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東京建築&タイル巡り2024【カトリック碑文谷教会&明治生命館他】

2024-10-19 | 建築巡り・街歩き【その他】


在廊二日目、朝活に以前から行ってみたかった碑文谷教会へ訪れた。
碑文谷教会は、1954年にサレジオ会により建立。


ちょうどこの日は、ミサが行われるということで、信者さんがおられ
少し早目に照明もつけてくださった。
美しい~天井画が圧巻。。
信者さんが言われるには、一人のイタリア人修道士が、故郷の教会を思い出し、3年がかりで天井画を描いたという。
とても緻密で華やか。








祭壇周りもとても豪華である。




イエスと十字架の背景は、モザイク画で描かれ、


手前には、最後の晩餐を描いたモザイク画も。



王冠のようなシャンデリア。


縦長のアーチ窓には、ステンドグラスも入っている。








後方の扉上部にもフレスコ画







聖堂内のあちこちには、作風の違った宗教絵画が描かれている。







とても見応えのある聖堂を堪能。


最寄りの学芸大学駅までの道すがら
気になったやきもののお店。閉まってたが・・


扉に貼られたタイルもいいな。


門や面格子のアイアンワークが凝っていたお宅。









そして公開中だという明治生命館へ向かう。
途中、国際ビルヂング前を通ったので、
あのエレベーター周りのモザイクタイルを観に寄る。


何度見てもいいな~
モザイクタイルもいいし、この白い大判の中央が凹んだタイルもいい。





最高~見に寄ってよかった。




そして明治生命館へ到着。
1934年、岡田信一郎設計。昭和時代の建築物として初の重要文化財に。
コリント式柱が並ぶ重厚な外観。


ロゼットが貼られた重厚感のあるブロンズのドア。


大理石がふんだんに使用された内部空間。






天井は、中央部はガラス屋根のトップライト、周囲は漆喰と石膏彫刻による八角形の装飾が施されていて、重厚感あふれる空間だった。


回廊のシャンデリア。


会議室


こちらは、元食堂。
配膳用のエレベーターが並んでいた。


階数表示板。


アール・デコな通気口。


食堂は、会議室に比べると、部屋の中央部分の天井にゆるやかなアーチがあったり、やわらかな印象。



アーチには、葡萄の蔦が描かれた漆喰のレリーフが細やか。


大理石と陶製のタイルでできた暖炉。
孔雀らしき鳥が向かい合うレリーフ。



 各階に設置された米国製のメールシュート。








応接室の家具や絨毯までもが豪華絢爛で見惚れた。








階段ホールも大理石尽くしに。



この後は朝活終了し、一路茶嘉葉さんへ在廊へ向かった。


在廊後、帰りのバスまでの時間に訪れた大江戸線西新宿五丁目駅の陶板アート。
大胆にカットされ組み合わされた陶板・・抽象画かなと思いきや、
遠目で見ると、山並みや雲の合間に鳥が飛んでいるようにも見える。




寄って見ると、それぞれの陶板には石目だったり、網目のようなもの、つるんとした光沢のあるもの、いろんな質感が楽しい、タイル好きを刺激するアートだな。




更に教えて頂いた、東中野の「モーゼ」で夕食を。


ウニとしめじのパスタ、濃厚で美味しかった。


教えて頂いた通り、床タイルも可愛かった。


通りがかりに東京交通会館の矢橋六郎の大理石モザイク画
も見ていく。


近づくと、やはりひとつひとつの石の存在感がすごいなあ。







螺旋階段のある吹き抜けは、夜はこんなライトアップがされてた。


最初の二日間の在廊を終え、帰宅。

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