旧乾邸の近くに白鶴美術館があるとチェックしていたのでこの日は白鶴美術館→旧乾邸へと回った。
子どもたちはその間、少し離れた「灘浜サイエンススクエア」で旦那と共に遊んだ。
白鶴美術館は白鶴酒造七代嘉納治兵衛(鶴翁)が、昭和6年古希を記念して設立し、昭和9年完成開館した私立美術館の先駆けともいえる美術館。
所蔵品の中心は中国と日本の古美術品で商周時代の青銅器が充実している。
建物や庭園も見どころでこの本館の建物は登録有形文化財となっている。
私が来た時は他に一人もお客はおらず静かな庭園、美術館を楽しめた。
展示室は撮影禁止。
この写真は買った絵葉書を写したもの。
青銅器のこの緑、ほんとに美しい~
中には緑の錆だけでなく、赤褐色や藍色などの錆が出ているものもあってなんとも言えない景色を作り出していた・・
更に魅力的なのは青銅器のこの文様。
よく見るとただの渦巻きではない複雑怪奇な文様がたくさん~
この青銅器の中にもさまざまな動物文様が隠されている。
館内もオリエンタルなムードがあふれる。
各所の照明のデザインにも特徴があり、これは白鶴の鶴のマークが入っている。
この唐草文様の丸い照明もかわいかった。
同じ唐草文様で外側に電球がいくつか飛び出ているデザインのものも
今回十数年ぶりに訪れたが新館が出来、こちらは中近東の絨毯を集めたミュージアムになっていた。
よく見るとこの赤茶けた塀はなんと錆びた鉄板!?
建物は旧館とうって変わってモダンな雰囲気に。