魅惑のワインと出会う100の方法

デイリーからカルトワインまで、日々探し求めては飲んだくれているワイン屋のおはなし。

備えのための安ワインを!

2011年12月20日 | ワイン ~2020年
北朝鮮の金正日総書記のニュースが世界中に流れました。

彼が亡くなってこの国がどう変わるのか、不安と期待が交差していること
でしょう。

17日に亡くなって19日に発表とは、この国としては確かにラグはありますが、
順当に権力、地位が移譲したと想像します。
激しい混乱や暴走がないことを祈っている方が多いのではないでしょうか。



ワイン業界にはまず関係ないと思われますが、今年はいろんなビッグニュース
が多かったですね。いよいよ今年もま総括をすべき時期でしょうかねえ。

今年のベストワインなどは、考えてから間もなく書くことにしましょう。




飲兵衛さんの私は、「昨日の偉大なワインより、今ここにある安ワイン。」

今、飲める幸せが好きだったり・・・・・そんなことじゃダメですか?!

最近はいつ何があるか分かりません。不安定な情勢の世の中がどう変わっても、
安ワインでいいから、しっかり飲めるワインを確保しておくことは大切ですよね。
10ケース(120本)くらいは自宅にキープしておくことが理想的でしょうか。




ということで、今夜はこれ。






2009 Ch.ド・レングースト
   (仏、ミネルヴォワ地区、ムルヴェードル種主体、赤、千円程度)

香りは沈んだイメージ。プルーン、干したフランボワーズ、ドライフルーツ、
赤土、レザー、香木、スパイスなど。


味わいはつつましやかで、落ち着きがあり、派手でこそなくちょっと内向的。
だけど旨味はしっかりとあって良い線行っています。

タンニンやら酸は程よく申し分なく、ただ、地味目なのに果実味は開き気味
ですので、寿命はそう長くはないでしょう。といっても3、4年は平気で大丈夫
ですので良い感じです。お手軽なので採用できます。美味しいです。

お手軽ワインですが、次回仕入れで入れておきます。

コメント
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