島之内教会を見た後は近代建築巡りをしながら、ひたすらウォーキング。
北浜、そして西天満までやって来た。
最後にここの画廊喫茶でお茶することにした。
よい雰囲気の扉!
扉を開けるとそれほど広くはない店内にお客さんはほぼ満席状態・・
画廊喫茶というだけあって壁面には絵画が掛り、インテリアは山小屋風?!
かなりステキな店内だったので激写したかったのだけど、
店内は人口密度が高くてカメラを出すのも人目が憚られたので断念。
しばし休憩した後、最寄りの南森町の駅へ向かって歩いてると・・
なんと友人にバッタリ遭遇。
旦那さんの仕事場へ手伝いにきて、帰りだという友人が車で送ってくれると!
有り難く車に乗せていただき、最寄駅(自転車とめてるので)までひとっ飛び無事送ってもらえた。
期限切れのパスポートを更新しに行ったついでに町歩きした。
島之内教会は昭和4年に中村鎮設計により建築された教会。
以前同じく中村鎮設計の天満教会を見学しに行った時に建物について詳細にお話を伺ったことがあるのだが
L字型の中村式鉄筋コンクリートブロック構造で建築されたもので、安価で耐震性、耐火性、耐久性に優れた造りとなっている。
外観はほんとにシンプルで見た目もどっしりと安定感がある。
天満教会の時のように、中も見せていただけないだろうか?と淡い期待を抱いていったけれど
教会はお留守のようで内部は残念ながら見ることはできなかった。
教会のHPを見ると音楽会などのイベントによく貸し出しされているようなので
機会あればコンサートの時にでも中をうかがってみたいものだ・・
中村鎮設計による現存する会堂は東京の弓町本郷教会、福岡の福岡警固教会、そして大阪の天満教会と島之内教会のみだそうで
これで一応全部制覇?!
100均のセリアで見つけた白木のティッシュボックス。
これを見たとたん、なんとタイルが貼りやすそうな素材だろうか~
と思わず感嘆の声をあげそうになった・・
迷わず購入し、早速例のモザイクタイルを貼ってみた。
さすが、木だし、接着面は平らだし・・タイルを貼るにはうってつけの素材。
さくさくと仕上がった。
目地材を入れるとさすがにちょっと重々しいテッシュボックスに。
水周りでも大丈夫そうなので洗面台の横に置こう~
少し前に作ったこれまた100均の写真立てでモザイクタイルリメイク。
異食文化の会、年明け初の会合で、Kさんが予約してくれた「おうちキッチン」へ行って来た。
閑静な住宅街の中、まさに一軒の「おうち」へお邪魔するようにベルを鳴らすと、
お店の方が出てこられて迎え入れらた。
私は初めて知ったのだけど、グループでおうちの中の一部屋を貸し切りできるということで人気のお店だそう。
アンティークのテーブルと椅子でしつらえられたお部屋を4人で占領。
これでいくら騒いでも?OK。
お弁当のふたを開けると、とりどりのおかずが並ぶ。
お弁当のほか大皿も登場。
白菜とニンジンのサラダ。
とても美味しかったので帰り際に作り方を聞くと、
刻んだ白菜とニンジンに熱したごま油とポン酢、塩コンブをまぶすだけと。
これは一度家でもやってみなければ~
えびしんじょうと野菜の中華風炒め物。
えびしんじょうがふんわりと味わい深く美味しかった~
最後はデザートプレートで〆。
豆腐のティラミスにヨモギの団子、アイスにパウンドケーキで満足。。
久々の異食文化の会だったけど、話題はやっと終わった子供のお受験おつかれさまの巻。
みな、我が家とは違って3年間の壮絶な受験勉強を乗り越えてのゴールなので感激と安堵感もひとしおだろう。
それぞれ思い思いのところへ決まってよかった、よかった・・
異食文化、次回はIさんが見つけてくれた「世界のごちそうパレルモ」の視察かなあ?
1月はお休みだったので久しぶりとなった建築講座、
今月は京都の家具屋さんや建具屋さんが立ち並ぶ夷川通りにある「家具の宮崎」へ。
こちらの建物はこの4月にはやむを得ず解体されてしまうということで今回は最後の見学会とのこと。
武田五一の計画、そしてその弟子宇都宮誠太郎の設計により昭和11年竣工した木造2階建ての建物。
クリーム色のタイルの外壁に、1階の玄関周りや窓周りに用いられている黒御影石が全体を引きしめている。
玄関の頭上にはオリジナルの照明。
一階の窓ガラス上部には花模様がかわいいエッチングが入れられている。
そして見どころの一つの中庭。
中庭の中央には噴水があってサボテンのようなアロエのような?植物を模した噴水が面白い!
