あじさいを見に見山の郷へやって来た。
田園地帯が広がるのその脇には・・
広範囲に渡って紫陽花の群生が見られる。
あじさい天国だ~
見山の郷の市場の前の川沿いも紫陽花が群生していた。
帰りに市場で大売り出ししていた紫蘇を買った。
ちょうど以前に実験に使ったクエン酸があったので、紫蘇ジュースを作ってみた。
しその葉を焚きだして色を出すと、葉からは見事に紫の色素が抜け出て緑の葉に変わったのには驚いた・・
きれいな色の紫蘇ジュースの出来上がり。
昨日は建築巡り講座で念願の多木浜洋館「あかがね御殿」の内部見学へ行ってきた。
外観からして異様な風格が漂う建物の内部は一体どんなものなのか~?と期待しつつ見学に参加したが、
期待を裏切らない豪華絢爛な内装を堪能することができた。
日常、使用されている建物の為、見学依頼が殺到すると業務に支障をきたすとのことで
写真のブログへの掲載はご遠慮願いますとのことだったのでお見せできないのは残念だけど、
内部見学も月に一度行われるようになったそうなので興味のある方はそちらでどうぞ。
この日ははるばる加古川までの遠出だったので、せっかくなので午前中は隣町の高砂の町並みを歩いてみることに。
駅前の観光案内所でマップをもらって町歩きを楽しんだ。
本町商店街へ入ってしばらくして現れたのは高砂商工会議所。
昭和8年に銀行として建てられた建物。
イオニア式柱がファサードを飾る。
明治32年にアメリカ人技師長の社宅として建てられた木造の洋館「魚町倶楽部」
三菱関係者の福利厚生施設として活用されている。
白壁の三角屋根の蔵が続く通り。
昭和10年建築の高砂市消防署高砂分署。
煉瓦の煙突を持つお風呂屋さんも。
周辺には現在4県のお風呂屋さんが営業してるそう。
なんとここは薪を燃料としているようで、裏口では薪をくべる人の姿が。
隣の建物にはたくさんの薪がストックされていた。
なつかしい雰囲気の銀座商店街のアーケード。
素朴な風情のパンやさんに惹かれてフラフラと立ち寄る。
手作りクッキーがずらりと並ぶショーウィンドウ。
柿の種クッキーなんていうのもあったので思わず購入。
後、食パンとお店のおじさんがおすすめという100円の巨大なパンを買ってしまった。
その二つがパンにしてはあり得ないくらいの重量で・・買った後、ちょっと後悔した・・
アーチ窓がモダンな昭和5年建築の三星化学合資会社。
流れるようなカーブを描く屋根が印象的な松本家。
12軒長屋が並ぶ通りも。
堀川沿いの風景。
重厚な町屋が並ぶ。
舟運として栄えた町、高砂ならではの舟板を再利用した壁が見られる。
継ぎ接ぎ具合がおもしろい・・
雨上がりのしっとりしたあじさいも美しい。
高砂町のマンホールは松と波があしらわれた意外とシンプルなものだった。
2時間ほど高砂の町を堪能した後、あかがね御殿のある別府(べふ)駅へ向かったのだった。
三木防災総合公園を後にし、この日は3時からグリコの工場見学も予定していたので神戸市西区の辺りで
食事処を見つけていた。
やってきたのは「レストハウスまきば」
一見普通の山小屋風のレストハウスかと思いきや、
マヤ・インカ風の装飾が印象的な芝川ビルやアールデコ調が美しい小川香料ビルの設計者でおなじみの本間乙彦氏が
最後に設計したといわれる山小屋なのだそう。
昭和8年に天王山農場の経営者大西肇氏の事務所兼住居として建てられたもので現在は欧風家庭料理レストランになっている。
建物の骨組みは80年ほど前の建築当初のままだそう。
この日は平日のお昼というのにほぼ満席の店内。
吹き抜けの天井。
二階席もあるようだったのが二階は上がらせてはいただけなかった。
山小屋風な調度品の数々・・
こちらはまきば定食。
定食にはボリュームのある名物のクリームシチューがついてくるのがうれしい。
珈琲or紅茶付き。
娘はクリームシチューセット。
トーストに自家製りんごジャム付き。
同じ敷地内にはログハウス風の建物が他にも二棟建っていたこちらの方は使われていないようだった。
緑に囲まれたのどかな雰囲気の山小屋での食事が楽しめた。