今日はぷにょさんが通っておられる陶芸教室の作品展が谷六で開かれてるというので行ってきた。
場所は谷六にある「刻家」という町家のレンタルギャラリーにて。
入り口を入るとすぐ左手にぷにょさんのタイル作品が並んでた!(写真はギャラリーなので控えた)
今までコツコツ作ってこられたプチプチタイルが額の中に色とりどりに並べられてた。
どのタイルも釉薬が混じり合っていい色合い!
他にもいろいろな生徒さんの作品を楽しませて頂いた。
自分も陶芸をしてるので、他の方の作品を見るのはいろいろと刺激をもらえて楽しいなあ。
ギャラリーを出て、ふと隣を見ると、こちらも町家を改装したお店になってるよう。
「そば切り蔦屋」との看板が出ていたので、どうやらお蕎麦屋さんみたい
扉の外まで人が並んでたのでこれは人気のお店なのかも?!
ちょうどお店から何人か出て行かれたので、私も並んでみることにした。
こじんまりした店内は古民家の味わいを残した素敵な雰囲気。
お蕎麦は透明感があって風味とのど越し抜群
蕎麦湯を頂き、鯖寿司も食べた。
ぷにょさんおすすめの銭湯「いろは湯」にまでは入らなかったけど、満喫して谷六を後にした。
屏東から一旦高雄駅へ戻った時に見た旧高雄駅舎。
1941年に建築されたもので現在、高雄願景館という資料館として保存されている。
新駅舎が建てられた際に、80mほど曳家により移転されたそう。
重量3500tの駅舎を台車に乗せ、1日に6m、14日をかけて、82.6m移動させたそうで、
その様子が写されたパネルが展示されてた。
現在は資料館として利用されてるが、将来は新駅舎に結合され、入り口として利用される予定だそう。
大事に移築、保存されているだけでなく、最終的には再び駅舎の入り口として使われるなんて・・
建物としても本望だろうなあ、と感慨深く思う。
こちらは屏東へ向かう前にぷにょさんと朝一訪れた高雄高級中学校。
1922年に高雄州立高雄中学校として創立。
守衛さんに写真撮影の断りを入れて校内へ入らせて頂いた。
中庭はヤシの木が生い茂っていて南国ムード漂う。
橋頭糖廠へ行った後にやってきた陳中和記念館。
1920年に建てられた豪商、陳中和氏の邸宅で現在は記念館になっている。
記念館となってたので入れるのかな?と期待してたけど第二土曜日以外は要予約制だったと後で知った・・
回廊式のルネッサンス風の洋館。
高雄市立歴史博物館。
1939年に高雄市役所として建てられ、現在は高雄市立歴史博物館として利用されている。
日本の瓦屋根が乗った帝冠様式の建物だそうだが、残念ながら外観は修復中で見られなかった。
今、家の庭の紫陽花が満開。
今年は例年よりも花がたくさんついているようで、庭の片隅は一気に華やかに。
花だけど、たわわといった感じ。
額紫陽花も
先日買った渋い色合いのサフィニア。
Kさんから株分けしてもらった多肉が成長して脇から子供がたくさん出てきた~
てのひらに乗るくらいの小さなカゴに盛られたセダムのミニミニ寄せ植えがかわいくて買ったもの。
それを真似て、家の銅器のハリネズミの背中にもミニ寄せ植えを作ってみた。
高雄二日目は台東へ一泊列車の旅へ出かけるぷにょさんとは別行動。
高雄初の私は、ぷにょさんにおすすめを聞いて屏東と橋頭糖廠へ出かけることにした。
屏東の駅に降り立つ。
日本統治時代の屏東には日本軍の航空基地があったそうで、当時日本最南端の軍用飛行場であった。
日本式の木造家屋が多く残っているという軍人宿舎エリアへやってきた。
ちらほらと日本式家屋が見られる。
こちらの建物は幼稚園として使用されていた。
軍人宿舎エリアでは飛び抜けて豪邸だった洋館。
塀に囲まれていて全貌を把握できなかったがなんだか凄そう。
1937年建築、日本統治時代の軍司令官邸がカフェとなっている「族群音楽館」
扉はかたく閉ざされていて、庭を掃除中のおばちゃんがいたので入れないか?聞いてみたのだけど
開館時間がまだなのか?どうやらダメなようだった。
ガラス窓から中を覗き込んでみると、和洋折衷の内装のようで、欄間と格子の入った扉が見れた。
憲兵隊事務所。
日本の役所跡だそう。
屏東美術館は旧市庁舎が生まれ変わったもの。
台湾銀行
お昼御飯に屏東夜市へやってきた。
夜市といってもここは日中から開いているお店が結構ある。
どこで食べようかなあ~?!
