「私たちは 100万人のキャンドルナイトを呼びかけます。
2007年の冬至の日、12月22日夜、8時から10時の2時間、
みんなでいっせいにでんきを消しましょう。
ロウソクのひかりで子どもに絵本を読んであげるのもいいでしょう。
しずかに恋人と食事をするのもいいでしょう。
ある人は省エネを、ある人は平和を、ある人は世界のいろいろな場所で
生きる人びとのことを思いながら。(中略)
でんきを消して、スローな夜を。
100万人のキャンドルナイト。」
(100万人のキャンドルナイト呼びかけ文より)
この日は子どもたちはおばあちゃん家にお泊り。
久々に?旦那と二人きりで「カフェNICO」でのこのキャンドルナイトに参加することに。
20数人でいっぱいのアットホームな雰囲気の店内、後半はタレントの藤田幸恵さんによる朗読も。
各テーブルの上に灯される蝋燭のあかり。
8時の電気消灯までにまずはお食事。
この日は冬至にちなんだ料理の数々が乗ったワンプレート。
冬至にはゆず湯に入って、「ん」のつく食物を食べる。
という習慣があるのだそう。
なんきん、れんこん、大根、サーモン、にんじん・・・・
ばっちりワンプレートメニューに組み込まれている。
温かいポトフがうれしい。
裏の石釜で焼いたというローストチキン。
その「石窯の主」の方が切り分けてくださった。
チキンの中にはカレーピラフが詰まっていてパリパリのチキンと共に美味しく頂いた。
ドリンクはキャンドルナイトの特別メニューの「黒糖ゆずスカッシュ」を。
デザートはトライフル。
そして8時になり電気が消され、蝋燭の明かりのみに。
こちらのお店で使われている蝋燭は全て蜜蝋とのこと。
みつばちが蜂蜜を作るときに一緒に出す蝋で作られた蜜蝋はどこか甘い香りがして
体にもやさしく、目にもやわらかい明かりなのだそう。
ほんとに蝋燭の明かりは幻想的。
昔から好きな蝋燭。
蝋燭にまつわるエピソードも多々あり・・
昔、友人と蝋燭を囲んで語り合う?「ろうそくの会」というのをやっていたこともあったなあ~
独身時代ヨーロッパへ旅した時にレストランへ入ると必ずあった各テーブル上の蝋燭。
これに憧れて結婚したら食卓では蝋燭を灯して夕食を食べる!と誓い、しばらく実行していたことも。
結婚式をした時にもらう一年ごとに目盛りの入った長~い蝋燭・・あれを結婚5年目くらいまで、毎年結婚記念日には律儀に目盛り分灯していたり・・さすがに今はもう捨てた!
蝋燭のあかりを見ているといろいろと思い出される・・
これはお店の人が作られた氷のキャンドルホルダー。
氷の中でゆらめくキャンドルも素敵。
この頃から店内では撮影大会?が始まり・・
一人のお客さんがキャンドルの写真の撮り方をレクチャーし始めたのがきっかけで
この角度がいい!だの背景はこれを入れたら?など、互いの写真を批評?し、ほめ合いながらひとしきり盛り上がってしまい、妙に楽しい一体感が生まれた。
外から窓ガラスを通したキャンドルもいい感じ、と教えてもらい撮ったもの。
そして8時半からは藤田幸恵さんの朗読が始まる。「賢者の贈り物」
この日は昼も梅花でアナウンサーの朗読を聞き、夜もで、朗読に縁があった。
旦那はお昼のかわいい新人アナの時は飛び起きて聞いてたくせに、
今回は又睡魔に襲われたようで・・いびきをかかないか?こっちがヒヤヒヤした!
こうして静かなキャンドルナイトの夜が更けていった・・