高雄の町をモザイクタイル展へ訪れた前後に歩いた。
高雄についたのが4時頃と、時間がかなり押してたので超早歩きだったけど、いろいろ見つけた。
まず目に留まったこの面格子は鉢に植えられた花が可愛い~
面格子は色つきだったようで、メルヘンチックなデザインだなあ。
外壁もモザイクタイル貼り。
こちらは真っ赤な面格子がいられたアパート。
こちらも飴色のモザイクタイルに花模様の華麗な面格子が素敵。
そしてこのダイヤが描かれたレリーフのモザイクタイルもいいなあ~
玄関周りや柱がこのモザイクタイルに覆われてる。
お家の人が玄関先に出てきておられたが、このタイル、「いいですね!」
と言いながら写真を撮らせてもらった。
2階部分も。
こちらのレリーフタイルも、何気なく入ったラインが美しいなあ。
モザイク展を出た後、昼抜きで飲まず食わずだったので、目の前にあった
飲食店へ入ってみたが・・まだ営業時間じゃないとかで食事にありつけず;
しかし、お店のタイルチェックは怠らず。
厨房からちらりと見えた床がモザイクタイル貼りになっていたことは見逃さなかった。
向かいの扉から覗いてた倉庫?の床は厨房と色違いのモザイクタイル貼りに。
飲食スペースの段差のあるところにはカラフルな玉石タイルが入れられてた。
ここは前回高雄へ来た時にも見た煉瓦造りの紅十字会育幼中心。
児童福祉施設的な施設。
グリーンのモザイクタイルが美しい建物。
柱はこのチョコレートのようなタイル
チョコレートのように立体的になってるのが美味しそうだ。
こちらのアパートもバルコニーの透かし彫りや窓の桟など細かく装飾が入ってる。
ファサードの全面に入れられた面格子もきれいだなあ。
こんな竹風のモザイクタイルも発見。
1階の柱周りだけでなく、上を見ていたら外壁にもたくさん素敵なタイルが貼られてる。
ここの面格子は「喜」文様が入れられてる。
いい味わいのタイル
市松模様も
珍しかったのはこれ。
チョコレートタイルに囲まれたタイルは石割れ模様タイル。
タイルだけでなく、人造大理石の床もあちこちで見かける。
立ち上がりのところはきれいなモザイクタイルも貼られてた。
そして前回高雄へやって来た時は通ってなかった廃線跡に新しく電車が走っていて、
それを見たぷにょさんがたいそう感激していた。
広い廃線跡公園が休日の憩いの場となって、多くの人でにぎわってた。
貨物線跡を通り、旧倉庫群へやってきた。
さっきのモザイクタイル展のところにはショップはなかったが、ネットで見ると
老屋顔さんのショップが、駁二芸術特区の倉庫街のどこかにあるようだったので、
探しにいったのだけど、どこにもなく・・期間限定ショップであったことが後で判明;
前回高雄へ来た時にも訪れたが、駁二芸術特区は元倉庫だった建物をリノベーションし、
さまざまな施設に生かされている。
こちらは映画館に。
人出も多くて、おしゃれなスポットとしてにぎわってるようだった。
こういうオブジェも倉庫時代の何かのリサイクル品だと思うけど、
素敵に生かされてるなあ。
そして、嘉義までは在来線で1時間半かかるので、すぐ撤退することに。
この後、嘉義の駅まで迎えに来てくださったタイル博物館の徐さんと初対面したのだった。
そして夕飯に「林聴明沙鍋魚頭」というお店へ連れてきて頂いた。
嘉義の老舗の鍋料理屋さんのようで、大頭鰱(コクレン)と呼ばれるコイ科の淡水魚をメインに白菜やきくらげ
さまざまな野菜に豆腐と具沢山のこの料理はなんともいえない味わいで、美味しく、とても気に入ってしまった。
昼ごはんを食べ損ねてて空きっ腹だった私たちはこの丼鉢いっぱいの沙鍋魚頭と鳥飯をすっかり平らげてしまった。
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今回の高雄&嘉義2泊3日の旅、行きと帰りは半日もなかったので、ほぼ丸二日間という短い滞在だったけど
いつもながらその何倍もの濃いい時間を過ごした感のある充実した旅だった。
この二日間でタイルミュージアム他でいろいろと刺激を受けて、又タイル製作欲が湧き上がってきたのと、
嘉義のタイルミュージアムのコレクションの貴重さとオーナーの徐さんのタイルにかける情熱に心を動かされ、
日本でも展覧会を企画するなど、何か手助けできればと考えてる。