そこそこお客さんでにぎわってるお店へ。
もっちりした皮にミンチが包まれている肉圓と魚丸湯というつみれ団子のスープを頼む。
肉圓はもっちり皮が、魚丸湯はあっさりした味わいでどちらも美味しかった~
日も暮れてきたので、建築巡りはこのくらいにして、夕飯に予定してた海鮮を食べに旗津半島へやってきた。
旗津半島へはフェリーに乗って数分手軽に渡ることができる。
ぷにょさん行きつけの海鮮料理屋さんで物色。
思い切ってこの伊勢エビも料理してもらうことに。
まずは台湾ビールで乾杯!
伊勢エビはさしみにするとこんなわずかになってしまったが、甘くて美味しかった!
そして残りはお味噌汁に。
このお味噌汁も絶品だった~
他にも貝の炒め物や小魚のフリッターなどなど海鮮料理を楽しんだ。
海鮮料理の後のお目当てはマンゴー雪花氷。
かき氷店が並んでる通りにやってきて、一番お客さんが多そうなお店を選んだ。
かき氷の種類も豊富で目移りしてしまうが・・
やっぱり、マンゴー雪花は外せないだろう。
きゃーー!美味しすぎる!!
ふんだんなマンゴーにマンゴーを織り込んだきめの細かい雪花氷が口の中で溶けてゆく。
至福のひととき。。
経験上、かき氷は量が多いだろうからもう一つはタピオカ入り豆花にして二人でシェアすることに。
ちょうどいい感じで完食できた。
その後はホテルが六合夜市の近くにあったので、もうお腹いっぱいながら夜市を少しひやかし歩く。
からすみの屋台や
海鮮の屋台も多い。
えびの串焼きにイカの串焼き
愛玉ドリンクの屋台で一杯
サトウキビジュースを絞るおじさん
果物の屋台も。
お手軽なパック売りも豊富だ。
ぷにょさんとマンゴーかき氷を食べたばかりなのに、この際なんで又マンゴー買っとこかーと。
後、美味しそうな色合いに惹かれて紫の果肉のドラゴンフルーツも。
ホテルに戻って、マンゴーをつまむ至福のひととき第二弾だった。。
一日目は港の倉庫街の他、鼓山区の建物も見て回った。
1924年に建てられた武徳殿。
建物のちょうど真ん中にはガジュマルの木が生えていて、その木を取り込むように建物が建てられている。
柱のレリーフは弓道を現しているのか?的と矢。
武徳殿の並びにある愛国婦人会館は1923年建築
現在は紅十字育幼院という幼稚園になっている。
この後、ぷにょさんがこの辺りに上水池があるはず、と執念の捜索をしていたのだけど、
台湾にやってきて気温の急変に体がついていけずバテ気味の私を尻目に
ものすごい急激な石段をさっさと上っていってしまったしまったのには驚愕;
さすがぷにょさん、台湾慣れしてるなあ。
1920年建築の旧高雄警察署。
2008年に廃線になった臨港線高雄港駅の駅舎。
現在は修復され打狗鉄道故事館となっている。
日本統治時代はこの駅が高雄駅でそこからこの地域は浜線(ハマセン)と呼ばれにぎわっていたのだそう。
ハマセンと呼ばれたエリアは当時西洋建築が建ち並ぶ一大繁華街だったそうで、
1920年に建てられた「山形屋」は本や文房具、小学校の教科書などを扱う
当時の高雄を代表するカルチャースポットだったのだとか。
現在はレストランになっている。
そのアーケードにもテーブルと椅子が並べられていた。
山形屋の向かいには1902年に建てられた旧三和銀行。
今にも崩れそうないでたちなのだけど、ちゃんとその建物を保護すべく屋根が付けられていた。
次回来た時?には修復されて新たなスポットに生まれ変わっているのかも?!
旧三和銀行の並びにあった貿易会社?の建物。
漁人碼頭にある 高雄港史館は、1914年に建てられた旧高雄港税関事務所。
ぷらぷら歩いていると、赤レンガ造りの建物が改装されたかわいいお店を発見。
手作り料理のレストラン兼食品、雑貨、書籍などを扱うお店のよう。
その近くにも雑貨屋さんや
雑貨屋に隣接してブックカフェなるものも。
のれんをくぐり、階段を上がると、二階がブックカフェになっているみたい。
ちょこっと覗いてみたが、入り口で料金を払うシステムになってるようだ。
時間があればこのカフェでまったりもいいなあ、と言ってたのだけど、
この日の最終目的の海鮮料理とマンゴーかき氷も食べねばならないので残念ながら今回はパス。
他にもちらほらと古い建物を生かしたお店などが見られた。
歩きまわって良い具合にお腹も減ってきたのでこの後は旗津へ渡って、海鮮料理の夕飯へありつくことに~
先日、友達と箕面駅周辺へ行った時、お昼に喫茶店モンキーヒルへ訪れた。
存在感のある大きな喫茶店で、今までなんとなくスルーしてたけど、
友達が店内はなかなかレトロでランチも美味しかったよ~と言ってくれたので入ってみた。
看板にはおさるさんのマークも
ショーウインドウを眺めると洋食系のラインナップ。
パフェ類も充実。
プリンアラモードの横長の器が懐かしくて、うわぁ今度これも食べてみたいなあ~と。
店内に入ると、昭和46年創業と書かれていた。
入り口付近のシャンデリア。
入り口付近のコーナーのレリーフ。
店内は煉瓦の壁に囲まれ落ち着いた雰囲気。
緑色のシックな家具
外からみると大きなお店だけど、ただっ広い感じでなく、真ん中には更に煉瓦の壁に囲まれている
空間があった。
入り口付近のステンドグラス。
この日の日替わりランチはハンバーグ。
飲み物付きで1000円。
意外とゆっくりできたし、美味しかった~
また今度プリンアラモードを食べに来たいなあ。
今月の建築講座は芦屋方面へ訪れた。
平田町にある洋館2軒と深江文化村を見学。
こちらは大阪の実業家、菅原開次郎の迎賓館として建てられたという築100年の洋館。
現在は各種展示会や音楽会などに貸し出される「ギャラリー開雄」として利用されている。
入り口の門から奥まったところに建つ建物は外観はそれほど目立った感じではなかったが
中へ足を踏み入れて仰天・・
まずはこの階段ホールの柱!
