旧深谷商業学校の後、訪れたのは深谷日本煉瓦史料館。
こちらには日本煉瓦製造株式会社の旧煉瓦施設の一部であるホフマン輪窯、旧事務所、旧変電室が重要文化財として残されている。
旧事務所は明治21年にドイツ風建築様式でドイツ人技師の居宅兼事務所として建てられた。
現在は煉瓦史料館として活用されている。
史料館では日本煉瓦製造株式会社のあゆみやれんがのできるまで、などの展示。
史料室の照明
れんがの仕上げ用のたたき板や刻印などの展示
れんがの種類いろいろ
集会室
集会室には舞台もあって、日本煉瓦製造株式会社の社章も入れられてた。
こちらのサンルームのような部屋はベランダ部分。
建物を裏手からみたところ。
明治39年に建てられた旧変電室。
従来までの蒸気機関から電動機に切り替えるために建てらえたそう。
そしてホフマン窯の見学へ。
現存しているのは明治40年に建てられたホフマン輪窯6号窯のみで、最盛期には6基の窯が稼働していたそう。
ホフマン窯は連続焼成が可能な輪窯で内部は18室に分かれ、月産65万個焼かれていたそう。
昭和43年まで約60年間使用されていたのだとか。
内部をぐるりと1周歩けるのかな?と思ったが耐震性の関係で入口から見通すのみだった。