常滑の今回のお宿もヒルズハウスセカンドさんへ。
夕方、宿に入ってからは、展示の準備を少し。
前回泊まった部屋とは別のお部屋だった。
ツインの部屋を一人で贅沢に。
1階のギャラリースペースでは、鯉江正廣展が開催中。
翌朝、ご主人が作られた手作りのモーニングを頂く。
朝から具沢山スープやローストビーフが贅沢~
それに器が全て、作家さんのもので、バターケースから小皿、珈琲カップ、
デザートカップまで、いろいろと楽しめた。
朝食後は、昼からの資料館の当番前に、「みんなの縁がわ」さんへ向かった。
無理やり詰め込んだ感がある土管の間の食器たち。
黒壁のある路地を歩く。
盆栽鉢製造窯元の壁の風化がいい感じ。
その先をゆくと現れる元美容室の扉周り。
錆びたブルーのトタンの間から生え出るシダ。
緑の蔦とサビ
そして「みんなの縁がわ」さんに到着。
大正館のちょうど前にあったとは、今まで知らなかった・・
キング砥石のご夫人が主催されている「みんなの縁がわ」
現在開催中の陶の森資料館での杉江製陶所タイル見本室再現展の運搬などにも
多大なるお力をお貸し頂けた。
今後イベントでタイルのワークショップもお考えとのことで、
何かできることがあればとご相談にやってきた。
お店は、元酒屋さんの建物をそのまま利用し、コミュニティスペースや、
近所の子供たちの駄菓子屋さんとして、更にコンサート会場になったり、
お稽古事の教室としても使われていたりと、多くの人が集う場になっているという。
私が滞在中にも子供たちが駄菓子を買いに来たり、
常連のお客さんが来たりと賑わっていた。
店内には杉江製陶所タイル見本室から救出されたタイルが3枚、
こちらで展示されている。
この3枚は、見学会時には、什器などで隠れていて見れなかったもの。
すぐ目の前でみることができる。
杉江製陶所のクリアファイルとシールも販売して頂いてます。
常連のお客さんからおすすめされた梅シロップを購入。
今年は梅酒やシロップを作ってなかったので、買ってみたけど、
これ、すごく美味しかった~
中で行き来ができる隣接する建物は、酒屋さんの倉庫として使われていた建物だそうで、カフェや菓子工房などが入っている。
この日はお休みだったが。
一通りお話を終え、資料館の当番前に昼食へ行くという私を車で送ってくださることに。
みんなの縁がわさんのある通りは、かつて常滑のメインストリートで、多くの商店が並び、賑わっていたという。
すぐそばの廃店舗は、昔藤製乳母車を販売していたというお店だったそう。
細かいモザイクタイルが貼られてた。
縁がわさんの一押しのカレー屋さん、「omomom」はお休みで残念だったが、素敵な純喫茶キャニオンを紹介してもらった。
なんとワンコイン500円で鉄板ナポリタンなどのランチが食べれるという。
内部もレトロな雰囲気。
熱々の鉄板に乗ってやってきた卵が敷かれたナポリタン、美味しかった。
当番の後、帰りの駅へ向かう道すがら、社長に裏通りを案内してもらう。
今まであちこちかなり歩き回ってるはずだけど、まだ通ったことのない道がいろいろあった。
民家の壁面下部に貼られた手作り風の凝ったタイル。
なんだか怪しい動物が描かれた看板。
土管のそばでゆったり昼寝する猫。
今回もいろいろと楽しい常滑での滞在だった。