第一敷島湯を見学&入浴させて頂いた後は、ちょっと移動して、
淡路にある、これまた元銭湯を改装したクラフトビール工場兼直売場、上方ビールへ伺った。
夕方5時までと、閉まる時間が早かったのに、第一敷島湯でのんびりし過ぎてしまい、電話連絡してなんとかお願いし、閉店時間少し前に到着・・
外観は一見、普通のお家のような、銭湯でも工場でもない雰囲気だけど、
一歩、玄関へ踏み込むと、そこには確かに銭湯の面影のあるモザイクタイルがちりばめられている。
元の銭湯は御幸温泉。
看板が残されていた。
2017年に経営者の高齢化や設備の老朽化に伴って廃業されたところ、
この施設を生かしてクラフトビールの醸造所として活用されることになったそう。
玄関だけでもこんなに多種類のタイル
この段差部分のタイルは初めてみるようなワンポイントが入った面白いデザイン。
水色の花のタイルはとっても可愛い。
元女湯の脱衣所がビアバーとなっていて、おつまみなど持ち込みOKで、
くつろぐことができる。
赤、緑、黄色とそろったチューリップのような照明がレトロで可愛い。
ロッカー付きのベビーベッドなどもそのまま残されている。
そして浴室へ。
大きな浴槽はピーナッツ型に。
奥にはサウナも。
オリジナルの銭湯ビールは、牛乳瓶に入っているのがユニーク。
ビールを飲みつつ、タイルを楽しむ。
丸モザイクに花火のような模様のタイル。
浴室はきれいに手入れされていたようで、古さを感じさせず、
冬の間はちょっと寒いけど、暖かくなったらこの浴室スペースで、タイルを愛でながら飲み食いするのもいいなあ。
サウナ室の境のアーチ壁面はオレンジ色のタイルが鮮やか。
電気風呂の跡・・
浴槽に沿ってタイルも緩やかな曲線を描く。
中心に花があしらわれたタイル。
ガラスブロックとタイル。
男湯の方は見せてもらうことはできなかったが、
男湯の浴室にはビール醸造に必要なタンク類や機械が納められ、脱衣場は事務所になっているそう。
銭湯は大容量の水を使うため、基礎がしっかりしていて、多くのタンクが置け、
太い排水管があるため、改造することなく使うことができたのだそうで、
太い排水管があるため、改造することなく使うことができたのだそうで、
銭湯はビール工場に適している。とのこと。(おいてあった冊子より)
元銭湯のカフェはあるけど、ビール工場とは斬新で、すごいアイディアだなあ。
淡路駅からの行き帰りにも魅力的な建物などに遭遇。
緑のタイル貼りの渋川医院。
五つも並んだ縦長のアーチ窓がおしゃれ。
こちらの玄関ポーチ床のタイルのデザインも素敵だなあ。
ポーチの壁面には深緑のタイルがきれいだった。
こちらもタイル貼りの建物。
二階の窓の面格子が面白いデザイン。
こんな面格子も。
蔵のある立派な門柱のあるお宅は元旅館のよう。
この日も一日盛りだくさんで楽しかった。
ご一緒してくれた皆さんありがとうございました。