◇ ダウは最高値を更新中 = 年が明けても、株価の高騰が止まらない。ダウ平均は先週491ドルの値上がり。連日のように史上最高値を更新、終り値は3万1100ドルに接近した。ナスダックやSP500も、高値を更新している。ジョージア州の選挙で民主党が勝ち、ブルー・ウエーブ(大統領・上下両院が民主党)が実現。バイデン積極財政が始まることへの期待が高まった。半面、コロナの拡散には完全に目をつぶっている。
日経平均も先週は695円の値上がり。週の前半は下げたが、木曜と金曜日だけで1000円以上も上昇した。終り値では30年ぶりに2万8000円を回復している。株価をこれだけ押し上げる要因は見当たらず、ほとんどニューヨーク市場の活況に引きずられた形。景気敏感株もハイテク関連株も買われている。ただ東京市場でも、コロナの拡散は無視された。
来週20日、アメリカではバイデン氏が第46代の大統領に就任する。ここからアメリカの政治・外交・経済・社会が、大きく変わるのかどうか。どのように変わるのか。その一方、投資家はとうとうコロナの蔓延も景気の下落も、眼中に入れなくなったようだ。ある意味では、完全なバブル症状だとみてもいい。こうした状態が、いつまで続くのか。何がきっかけで、バブルは破れるのか。判らないことが、束になって現われてきた。
今週は12日に、12月の景気ウオッチャー調査。14日に、11月の機械受注と12月の企業物価。15日に、11月の第3次産業活動指数。アメリカでは13日に、12月の消費者物価。15日に、12月の小売り売上高、工業生産、生産者物価。1月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が11日に、12月の消費者物価と生産者物価。14日に、12月の貿易統計を発表する。
≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ≫
日経平均も先週は695円の値上がり。週の前半は下げたが、木曜と金曜日だけで1000円以上も上昇した。終り値では30年ぶりに2万8000円を回復している。株価をこれだけ押し上げる要因は見当たらず、ほとんどニューヨーク市場の活況に引きずられた形。景気敏感株もハイテク関連株も買われている。ただ東京市場でも、コロナの拡散は無視された。
来週20日、アメリカではバイデン氏が第46代の大統領に就任する。ここからアメリカの政治・外交・経済・社会が、大きく変わるのかどうか。どのように変わるのか。その一方、投資家はとうとうコロナの蔓延も景気の下落も、眼中に入れなくなったようだ。ある意味では、完全なバブル症状だとみてもいい。こうした状態が、いつまで続くのか。何がきっかけで、バブルは破れるのか。判らないことが、束になって現われてきた。
今週は12日に、12月の景気ウオッチャー調査。14日に、11月の機械受注と12月の企業物価。15日に、11月の第3次産業活動指数。アメリカでは13日に、12月の消費者物価。15日に、12月の小売り売上高、工業生産、生産者物価。1月のミシガン大学・消費者信頼感指数。また中国が11日に、12月の消費者物価と生産者物価。14日に、12月の貿易統計を発表する。
≪12日の日経平均は? 予想 = 下げ≫