三鷹から荻窪へやって来た。
この日宿泊するのは荻窪の旅館西郊で、一旦荷物を置きついでに旅館近くにある大田黒記念館を見ておこうとやって来た。
この記念館がある大田黒公園はこの地で音楽活動をしていた大田黒元雄氏の屋敷跡。
門をくぐると目の前にまっすぐのびるイチョウ並木が。
樹齢100年超えの大イチョウだそう。
記念館へ直行。
昭和8年、建築の建物で、大田黒氏の仕事部屋だったそう。
暖炉とピアノのある1階の広間が公開されていた。
渋い色目のタイルが貼られた暖炉
暖炉上の照明は帆船の形がおしゃれ
暖炉両脇のガラス窓にも細やかな装飾が入れられていた
蓄音機も残されている
愛用のスタンウェイ社製ピアノ。
室内ではこのピアノで演奏されたCDが流されていて、やわらかい響きの美しい調べに思わず聴き入ってしまった。
時々、このピアノでのプロの演奏家によるコンサートが開かれてるそう。
このカーテンレールもいいなあ。
壁は遠目で見ると一見タイルなのかな?
と思ったけど、壁紙で、改装された時に貼られたものだそう。
建築当初はどのようなものだったのか?伺ってみたけど不明とのこと。
こんな壁紙のようなタイルがあれば素敵だなあ。
庭園内には池などもあって、きれいに整備されていた。
この後は旅館西郊で荷物を預かってもらい、友人との約束場所の池袋へ向かった。