今まで見た事もないパイナップル柄のような菱形の立体彫刻がびっしり施されている。
そして階段のステンドグラス。
階段ホール
ホールには100年前のピアノが設置されている。
音楽会が行われた際にはホールの音響効果もすばらしいものだったそう。
100年前のピアノの音色をこのホールで聞いてみたいなあ。
ホールのシャンデリア。
応接間として使われていたという部屋。
マントルピースの中に設置された電気ストーブ
お隣の部屋の暖炉も大理石とタイルに囲まれた素敵なデザインのものだった。
そして庭に面してサンルームのようにお部屋の周りに取られたスペース。
ソファに座ると庭の緑が目にやさしく、とてもくつろげる空間だった。
古い家具や調度品などもお家と共に大切に保存されている。
二階には畳敷きの和室も。
和室には階段に面してこんな八角形のステンドグラスも入れられていた。
こちらの邸宅の持ち主の娘さんからもお話をお伺いすることができた。
これだけの邸宅を維持されるのはさまざまな面で大変だそうだけれど、お祖母さまが大切にされていたお家を
守っていこうという思いが感じられ、お客さんを招き入れるという本来の迎賓館の働きから私たち見学者も歓迎して頂き、
気持ちよく見学させて頂くことができた。
高雄の旅の始まり・・
空港からホテルのある美麗島まではMRT一本、約30分でラクラク到着。
ホテルを探すうちにお腹が空いてきたのでまず腹ごしらえ。
私は煮込み豚肉かけご飯の魯肉飯を。
ホテルにチェックインして向かった先は塩埕埔。
まずは目を付けてたお店、金温州餛飩大王へ。
ここはワンタンの人気専門店。ワンタンスープは55元、大きなワンタンがお椀に5つも。
腹ごしらえをした後は港の旧倉庫群へと繰り出した。
ほんとはぷにょさんがクルーズを予定してくれてたのだけど、着いた時間が16時と遅かったので断念。
1973年に高雄港の倉庫として建設され、現在はアートスポットとなっている駁二芸術特区。
「台糖」(台湾製糖)のマークが見られる。
カフェやショップになっている倉庫も。
今にも飛び出してきそうな立体感のあるアートが描かれた倉庫。
こちらの倉庫もカラフル
こんなアートも。
港の倉庫沿いには廃線跡を利用したサイクリングロードも整備されている。
又日を改めて、サイクリングロードを走ることにした。
廃材を利用した案内板やオブジェなども面白い。
ベンチに加工されたもの
こちらの車輪もベンチの一部に
香蕉埠頭にはかつてのバナナ専用倉庫が並んでいる。
一階にはバナナ博物館などがあり
二階には結婚披露宴なども行えるようなレストランがあった。
内部は簡易な倉庫そのままの雰囲気もある。
こちらの倉庫群も劇場やカフェとして改装されていた。
倉庫を利用したトイレもおしゃれ。
倉庫群を抜けると目の前に開けたのは広大な貨物線ヤード跡。
線路はそのままに、人々の憩いの場として整備されていた。
週末3泊4日でぷにょさんと台湾・高雄への旅へ行ってきた。
半年ほど前、ピーチのバーゲンでぷにょさんがチケット取ったのに私も便乗でゲット。
今回は台東の方へも1泊で行くというリピーターのぷにょさんとは別行動もありで3泊4日満喫してきた。
近代建築はもちろん、製糖工場跡に煉瓦工場跡に萌え、倉庫街アート、廃線跡のサイクリングロードを快走し、
旗津の海鮮料理、夜市の屋台料理を楽しみ、うれしいハプニングもありで、旅を満喫!
ぷにょさんのおかげで今回も初高雄にして濃い~旅ができた。
詳細はこれからぼちぼちとアップ予定。。