箕面グリーンロードが開通し、止々呂美の先に出来た開発中の箕面森町にて「森の祭典」というイベントが開催された。
自然がいっぱいの会場で里山探検ハイキングやクラフト工作、キッズバーベキュー楽校、ジャズコンサートなどの無料イベントを楽しんだ。
まず参加したのは日本バーベキュー協会主催の「キッズバーベキュー楽校」。
音で備長炭はどれか?を当てるクイズ、バーベキューソースの手作り、フルーツバーベキューなどを体験。
今日は自分だけのオリジナルのソースを作ろう、ということでさまざまな調味料を子どもたちが自分でブレンドして作ってみる。
美味しいソースのコツは甘い、辛い、すっぱいをうまくブレンドすること。
ちなみに世界で一番売れてるソースは吉田のソースだとか。
日本であまり馴染みがないのは日本のソースには使われてない風味、スモークフレーバーが使われてるからだそうで、なめてみるとちょっと独特の味がする。
アメリカでバーベキューといえばはわざと煙を出して、食材に煙の味をつけるのが普通なのだそう。
自分の作ったソースをせんべいに塗り、バーベキューグリルで焼いてもらって食べた。
娘のソースは一緒に作ったのでまあまあそれらしい味になっていたが、放置状態だった息子のソースは一体何をブレンドしたのだ?!というくらい奇妙な味に仕上がっていた・・
フルーツバーベキューではバナナやパイナップル、オレンジ、キウィなどを焼いて、子どもたちは一口づつ試食。
アメリカではフルーツバーベキューはデザートとして必ず最後の締めでするものなのだそう。
たしかに焼くと果物の甘みが増しておいしくなる物もあるだろうけど、そのままが一番では?!
キウィはまずくて不評、、桃を焼くのが一番おすすめらしい。
午後からは「里山探検ハイキング」へ。
ガイドさんについて、いろいろな説明を受けながら約一時間の山歩きを楽しむ。
里山、というのは人の手の加わった山のことを言うらしい。
炭の材料になる木を切り出したり、肥料になる土を掘り出したりと人の手の入った山。
この日もすごく天気がよく、暑い日だったが山の中へ分け入ると一気に周りが涼しくなる。
山の中が涼しいのはただ単に木がたくさん茂ってて木陰になるから涼しいものとばかり思ってたが・・
木の葉から水分が蒸発する時に熱が奪われる蒸散作用によるものだそうだ・・
モチツツジ
コナラは菊炭の原料になり、この辺りではよく取れるのだそう。
この辺りは赤松が多いので昔はマツタケもよく取れたのだとか。
朴(ホウ)の木。
飛騨の朴葉味噌で使われるあの葉っぱ。
木の皮がめくれてるのは鹿がえさがなくて食べたものだという。
あちこちにこんな木があって、この辺りは野生の鹿がたくさんいるらしく、鹿よけに植えた木の新芽を食べられないようにネットが巻かれていたりする。
約一時間の散策を楽しめた。
最後に「プチ家庭菜園体験」を。
トマトの苗を買い、土作りをして、植えた。
肥料など土をブレンドするところから。
この前、下水処理場で見た、溶解スラグが水はけ材としてちゃんとリサイクルされていた。
プチトマト、出来上がるのが楽しみだ~