手帳なわたし

手帳オタクな私。若い時からその時々の生活のスタイルに合わせて手帳を選び、使い方を工夫してきました。私の今の究極をご紹介。

一本のお電話から

2022-08-02 | 聖書のことば
(↑夕闇迫る「銀座和光」)



”わたしの魂よ、主をたたえよ。
わたしの内にあるものはこぞって聖なる御名をたたえよ。
わたしの魂よ、主をたたえよ。
主の御計らいを何ひとつ忘れてはならない。
主はおまえの罪をことごとく赦し、病をすべて癒し、
命を墓から贖い出してくださる。
慈しみと憐みとの冠を授け、
長らえる限り良いものに満ち足らせ、
鷲のような若さを新たにしてくださる”
                    詩篇103編1〜5節



先日、一本のお電話がありました。

それは先週送った絵手紙に対するお礼のお電話でした。




わたしより一回りほど年上の

わたしが結婚してこちらに来て、

今の教会に通うようになって出会った方。


わたしの出産から子育ての最中も、

よく声をかけてくださった方々の一人です。


息子が小さいときは、

彼女の旦那さんが色々誘ってくださり、

お家の庭で柿や栗を拾ったり、

金属を加工して駒を作ってくださったり、

家族でおうちカラオケをさせてもらったり、

思い返せばご夫妻で

わたしたち家族に色々関わってくださいました。


しかしその旦那さんは、このコロナ禍のもと、

入所されていた介護施設で急逝されてしまいました。

コロナの関係で、家族だけでの密葬となり、

わたしたち教会のメンバーは旦那さんとの直接のお別れができませんでした。


そして今度は、

奥様の方が体調を崩されて入退院を繰り返されることとなったのです。


でも、

「お礼の手紙を書く気力がなくて、お電話しちゃった」と言われるその声は、

かつての元気なOさんそのもの。

「体重も30kg台になっちゃって、ガリガリなのよね」とも。


きつい抗がん剤治療をされているため、

教会でお会いした時にも、確かに随分痩せておられましたが、

おしゃれな方で、

薬で髪の毛が抜けてしまってる頭にターバンのように美しい布を巻いて、

華やかな色の洋服に身を包み、それは素敵。

病気の人のようには見えませんでした。


「神様が生かしてくださる限り、頑張って生きるから」という彼女の言葉には、

から元気とかでは全くなく、

神様を信じる彼女自身の生きることへの信念が感じられて、

わたしの方がとても励まされました。


わたしとしても、

面と向かっては、なかなか言えない「これまでのお礼」も、

今回電話ではしっかり伝えることができて、

ぎゅっと中身の濃い話をできたのは感謝なことでした。


わたし、

最近は、どなたに対しても、

出会った時、電話でも何でも話ができた時には

きちんと自分の気持ちを伝えようと考えています。


それは、自分も歳を取り、

「次がある」と思わない方がいいと思うようになったからです。


昨日も40年来の友人と銀ブラをし、

新宿で別れましたが、

その「還暦の会」は、

出会いからこれまでの日々を思い返し、

感謝を伝え合った会となりました。


これからも一つ一つの与えられた出会いを感謝して、

その気持ちを折りあるごとに相手に伝えていきたいと思います。


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