先日は、娘のリクエストで予約していたアフタヌーンティーへ、
ルミステールお初天神店へやって来た。
蔵を改装したお店のようだ。
お店の前には行列ができていて、予約してなかったら危なかった・・
人気のお店のよう。
暗めの店内、2階の席へ。
飲み物は、一人二種類選べて、二種類目は後ほど持ってきてくれる。
アフタヌーンティーのケーキスタンドが運ばれてきた。
うわ~っと歓声を上げたくなる。(写真は二人分)
お皿が三つテーブルの上に並べられても、それほどの感動はないだろうけど、
三段に積み上げられて、立体になると、どうしてこんなに魅力的に見えるんだろう?!
しかもランチで3800円は、物にはよるけどちょっと高いなあと思うのに、アフタヌーンティーで3800円はお手頃では?!と思ってしまう金銭感覚の麻痺・・
これこそアフヌンマジックだなあ。
上段には、マロンブリュレ、スィートポテトケーキ、葡萄のゼリー、ピスタチオのマカロンと盛りだくさん。
2段目はスコーン。
プレーンとマロンとくるみ入りでクロテットクリームも少量だがちゃんとついてる。スコーンずっしり重めでおいしかった。
下段には、キッシュやクリームチーズのサンドイッチ、フルーツなどもあり、
甘いものの箸休め的なバランスも良い。
アフタヌーンティーで満足したことはあまりないけど、
今回は、まあまあ食べ応えがあったなあと・・
紅茶は、ダージリンのファーストフラッシュとアッサムをチョイス。
牛乳は、紅茶に必須だと思うが、言わないと持ってきてもらえないみたい。
テーブルにはコーヒーフレッシュのみ。
アフヌン後は、歩いて天六へ向かう。
北サンボアのステンドグラス。
美しい~
途中、十字架を携えた建物に遭遇。
日本キリスト教団東梅田教会。
駆け寄ってみると、エントランスには、大理石モザイクが貼られていた。
鳥や鹿などつがいの動物たちが描かれている。
ノアの箱舟かな?!
端正な造りのモザイク画で動物たちもそれぞれ可愛い。
ふと中を覗いた時に、ロビーの床にもタイルらしきものが貼られてるではないか?!
中におられた神父さん?に見学のお願いをして見せて頂けた。
大判のタイルの角にぽつぽつと入れられた可愛いサイズのレリーフタイル。
ハトや
オリーブ

こちらは、波間に浮かぶ船?
キリスト教にちなんだモチーフなどが描かれている。
神父さんによると、この教会の信者の方が、ドイツのマイセンまで修行に行かれ、そこで得た技術で、こちらのタイルも、玄関の大理石モザイクも造られたという。
すばらしいなあ。思いがけないタイルとの出会いにわくわく。
広いロビー。
こちらでは、月に一度、第二金曜日にロビーコンサートが開かれているそう。
建物は。2001年にヴォーリズ建築事務所設計により建てられたという。
サンルーム
聖堂へも案内して頂けた。
こちらは小聖堂。
ステンドグラスからの光が美しい。
ラッシュチェアが座り心地よさそう。
大聖堂は、3階。
とてもシンプルな空間で、祭壇脇の縦長の窓からは、たっぷりと光が差し込み、アイボリー色のタイルの壁面と、特徴のあるカットの入った天井など明るく清々しい雰囲気。
タイル

後方2階にはパイプオルガンも置かれ、ホールの音響効果も良いことから、
コンサートも度々行われてるとのこと。
更には、お手洗いに、可愛い陶板がはめられていた。
写実的な絵で鳥が描かれている。
こちらもマイセンに修行に行かれた信者さんの作だとのこと。
すごく細かい絵付けだ。
玄関ホールのタイルよりも、どちらかといえば、これらの方がマイセンぽいなあ。
各階にあるお手洗い毎に違う図案が。
1階の事務所とロビーを隔てるガラスには、ノアの箱舟をモチーフとしたものが描かれている。

親切に案内して頂けて、感激した。
更に歩くと、こんな立体感のあるレリーフタイルが貼り巡らされたビルが。
よく見かけるタイルだけど、これほど広範囲に貼られてるのは初めて見た。
天神橋筋商店街で買い物しつつ、「大阪くらしの今昔館」を目指す。
大阪くらしの今昔館に到着。開催中の「レトロ・ロマン・モダン乙女のくらし」展へ。
様々な日曜雑貨のラベルやパッケージの展示。
この石鹸のラベル、明治時代とは思えないほどおしゃれ。
ほほ紅のケース。
なんて可愛いのだろうか・・
このピンク色!
小花模様~
おしろいだったかな?
繊細な色使いのデザインが最高。
資生堂の石鹸詰め合わせ用の箱。
めちゃめちゃいい・・
資生堂の石鹸箱いろいろ。
化粧水の小瓶と箱。
資生堂の包装紙。
かっこいい~
白粉のパッケージ。
デザインがめちゃめちゃモダン
アール・デコデザインが素敵な石鹸の箱。

榮太樓飴の缶は、アール・ヌーヴォー。

レート化粧品詰め合わせ。
日清の高級ビスケットの缶もアール・デコ。
味の素の箱のデザインも渋い。
まだまだたくさんの美しいパッケージがあって、
昔のデザインというのは、なぜこんなにも美しいのだろう~
十分に目の保養ができた。