◇ インド型が東南アジアに拡散中 = 世界の感染者は1億5520万人、前週より556万人増えた。死亡者は324万1798人で、9万0655人増加している。ワクチンの接種が進んだアメリカの死亡者数は1週間で4943人の増加、イギリスは96人の増加にとどまった。その半面、インドの状況は壊滅的。感染者は1日で41万人も増え、死亡者も4000人に近い。1週間の死亡者は2万5336人にのぼっている。
そのインド型変異ウイルスが、東南アジア諸国に拡散し始めた。これまで比較的に感染が抑えられてきたネパール、タイ、カンボジアなどで、陽性者の数が急増している。このためマレーシア、インドネシア、シンガポールなどでは、最大級の警戒体制をとり始めた。東南アジア諸国はワクチンの供給も少なく、今後の推移を注視する必要がある。
日本の感染者は、7日午前0時の集計で累計62万2695人となった。前週より3万3655人の増加。死亡者は1万0625人、1週間で408人増加した。改善の兆しは見えていない。このため政府は東京・大阪・京都・兵庫に対する緊急事態宣言を31日まで延長、さらに愛知と福岡にも範囲を広げることになった。これでインド型ウイルスの拡散を防げるかどうか。
感染率が高く、ワクチンの有効性も下げるといわれるインド型の変異ウイルス。すでにアメリカは予防のため、インドからの入国を禁止に踏み切った。日本は現在、インドからの入国者に対して3日間の隔離を強制している。政府はこれを6日間の隔離に強化する方針だが、それで十分なのだろうか。どうにも手ぬるい感じは否めない。
≪7日の日経平均 = 上げ +26.45円≫
【今週の日経平均予想 = 1勝1敗】
そのインド型変異ウイルスが、東南アジア諸国に拡散し始めた。これまで比較的に感染が抑えられてきたネパール、タイ、カンボジアなどで、陽性者の数が急増している。このためマレーシア、インドネシア、シンガポールなどでは、最大級の警戒体制をとり始めた。東南アジア諸国はワクチンの供給も少なく、今後の推移を注視する必要がある。
日本の感染者は、7日午前0時の集計で累計62万2695人となった。前週より3万3655人の増加。死亡者は1万0625人、1週間で408人増加した。改善の兆しは見えていない。このため政府は東京・大阪・京都・兵庫に対する緊急事態宣言を31日まで延長、さらに愛知と福岡にも範囲を広げることになった。これでインド型ウイルスの拡散を防げるかどうか。
感染率が高く、ワクチンの有効性も下げるといわれるインド型の変異ウイルス。すでにアメリカは予防のため、インドからの入国を禁止に踏み切った。日本は現在、インドからの入国者に対して3日間の隔離を強制している。政府はこれを6日間の隔離に強化する方針だが、それで十分なのだろうか。どうにも手ぬるい感じは否めない。
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