近年、竹で作ったかごが気になっています。
子供の頃は、かごをどっさりと自転車に積み込んで時々売りに回っている、かご売りのおじさんが大好きでした。
「つくしかご」と言っていたかわいいかごを買ってもらい、それを下げて、それこそつくしを取りに行ったり、花を摘んだりしていました。
当時、家には大小さまざまな箕(み)やかごがあって、生活のいろんな場面で、祖母が使っていたのを思い出します。
かごは、生活になくてはならないものだったのです。
今、我が家では、竹のかごがどうしても必要という生活を送っていません。
梅干しを作った年に、梅を干すかごがいるなあ~と思ったり、そうめんの湯切りをするときに使ってみたりと、その程度。
かさが高いものは、逆に邪魔になってしまいます。
でも、わたし、どうしても、買い物かごが欲しかったのです。
祖母の時代の生活とつながりたいと思うからでしょうか?
何年も何年も思い続け、
とうとう、ネットで探索。
虎班竹専門店「竹虎」を見つけ、
ホームページ上では在庫なしになっていたので、
わざわざ電話し、
予約をして、手にいれました。
昨年夏のお話です。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/5e/cb/e2e845dc03e0ba491dfa8a7f02b3fc63.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/1a/13/0c753666246f643a6a30cdda786828ae.jpg)
この「竹虎」さんのホームページ、見るだけでも楽しいですよ~。
もちろんネット上では、もっと手頃な、値段の安い竹のかごもたくさん売り出されています。
でも、わたしは、この竹虎さんのしっかりした作りが気に入りました。
いいものはいいです。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/57/d0/e96d629cef4e873512d7b0aa89e339bf.jpg)
これも、大事に置いておかず、日々使っています。
ご近所のスーパーに持っていったり、ものを入れて飾ったり。
気に入ったものだから、使って使って、ものを生かそう、そう思っています。
このようなものがあるだけで、
何かあったかい気持ちになれるのは、いいですね。