この異食文化の会の発端ともなったビルマ料理、そのビルマ料理を味わせてくださったビルマ人のビルマ語の先生、テッテさんが
再び日本にやって来られた。
今日はそのテッテさんと4年ぶりの再会&ビルマ料理の会を催すことに。
その懐かしの料理、モヒンガーを作ってくださるとのこと。
ビルマではモヒンガーは屋台の朝食で食べるポピュラーなもの。
向こうではこんなモヒンガーのセットが売っているのだそう。
魚のフレーク状になったものや、ひよこ豆の粉末、スパイス、ナッツ類がセットになってる。
ところ変われば包丁使いも変わる。
自分の方へ刃を向ける日本に対して、ミャンマーでは外側へしかも人差し指を使って皮をむくようだ。
う~ん、カルチャーショック。
日本の剥き方の方が安定感とスピードが出るような気がするので…教えてあげたい気がするけど余計なお世話?!
これはひよこ豆の粉末に水を加えて固めた「トウフジョー」
このままでもいけるが後ほど揚げる。
モヒンガーのトッピングには大根に米粉の衣をつけて揚げたものやひよこ豆の粉末を団子にして揚げたものなど。
そして出来上がったモヒンガー。
茹で卵やコリアンダーを仕上げに。
私が今回チャレンジしたのは鶏のカレー「チェターヒン」
そうそう油たっぷりだった、と思い出して普通じゃありえないくらい?油を使ってみた。
そしてこちらは豪華、お頭付きエビの「バゾンジョー」
ほうれん草にピーナッツをふんだんに入れた和え物、「ヒンヌヌェユェットゥ」
は、発音が難しい・・とうていカタカナでは表現しきれない・・
ふんだんなピーナッツが香ばしい一品だ。
これはテッテさんが用意しきてくれた黒米に、それと一緒に食べるタラっぽい干物と
水鹿?のジャーキー。
ひもでぐるぐる巻きにされてたジャーキー。
しかし、水鹿って・・?!
こちらはデザートのコーナー。
手前からココナッツの寒天「ウンガティー」
ココナッツといっしょに炊いたもち米「サヌィイマキン」
かぼちゃのもっちりケーキ「カノムファクトーン」
ココナッツの餡が入ってる餅「モウロンジー」
更に更に小さな白玉団子の「モンチャーゼ」
結局のところビルマのお菓子はココナッツと餅に集約されるのか?!
そして前回、これもおやつの部類に入るの?と驚いた「ラペットウ」
お茶の葉を発酵させたものにナッツ類、キャベツ、トマトが入ってる。
これは向こうでは人気のおつまみ。
最初はビルマ料理って・・選択肢が少なすぎる~と何を作ろうか悩んでたけど、
みなで持ち寄ればいろいろあるんだなあ。
今日も珍しい~食べ物いっぱい、楽しむことができてよかった。
今度はテッテさんが、ミャンマーで幅を利かせてる?シャン族の生徒さんを連れてきてくださるというので
新春第一弾(2月かな)の会をまた楽しみにして・・お開きに。