ビルマ料理大会本番。
ビルマに住んでいた友人の他、そのお友達のビルマ人のビルマ語の先生も加わり総勢5人、和やかな雰囲気の中お料理が始まった。
これはメインの「チェッター・スィービャン」(鶏カレー)
最初にニンニク、しょうが、玉ねぎを炒めるのだが、その時に使う油が尋常な量でなく揚げ物をするのか?というくらいたっぷり~
ビルマでは油はピーナッツオイル主流で、油が少ないと貧乏人と思われるそう・・
ひええぇ~、カロリーが気になるので減らしたいのは山々だがそれでは真のビルマ料理が味わえない、ということでたっぷり使用した。
そしてやっぱりご飯はタイ米、このパサついたご飯は汁気の多いカレーにはやはりピッタリ合うなあ・・
こちらは「アールー・トウッ」ビルマ風ポテトサラダ。
これにも入れた「干しエビを粉末状にしたもの」はビルマ料理ではよく使うようで、日本で言えば鰹節のようなダシの役割があるそう。
「カヤンディー・チョー」なすの炒め物。
これにもやっぱり干しエビの粉末が入っている。
日本では干しエビを買おうとすると高いが、ビルマでは安く手に入り、それを石臼のようなものですりつぶして使うという。
ビルマ人の先生いわく、日本の料理は甘い!らしい・・
煮物や味噌なども甘く感じるという。
ビルマ料理は辛いものらしく、暑いビルマでは辛いものを食べて、熱いお茶を飲んで汗を出してその気化熱?で涼むのだそう・・
へええぇ~
これはビルマに住んでた友人が作ってきてくれた「オウノ・チャウチョー」ココナツミルク寒天。
ココナツミルクと寒天だけの部分と自然に上下二層に分かれていてきれい。あっさりしてお口直しにもってこいなデザートだ。
今回場所を提供してくれた友人はなんと三種類ものケーキやパンを焼いて用意してくれていた。
桜の塩漬けの乗った風流なあんパンに卵たっぷりのロールケーキ、細かく砕いた紅茶が香ばしいパウンドケーキ・・・
あまりに完成度の高いお菓子たちに驚愕・・あなた様は一体何者?!という感じ・・
ビルマ人の先生からは興味深いお話をたくさん聞かせていただいた。
ビルマでは誕生日の「曜日」が重要視され、生まれた曜日によって使える名前が決まってるという。
そして毎週その曜日が誕生日となり、宗教上、誕生日には肉は食べないのだそう。
日本だったら誕生日だから焼肉!パーティー!とかになりがちなのに同じ仏教でも
小乗仏教の教えは厳しいのだそうであまりの違いにまたまた驚愕・・
本日も又食べ物もお話も楽しく濃い~いひとときだった。
今度はまたビルマのポピュラーな麺類、「モヒンガー」を作って食べたいなあということでお開きに・・。