モザイクミュージアムを見終わった後は、Sさんとサカエストリートへランチしに行った。
モザイクミュージアムから徒歩約5分。
表れたのはタイル尽くしの建物。
ぷにょさんのブログでは見てたけど、やっぱりすごい!興奮!
店内に入ると玄関からまたまた違ったタイルが貼り巡らされている。
お店は古い酒屋さんだった建物を店主さん自ら改装し、地元のボランティアの方々とで
タイルを貼られたという。
今ではあまり見かけないデッドストックの懐かしい模様のタイルなどがいい味わい。
釉薬見本として使われていたタイルなどもあって、
同じ模様で釉薬の濃淡や色味のグラデーションが見られ、雰囲気があっていいなあ。
店内はカフェ&バーというだけあって、夜の雰囲気もするけど、
あちこちに使われたタイルがその雰囲気をいっそう引き立てる。
マーブル模様のモザイクタイルがベースになったたばこケースが店内のアクセントに。
私たちのテーブルに貼られたタイルも素敵だなあ。
こんなダイニングテーブルあれば、売れるよなあ。
注文が来る間、店内のタイル捜索へ。
今も人気のコラベルだけど、ちょっと大きめ?
昔も流行っていたんだろうか。
コラベルを縁取りした小粒のモザイクタイルもかわいいなあ。
あ、この額縁はさっきモザイクミュージアムのショップで売ってたので、私も購入したものと同じだ。
外国へ輸出用に作られていた額縁だと言われてた。
たしかに日本ではとても使われなさそうなバタくさい?デザイン。
こうして中もモザイクタイルを敷き詰めたら可愛いなあ。
こちらは店主さんが作られたものだそう。
玄関の壁はその額縁を贅沢にも割って、モールディング状に貼り付けたもののようだった。
このカフェの中のタイルを見ているといろんな貼り方やデザインがあって面白い。
プロではない有志のボランティアの方々が手掛けたものだというが、どれも個性的でセンスがあった。
さすがタイルの町の有志!
階段にも効果的に貼られたタイル。
この貝のような石のような縞模様のタイルも面白いなあ。
こちらはお座敷の上がり口に玄関マットのように敷かれたタイル。
近くのごみステーションにもこれと同じデザインがあったけど、素敵だなあ。
お座敷の奥の壁にもタイルが貼られてた。
子連れや団体客にもよさそうなスペース。
こんなところにも抜かりなく
男子トイレ見た?と言われて見に行くと、
うわ~、これも圧巻!
こちらも釉薬見本の同じ模様の色合いが微妙に違うタイルが並べられている。
お店の方はこの釉薬見本のやわらかい色合いが好きで、使ったと言われていた。
女子トイレの方はもう少しシンプル。
この自由さがいい感じ。
怒涛のタイルワールドをじっくり味わってるうちにランチがやってきた。
ランチは3種類から選べて、私はオムライスにしたけど、サラダも盛りだくさんで、オムライスはガッツリ、
お味も美味しくて大満足。
が、しかし、私たちがいる間、誰一人お客さんが入ってこなかった・・
モザミューにはそこそこ人がいたのになあ。
タイル好きならこのお店も絶対好きなはずなんで、ぜひみんな訪れて欲しいなあ。