中庭の周りや地面には緑が基調のタイルが貼り巡らされ
中庭への扉上部にもガラスのエッチングが。
お花や鳥の模様の中に1936との年号も入れられている。
二階へのメインの階段。
緑の濃淡のグラデーションが美しいモザイクタイルがとても爽やかで大理石の手すりの色合いと上品にマッチしてる。
裏の階段も同じくモザイクタイルと大理石。
いいなあ~この階段・・取り壊されるなんてもったいない・・この階段欲しいなあ。。
2階のメインの応接室の扉のガラスにもエッチングが施されていて、
このメルヘンチックな図案にもほのぼの。
ツバメや壺、人魚や気球、馬や貝、船などなどがかわいくデザイン化されてる。
応接室というより子供部屋のような雰囲気が楽しい~。
応接室の造り付けのショーケースの下部に入れられてる大理石のヒーターのグリルも素敵。
造り付け戸棚の取っ手もシンプルながらいい感じ。
淡い色合いのステンドグラスからやわらかい光が差し込む窓。
一階には階段の壁と同じモザイクタイルが貼られたこんなカウンターも残されていた。
1階客間は藤井厚二設計によるものだそう。
中庭を挟んでお茶室もあり、こちらの客間はお待合としても使われていたとか。
和室でありながら板張りの床になっていて、和室に違和感なく溶け込む藤井厚二デザインの低い目の椅子が置かれている。
もともと置かれていた椅子は後ほど向かいの資料館で実際に座らせて頂けたけど、
足の短い?日本人には落ち着く高さのゆったりとした椅子だった。
シンプルで端正な雰囲気の床の間。
床の間の天井には明かり採りの窓も両端に設けられていた。
中庭。
そしてこちらはトイレ。
白いタイルにアクセントにピンクのタイルが入れられた壁。
窓のステンドグラス、ドアの窓に入れられた天使のモチーフもかわいい。
このトイレの大理石の洗面台も渋かった。
家具屋さんということでか夢のあるデザインがところどころ散りばめられた素敵な建物だった。
この後は近くのハリトリス正教会へ訪れ、普段は非公開である内部を見せて頂き、
今までに見てきた教会とは一味違う、本格ロシア・ビザンティン様式による聖堂を見ることができたのが貴重だった。
帰りはぷにょさんが目をつけてくれてた隠れ家風?喫茶店でお茶。
お店の方の許可により近くのお店のシュークリームお持込みでゆっくりさせていただいた。
小学校の卒業式と中学校の入学式が重なるこの春、母に作ってもらってた着物を着るラストチャンスかも?!
と突如思い立ち、友人が通う着付け教室へ通うことにした。
人に着せてもらうという手もあったけど、きっと自分で着ようと思えるのもこの機会を逃すと一生ないのではないかー?と。
しかし卒業式は3月18日、思い立ったのは今週と本番まで日がない!
通常月2回の教室だけども後数回増やしてもらってなんとか自力で着るところまでこぎつけたい~
と昨日初のおけいこへ行って来た。
十数年前に義母に一度教えてもらったことはあったのだけど、そんなことはもうすっかり忘れてる。
先生も変わればやり方も変わるし、また一から教えてもらうことに。
今回着たい着物はこの訪問着。
いくつか揃えてもらった中でこれだけは自分も一緒に行って顔映りをみて買ってもらったもので気に入ってる。
これを自分で着るぞーー
昨日が初でまだロクに着物も着れてないのだけど、ちょうど友人が初めて二重太鼓を教えてもらうというので
時間がない私も便乗して教えてもらうことに。
この改良枕というのを使うと結構簡単に形が作れるということだったけど・・
使う方がなんかややこしいんじゃないの?という感じでアタフタ;
むうぅ・・結局昨日で一通り教えてもらったことになったけど欲張っていろいろ教えてもらったが為に?消化不良気味・・
果たして期日までにマスターすることができるのか~?!
