魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

池島を思い飲むピノ

2011年12月08日 | ワイン ~2020年
私のような炭鉱マニア?にはかなり期待の映画、「信さん・炭坑町のセレナ
ーデ」が長崎セントラル劇場にて上映されるようです。12/17から12/30まで。
長崎セントラル劇場にて。

大好きな池島にてロケがあったらしい。


う~、この年末に行ける状態かどうか?
なんとか仕事を抜け出して行きたいなあ。


もういつも仕事を抜け出すことばかり考えている私・・・・・





そうそう、時期として忘年会もそろそろじゃないですか。


美味しいピノを飲みたいぞ!



というわけで、今宵はこれ。

最近試飲の名のもとにちょっと贅沢しておりますが、多分続きません。
もういっぱいいっぱいです。






2009 モンテリー(パラン)
   (仏、ブルゴーニュ、ピノ種、赤、3千円台)


私の好きなドメーヌ・パランです。

若い当たり年の09年。どこかに赤と青の紫を感じさせる色合い。

香りはクッキー(焼き菓子)とチェリー、イチゴ、ハムなどの肉臭、
木、メンソールにリコリスなどがくっきりと香ってきます。


味わいはさすがに09年。しっかりと成功年らしく濃いめで優等生の
品のある典型的ブルゴーニュです。端正に折り目正しく、甘さで
媚びることなく(といっても甘さはありますが)、角の取れた
コート・ド・ボーヌらしさを持って表現してくれます。

新樽も少しだけ当てがわれているのかもしれませんが、せいぜい
2~3割程度でしょう。古樽の木のような風味に、中心に蜜を含む
媚びない甘さと優しさが次のひとくち、ひとくちを誘います。


多分このブログでも2、3回目の発言かも?しれませんが、ヴォルネー
で5、6千円出すよりは、モンテリーで3千円台で。といった穴場村名
ワインですので覚えておいても損はないでしょう。

美味しいブルゴーニュです。




コメント
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