先日、梅花女子大のこどもの本フェスタのイベントで絵本作家の長谷川義史による「絵本をよんでガラス絵を描こう! 」というワークショップがあったので親子で参加した。
ワークショップではまず絵本の読み聞かせから始まった。
作家自らが読み聞かせをしてくれるなんて~なんて贅沢!
「おねしょのかみさま」はおねしょがなかなか治らない子の話。
おねしょをすると必ず出てきて踊り出すヘンなおじさんに会場は爆笑の渦に・・
おねしょをすることはいけないこと、ではなくて
おねしょをするなんて子供のうちしかできない貴重なことだから、どんどんやったらいいじゃないか!
というようなおねしょをする子に対する温かいまなざしの絵本。
「おへそのあな」はお腹の中にいる赤ちゃんがお母さんのおへその穴を覗き穴のようにして
外の様子を見ている絵本。
ワークショップでは、額をおへその穴に見立ててそこから何が見えるか?
を想像して自由に絵を描くということに。
絵、といってもガラス絵の特殊なところは裏面に描いていくが見えるのは表面から。
そして不透明絵の具を塗り重ねることになるので見えなければいけない部分は一番最初に背景は一番最後に描かなければいけない・・
慣れないと頭が混乱しそう・・
私たちが、うん、うん苦戦してる中、スラスラといつの間に描き上がっていた長谷川先生の絵。↑
絵本のタッチそのままのほのぼのとかわいらしい絵。
ガラス絵の味わいは絵の具を塗り重ねることによって出てくる独特の色合い。
なかなか計算どおりにはいかない意外性を楽しんでください、とのこと。
娘はうさぎの絵を熱心に?描いてたが、隣の息子はというと、お皿に入れてもらった色とりどりの絵の具を一気に筆でまぜまぜし、どどめ色になった絵の具をガラス面に塗りたくってた;
私はハリ倒したいのをこらえるのに必死・・
見に回ってこられた先生は、こんなことをしている子でもさすがに否定はしない。
「おおっ、すごいな」・・と言いつつ顔は引きつっていたに違いない。
まあ・・こんな息子を連れていったのが間違っていたのか・・