足助の続き、、
あちこちによさげな路地があって、思わずふらふらと入り込んでしまう。
足助キリスト教会、と地図に出ていたので、見に行ってみた。
高台に赤い三角屋根の教会が現れた。
アプローチが結構険しい、、
そしてお昼のランチに、「ろじうらのカフェ バンバン堂」へやって来た。
古民家を改装した店内には、懐かしい雰囲気の家具調度品がしっくり。
一人貸切状態で、どこに座ろうか迷う~
組子細工の入った建具も美しい。
裏口のたたきにはこんなカラフルな水玉のタイルが。
この大きさの丸いタイルはあまり見たことない。
ベンガラ色の壁とこけし。
ランチは種類豊富なカレーの中からおすすめのバターチキンカレーを。
サラダやピクルス付き。
ひと休みした後は、町歩きを続行。
何気にタイルで装飾された壁。
路地裏散策は楽しい~
元、高級料亭だったという「寿ゞ家」
大正から昭和にかけて建てられた建物だそうで、老朽化が進む中、
地域のまちづくりの場として、再生プロジェクトが発足しているという。
残念ながら平日のこの日は、閉まっていた。
通りを歩いていた人に尋ねてみたら、昨日の日曜日はイベントで開いていたとのこと。残念~
寿ゞ家すぐそばの路地。
そしてやってきた旧銭湯「玉の湯」
ファサードの足元には、左右に2まいずつマジョリカタイルが貼られてる。
男湯と女湯の扉に挟まれた中央部分の壁面にも市松模様にモザイクタイルが貼られてる。
ちょうどこの写真を撮っていると、すぐそばの路地で人の気配が。
思わず呼び止めて、銭湯のことをたずねてみると、
なんと中を見せてくださるということに。
中へ入らせて頂くと、、
モザイクが残されてた~
内部は木材で補強されていたが、パステル調のモザイクタイルが浴室入口周りにびっしりと。
ピンクのモザイクタイルが貼られた円柱の間にモザイクタイル画。
モザイクタイル画は、打ち寄せる荒波と灯台が描かれたもの。
昭和55年7月の入浴料金表。
入浴料に比べて洗髪料金の割合が高い?!
案内してくれたおばあさんも子供を連れて、この銭湯へ通ったと、
お話を聞かせてくださった。
浴室手前にある手洗いも色とりどりのモザイクタイル貼り。
円柱の両脇には風車のモザイクタイルが。
古い体重計も残されていた。
招き入れてくれたおばあさんは、ここで観葉植物を育ててるとか。
私が見かけた時は、ちょうど水やりに出入りされてるところだったそうで、ラッキーだったなあ。
浴室内にも補強の柱が立てられていた。
中央の浴槽は、石造りだったけど、底部分には玉石タイルが貼られ、その他、洗い場などは、モザイクタイル貼り。
浴室内は、暗くて写真がなかなか撮れなかったが、、
隅の方には、モザイクタイル貼りの小さな水槽も。
奥にあった浴槽の外側は、ピンクのモザイクがグラデーションに貼られてた。
内側は水色タイルに、底は市松模様、ベンチ風に中で座れるようになっていた浴槽。
床は、ピンクと白のモザイク。
床にもこれだけ細かいモザイクタイル貼りって珍しいのでは?
掃除が大変そう、、
脱衣所へ出た床も細かなモザイクタイル貼り。
男湯は、脱衣所が部屋に改装されてて、
モザイク画が見えにくかったが、
女湯とは違った、赤い三角屋根の家が描かれてた。
快く見せて頂けて、ほんとに感謝。
元商店?
ショーウィンドウらしき下に、玉石タイル。
そして、マンリン書店へやって来た。
書店にカフェ&ギャラリーが併設されていて、ギャラリーではちょうど
「アフリカンプリミティブアート展」開催中で、休憩がてら寄っていくことに。
本屋さんの奥には蔵が連なり、
こちらのカフェは吹き抜けの素敵な空間に。
ギャラリーは更に奥の蔵。
通路に埋め込まれたやきものいろいろが楽しい。
展示はアフリカの木彫りの仮面や、オブジェ、
どっしりした低めの椅子がいいなあ。
織物も。
口から何か出してる摩訶不思議な置物が気になった。
アイスコーヒーに、オーナー自家製のくるみのケーキをすすめられ
頂く。
ケーキ皿は常滑の陶芸家の吉川千香子さんのものだとか。
常滑に来てから、吉川千香子さんの器や作品をよく見かける。
宿泊したヒルズハウス2さんでも洗面台のタイルや朝食で頂いたお皿もそうだった。ファンの方が多いのだなあ。
こちらのオーナーさんはとても親しいそうで、こちらで個展も定期的にされてるそう。
お手洗いのタイルは40年前のイタリア製のものだそう。
壁の一面はこちらのヒスイ色の丸モザイクタイル。
結晶釉が美しい~
町並みを一通り歩き終えて、バス停へ向かう所に出くわした理容院のタイル。
入口前にはクリンカータイルも敷かれてる。
花模様がかわいい。
この後はバスへ乗り、名古屋方面へ戻った。