手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

秋の六本木(3)「オルセー美術館展」&「チューリヒ美術館展」・国立新美術館

2014-10-06 | ぶらぶら編


夫のお目当ては、「美術館展」。

最近、テレビで黒柳徹子さんが紹介されていた「チューリヒ美術館展」。

そこで紹介されていたモネの「睡蓮の池」の絵が良かったからか、行きたくなったようです。


わたしも、

夏に六本木に来た時、時間の都合で入ることができなかった

「オルセー美術館展」がまだやっているので、

それに興味があって、

両方をみるために国立新美術館に足を運びました。


六本木ヒルズから歩いて10分くらい。

東京メトロ千代田線の乃木坂駅からは直結しています。

  


平日なのに、美術館内は人・人・人!

わたしたちよりも10歳、20歳。30歳年上の方々ばかり。

もちろん若い人は、学校やら仕事やらで来にくい時間ではありましたが、

それでも、これほどたくさんの人々が美術館に集まるという、高齢者の方々の文化度の高さにはびっくりします。






最初は、「オルセー美術館展」に。


「オルセー美術館展」は、7月からの開催で、もうすでに何ヶ月も経っているし、平日だから、

さすがに空いているだろうと推測。

ところが、ところが、

なんと「チューリヒ美術館展」のほうが空いてました・・・。

「オルセー美術館展」の出品作品リストはこれ!←

わたし的には、

この美術館展のポスターにもなっているエドゥアール・マネの「笛を吹く少年」が

やはり印象的でした。


その他、

子供の頃から図録で何度となく目にしたミレーの「晩鐘」、

セザンヌの「首つりの家」などもありました。


何より圧巻で、さらに「?」と思った作品は、

今回の展覧会のチケットにも印刷されている



クロード・モネの「草上の昼食」

かなり大きな作品。

2枚の絵の合体作品になっていて、さらに2枚の絵のサイズが違ってまして・・・。

ちょっと変わってます。

実は1枚の絵だったらしく、大家さんに家賃滞納のかたに渡していたら、

取り返した時点で痛みが激しくて、痛んだ部分を除いたところ、こんなかたちの絵になったとか。

(ちなみに、同じ「草上の昼食」という題の絵では、エドゥアール・マネのものも有名ですね。)


本当に満腹感のある展覧会でした。

まだまだ混み混みですよ~。



さて、その後「チューリヒ美術館展」に行きました。



このチケットにも載っているクロード・モネの「睡蓮の池」(1916/22年 油彩、カンヴァス 200×600cm) が素晴らしかったです。

作品は、その他に、
エドヴァルド・ムンク 「ヴィルへルム・ヴァルトマン博士の肖像」、
アンリ・ルソー 「X氏の肖像(ピエール・ロティ)」、
ポール・セザンヌ 「サント=ヴィクトワール山」、
エドガー・ドガ 「競馬」、
ポール・ゴーギャン 「花と偶像のある静物画」、
フィンセント・ファン・ゴッホ 「サント=マリーの白い小屋」、
パウル・クレー 「スーパーチェス」、 
ピート・モンドリアン 「赤、青、黄のあるコンポジション」、
マルク・シャガール 「婚礼の光」、アルベルト・ジャコメッティ 「広場を横切る男」などなど。

モンドリアンやクレー、ジャコメッティなどの作品は、単純なのですがかなりのインパクト。


わたしとしては、

思いがけず、大好きな彫刻家エルンスト・バルラハの作品「難民」に出会えたのが、一番嬉しかったです。  





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コメント (8)
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