最後に立ち寄ったのは同じく智頭町にある旧山形小学校。
昭和17年に建てられた小学校で、平成24年に廃校になり、平成17年には登録有形文化財に。
現在は智頭林業資料展示や木工やクラフトなどの体験工房などとして活用されている。
下見板貼りの二階建ての木造校舎は、智頭の木材を使い、地元の人に手によって建てられたもの。
入口周りにはこんなタイル発見
中へ入って驚いたのは81mもあるという長い廊下。
これは圧巻!
窓枠も木製でできていて、木のぬくもりに包まれた空間が美しい。
手作りの教室表示板
図書室も
礼法室と呼ばれる和室の大会議室。
旧給食室は木工加工室として体験教室に使われている。
幅の広いゆったりした階段も
もう1軒、交流施設として整備中の廃校になった小学校、旧山郷小学校。
新校舎が平成9年にできたばかりだったそうだが、智頭町内の6つの小学校の統廃合に伴い
平成24年に廃校に。
智頭杉で建てられた山郷自慢の木造校舎を、地域の人々の集いの場として活用するとともに
観光拠点として活用されているそう。
この日は整備中?だったが、合宿や研修施設として、部屋の貸し出しや農家レストランもあるのだそう。
智頭町では、この日訪れただけでも、2軒の小学校と1軒の保育園がレストランや交流施設に生まれ変わっていて
地域の人たちの手でいろいろと活用されつつあるのが素晴らしいなあと感じた。
後、更に奥地にある伝建地区の板井原集落へも行きたかったのだけど、道が細そうで今回は途中で断念・・
思ったよりいろいろと見どころの多い智頭町だった。