山だった。



1日目・仙水峠まで

2008-05-06 09:20:17 | 3・山の日記
■5月2日(金)

私と小笹さんと良流娯さんは、2日(金)の朝新宿を出る「南アルプス号」にのって、ふもとの宿「仙流荘」まで行った。
昼の12:25頃には到着。その後、昼ごはんを食べ、近くを散策して過ごした。
築地山岳会の人たちは、その日仕事なので、到着したのが夜の11時頃。


■5月3日(土)(1日目)

4:45 起床
初対面の築地山岳会の4人の方々と「はじめまして」のご挨拶もそこそこに、急いで朝ご飯を食べ、バス乗り場へ行く。歌宿から歩くために、スパッツをつける。




6:05 2台の始発の村営バスに分乗して、出発。

7:05 バスから降りると、雨が降っている。身支度を整えて、歌宿を出発。




こんな道を歩いていく。この道は、歩いても歩いても、ずっとカーブが続いている。夏は北沢峠までバスが通っている。




雪崩が起きて、道をふさいでいる。




9:00 北沢峠にある「長衛荘」到着。今晩はそこに泊まる。すぐに、荷物の整理をして、小屋に置いていく物をとりだし、甲斐駒が岳方面の道を出発。

道もつるつるなので、アイゼンをつける。




この日は、晴れ間が出たと思うと、雨になり、なんとなく不安定な一日。
途中、仙水小屋のおやじさんに、今年は40年ぶりの積雪なので、甲斐駒が岳は無理だよといわれる。

このような山道を登って行く。



ロープが張ってあるところを通過。




仙水峠目ざして登って行く。




日が出ると、暑い。



11:30 仙水峠着(2264m)

ここから駒津峰まで登る予定だったが、時間もけっこうかかっているので、ここで昼ごはんを食べてから引っ返すことにする。

12:20  みんなで記念撮影をしてから下山。




仙丈ヶ岳の上の方はガスがたちこめている。




1:40 長衛荘着




その後は宴会を楽しむ。



明日の仙丈ヶ岳登山に備え、早い人は7:00に寝てしまい、遅い人も8:00には寝る。