HPでキャンパスマップをプリントアウトしていったのだが・・
図書館が9つもあって間違った上、最初に道を聞いた人が正門の場所を間違って教えてくれたため迷ってしまった;
行けば分かるかな~と思ってたが、大学の広大なキャンパスを侮るべからず・・だった;
見たい建物は更に上の地区にあったようで・・軽い山登りのごとく坂道を歩き続けて正門前に到着。
正門前の階段を上がっていくと、大学らしく重厚感のある建物が現れた。
昭和7年に建築された登録有形文化財の六甲台本館。
隣にあるはずの六甲台講堂は修復中の為残念ながらシートに覆われていて見れなかった。
ベージュのタイルにアーチ窓が連なる外観はやわらかく落ち着いた雰囲気。
本館前の広場では学生さんたちがダンスの練習などをしていて夏休み中ながらにぎわっていた。
この日は受験生の説明会なども行われていたようで、それらしき親子連れがぞろぞろとこの建物の中へ入っていった。
私もその団体にまぎれて校舎内をちょっと拝見。
重厚感のあるベージュ系の大理石がふんだんに使われた階段周り。
校舎の両脇の出入り口は扉上部の半円アーチ窓の細やかな装飾が美しい。
両脇の出入り口、外側のデザイン。
六甲台本館の中庭。
昭和9年に建てられた経済経営研究所(兼松記念館)
正面階段。
こちらの階段手摺も幾何学模様が素敵なもの。
そして楽しみにしていた図書館。
学生課?で聞くと、9つある図書館の中でこの見たかった図書館は社会科学系図書館だった。
玄関脇の窓のグリルのデザインにも思わず注目!
図書館の正面階段を上がっていく。
天井にはステンドグラス、正面には壁画が見える。
受付で図書室へ入る許可&写真撮影の許可を得ようと思ったら・・
内部の写真撮影はダメだとのこと。
厳しくなってしまったのか?!残念・・
見学はどうぞ!と言われたので中へ入ってみると・・すばらしい~空間が広がっていた!
アーチ状の高い天井には淡い色合いの幾何学模様のステンドグラスが入れられて光を採り込むと共に美しい装飾となっている。
使い込まれた木の机はとてもいい色合いを放っていた。
勉強をする学生の姿は夏休みだからかまばら・・2、3人くらい?!
こんなところで勉強できたら、勉強がはかどるかなあ~?
いや、建物が気になってはかどらないかも~
とりあえずは実物を見ることができてよかった。