ここ最近のれんが熱がヒートアップしてしまった私は先日、ついに古耐火煉瓦の産地へ訪れてきた。
ここ、岡山の東備地区は耐火煉瓦の世界的な産地で、20社の耐火煉瓦工場が有る。
耐火煉瓦の製造には製鉄所、セメント工場、などで出た廃耐火煉瓦が再利用されるので、
全国から古耐火煉瓦が集まってくるのだそう。
東備地区は古耐火煉瓦の全国シェア50%を占めるとか。(ここ以外は愛知と九州)
観光協会とネットの情報で、備前にある合同セラミックス(株)と三石のふじた商会の二軒を訪問。
こちらは合同セラミックスの資材置き場。
煉瓦のパレットがうずたかく積まれてる。
さすがに産地だ~大量の煉瓦を見て興奮~
お話を伺うと、ここから全国各地にガーデニングなどの用途で出荷されてるとか。
煉瓦は重いので送料にコストがかかる為、出荷された煉瓦はそこそこのお値段に。
こちらでは市価の1/3ほどで買えるという。
ここで感動したのはこのでかい土管。
これも煉瓦素材でできたもの。
鉄工所で使われ、土管の周りには鉄が流れ落ちた跡が独特の風合いを見せている。
まるでやきものの釉薬のように・・
この土管に一目ぼれ~
これは買うしかない~
1個40kgあるという土管!
煉瓦を買いに来て、積載重量にあまり余裕はないのだけど・・
1個購入。
買った土管を庭に設置。
底はないのだけど、土を詰めて植木鉢にしても。
このまま置いておくだけでもインパクト大。
ここではこの二つ穴の煉瓦や7つ穴のレンコン煉瓦も購入。
何しろ市価の1/3の値段なので重量さえ許せばいくらでも欲しい・・
ガラスの付着したこのきらきら光る煉瓦も・・
欲しいと言ったら、これはおまけでくださった。
もう1軒訪れた煉瓦屋さんは三石の藤田商会。
こちらでは回収した煉瓦から手作業でモルタルをはがしておられるところ。
ここでは花壇に使うための古耐火煉瓦を数種類購入。
選別前の古煉瓦の山からも交渉してお安く分けて頂けることに。
鉱物のようなきれいな色の煉瓦を続々と発掘~
う~ん、これはやめられない・・?!