◇ 57年前は153人だった = 厚生労働省の集計によると、100歳以上の高齢者は9月15日時点で8万0450人。前年より9176人増えた。女性が7万0975人、男性が9475人となっている。統計をとり始めた1963年には153人しかいなかったが、1981年には1000人、1998年には1万人、2012年には5万人を超えている。
人数が最も多いのは東京都で6694人。次いで神奈川県、大阪府の順。最も少ないのは徳島県の579人。次いで鳥取県、福井県の順となっている。ただ人口10万人当たりでみると、1位は8年連続で島根県の127.60人。次いで高知県、鳥取県の順。最少は31年連続で埼玉県の40.01人。東京都は全国で42位、大阪府は44位だった。
最高齢者は、福岡市に住む田中カ子さん。明治36年生まれの117歳。明治・大正・昭和・平成・令和を生き抜いてきたのだから凄い。ギネス・ブックが認定した世界一の長寿者でもある。男性では奈良市の上田幹蔵さん、110歳。明治43年生まれだ。お二人とも元気で、受け答えもはっきりしているという。
ただ残念なことに、厚労省の調査では100歳以上の高齢者のうち、介護などの必要がない健常者がどのくらいいるのか。その集計がない。長生きは結構なことだが、本当に目出度いのは健康で長生きすることだろう。人口10万人当たりの健康長寿者がいちばん多いのは、どこの県なのか。毎年、発表してもらいたいものである。
≪17日の日経平均 = 下げ -156.16円≫
≪18日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
人数が最も多いのは東京都で6694人。次いで神奈川県、大阪府の順。最も少ないのは徳島県の579人。次いで鳥取県、福井県の順となっている。ただ人口10万人当たりでみると、1位は8年連続で島根県の127.60人。次いで高知県、鳥取県の順。最少は31年連続で埼玉県の40.01人。東京都は全国で42位、大阪府は44位だった。
最高齢者は、福岡市に住む田中カ子さん。明治36年生まれの117歳。明治・大正・昭和・平成・令和を生き抜いてきたのだから凄い。ギネス・ブックが認定した世界一の長寿者でもある。男性では奈良市の上田幹蔵さん、110歳。明治43年生まれだ。お二人とも元気で、受け答えもはっきりしているという。
ただ残念なことに、厚労省の調査では100歳以上の高齢者のうち、介護などの必要がない健常者がどのくらいいるのか。その集計がない。長生きは結構なことだが、本当に目出度いのは健康で長生きすることだろう。人口10万人当たりの健康長寿者がいちばん多いのは、どこの県なのか。毎年、発表してもらいたいものである。
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≪18日の日経平均は? 予想 = 下げ≫