倉敷の町歩きの続き。
大正11年設計された元、第一合同銀行の倉敷支店。現在中国銀行倉敷本町出張所。
大原美術館や有隣荘など大原家関連の建物に多く関わった薬師寺主計による設計。
三楽会館は明治35年建築の旧郵便局。
町屋や蔵を改装したレストランやお土産屋さんが立ち並ぶ通り。
渋い病院の看板。
表札もすてき。
こちらの蔵造りの建物はじゅうたんやさん。
美味しそうな瓶に入ったかりんとうにつられてお店の中へ・・
洋館付きの住宅も。
風格の漂う呉服屋さんは登録有形文化財の楠戸家住宅。
楠戸家住宅の路地。
あまりに深い路地に吸い込まれるように入ってしまった。
中には小さな中庭があって
なまこ塀に囲まれた蔵はカフェになっていた。
せっかく倉敷まで来たので、他にもチェックしてた建築を2,3回った。
皆がカキ食べ放題で満腹になって寝てる間に寄ってもらった西村伊作の倉敷教会。大正12年。
同じく西村伊作の大正13年建築、若竹の園保育園園舎
大正4年に建てられた旧倉敷幼稚園園舎。
現在は倉敷市歴史民俗資料館となっていたけど、扉は閉ざされてた。
倉敷では良心的価格な駐車場だったアイビースクエアに車を停めた。
アイビースクエアは江戸幕府の代官所跡に明治22年に建設された倉敷紡績工場を改修してできた観光施設。
施設内には紡績工場時代の建物が点在してる。
アイビー学館は明治22年に建設された元工場のレンガ造りの建物。
赤レンガを覆う蔦は、紡績工場だった頃に工場内部の温度調節の為に植えられていたそう。
倉紡記念館は元原綿貯蔵用の土蔵倉庫。
紡績工場時代の事務所だった建物。
現在はアンティークオルゴールのミュージアムに。
こちらの児島虎次郎記念館は当時の倉庫を改装したもの。
単に幾何学模様かと思った建物の入口上部にある「ニ」と「○」を三つ組み合わせたマークは、倉敷紡績の社章だそう。
「常に謙虚に、二番、三番にいる気持ちで真の一番に迫るよう努力を続けよう」という会社の精神を表しているのだとか。
虫明の稲荷丸を後にし、倉敷へやって来た。
倉敷は何度か来たことあるけどかなり久しぶり。
カキを食べすぎたので腹ごなしにゆっくり歩いて散策することに。
蔵が立ち並ぶ倉敷川沿い。
江戸末期の米蔵を改装した倉敷民藝館。
民藝館も大原美術館も久しぶりに入って見たかったけど、皆そんな雰囲気でもなかったので我慢・;
こちらも江戸時代の元米蔵、倉敷考古館。
大原美術館。
ギリシャ神殿風の本館は昭和5年建築。
ガイドブックでもおなじみの喫茶エルグレコ。
大原孫三郎の事務所として大正末期に建てられたものだそう。
ここで早速お茶して一休み。
大原家別邸、有隣荘。
昭和3年建築
春秋と年2回大原美術館の特別展示室として公開されてるそう。
機会あれば見てみたいなあ。
緑釉の瓦がほんとに美しい~
いい感じの路地。
大正6年に倉敷町役場として建てられた建物は現在観光案内所に。
この前、カニの食べ放題で盛り上がった義父母たちと第二弾にカキの食べ放題へ行くことになった。
前回入院中だった母もこの前ようやく退院することができたのだけど、まだ自宅療養中のため、
前回と同じメンバーで第二弾へ、虫明湾に「稲荷丸」という炭火焼きカキ食べ放題のお店へやって来た。
去年来た時は食べ放題とは知らず、心の準備ができてなかったので皆一品ものを頼んでしまったのだけど
今回は皆、食べる気満々!
60分食べ放題は大人2500円、子供1500円。
殻が乾いたところで、パカッとこじ開けると大きくてプリプリのカキの身が登場!
ポン酢をつけて食べてもいいのだけど、そのままでも塩気が十分利いていて美味~
各テーブルの横にはこんなバットに入ったカキが山積みされてて
ここから自由に焼き放題。
カキ食べ放題には一人一個おにぎりと、カキのお味噌汁がついている。
旦那はそれほどカキ好きでないのとやや体調不良のため、食べ放題はやめてカキフライを頼んでた。
それでも一人で食べるにはボリュームあり過ぎのカキフライ・・
今日はサービスです~とイカが配られ、その後、デザートにミカンも配られた。
初めて来た義父母は美味しい~!来てよかった~!と感動してくれて
またまた大いに盛り上がって、みんなカキでお腹いっぱい、大満足でお店を後にした。
カキ養殖用のホタテ貝があちこちに積み上げられているおなじみの光景・・
カキの水揚げ作業中の船。
めちゃめちゃ大きな立派なカキは三年物だそう。
持ち帰り用に義母が欲しいと言ったので尋ねてみると
むき身はないけど殻つきのものでよければ、と売ってもらえた。
この後は倉敷まで足をのばすことに・・