魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

本日は午後より営業

2011年12月18日 | ワイン ~2020年
本日は午後2時くらいから営業いたします。


もう年末ですが、当店はちょっとだけ用事を済ませてから、営業いたします。

基本的に本年は休まず営業いたします。



ちょっとだけ早じまいする日もあるかもしれませんが、その時はまたお知らせ
いたします。

美味しいワイン、ギフトにも、そしてクリスマスや年越しワイン、お正月用
のワインもぜひお求めください。


“美味しいワインで幸せなひとときを”

お届けできることを心より願っています。


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時間を重ねて

2011年12月18日 | ワイン ~2020年
昨日からいろんな人間ドラマを感じました。


とある音楽の先輩の夫婦間のトラブルがとても残念な結果に終わったこと。
とてもショックでした。

言わなくても伝わること。ちゃんと言わないと伝わらないこと。

そんなこんなの行き違いって、誰と誰でもきっとあることなのでしょう。
大切な思いは伝えておかないと生涯悔いを残すかもしれません。
(私が偉そうに言うことでないことはわかっています)



その後、とあるお客様、私よりも少しだけ年配の方ですが、奥さまを亡くされ
た話を偶然お聞きして・・・またしてもショック。


こちらとて、伝えたくても伝えることができない気持ちが、きっと溢れんばか
りにあったことでしょうねえ。


数年後の自分自身に置き換えてみると、いたたまれない気持ちになります。


さすれば、みな様の後悔しない人生を、前向きな人生を願わずにはいられません。





さて、今宵はちょっと昔に思いを馳せます。
19年前に乾杯!です。輸入元のサンプル試飲、今日が最後です。






1992 ヴェーレナー ゾンネンウーア アウスレーゼ(ヨセフ・クリストフェル)
   (独、モーゼル地区、リースリング種、白、4千円程度)

1992年のほぼ20年もののドイツ甘口です。

感激してしまいますね。

特にドイツは普段ならまず選ばないし、飲まないからなおさらです。


香りはアプリコット、パイン、パッションフルーツ、洋ナシなどニュアンスの
あるフルーツ香に蜜、松ヤニ、シンナーなど。


味わいは甘いですが、熟成の深みもあって、濃くちょっと沈んだイメージです。
しかし酸もしっかりとあり、輪郭もはっきりとしているので、飲んでいて気持
ちがいい。

とっても美味しいけど・・・・・甘口はたくさんは飲めないです。


これをお求めの客さまは、あまりいらっしゃらないと思うので、入れることはし
ません。でもこういった経験も時々は必要で、不遇な目にあっているドイツワイン
を見直すきっかけかもしれません。

世界も広くて、時間の積み重ねも奥深いのですよねえ。(しみじみ~)

人間ドラマも、時間が経つと美しく変わっていくのでしょうか。

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