m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

型押し皿&製作中のものいろいろ

2019-02-24 | 陶芸&タイル作り

ちょっと前に古道具屋で購入していた壁紙用のローラー。

ゴム製のこのローラーを使って、型押し皿を作ってみることに。

 

 

タタラで作った板にローラーを押し付けて転がせてみると、こんな模様がついた。

2回転させて模様をつけて、縁を立ち上げ、長方形の皿に。

透明釉の飴釉を掛けたら模様がくっきり浮かび上がった。

1回転だけさせて正方形のお皿や変形皿を作ってみてもいいなあ。

 

 

今、同時進行でいくつか作ってる途中のタイルたち。

こちらはミニタイルタペストリー用のを量産中。

2種類の釉薬をいろんな掛け方で重ね掛け。

 

 

スタンプを押したタイルは塗分けすると細かすぎて汚くなってしまうことが判明したので

白化粧を埋め込んでふき取る方法でも試し中。

 

 

もう一つは真ん中に少し細かめの模様をデザインして釉薬を塗り分け、

周りはステンドグラスの区切られたガラスをイメージしたタイルタペストリーを作ってみることに。

 

 

それぞれのピースには布目模様の地模様をつけた。

次回へ続く、、

 

 

 

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タイルウォーキング後半

2019-02-21 | 建築巡り・街歩き【京都】

上七軒から阪急大宮駅までの間に見たタイルいろいろ。

 

 

いい感じに風化したタイルと面格子。

 

 

このタイル壁も個性的。

 

 

ニットの網目のような模様が入れられたタイル壁。

 

 

近くで見ると木?のような質感だったけど、触るとやはりタイルのようだった。

 

 

グラデーションが面白いマンションエントランスに貼られてたタイル。

 

 

喫茶店の外壁に貼られてた珈琲色のタイル。

 

 

薬局の店先にインパクトある妖怪が!

 

 

店内にも・・

 

 

モザイクタイルに彩られた野黒ネクタイ工業株式会社。

 

 

この庇のアールに沿って貼られたモザイクタイルが圧巻!

 

 

カラフルモザイクタイルも

 

 

 

 

綺麗なブルーのタイル。

 

 

華麗な面格子とタイル。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マジョリカタイルの貼られた地蔵祠。

 

 

 

 

ボーダー状に貼られた薔薇のマジョリカタイル

 

 

祠の入口の縁にも

 

 

 

 

丸窓のついたモダンなお家。

 

 

1階の窓下のスクラッチタイル。

換気口のグリルもいいなあ。

 

 

水玉面格子。

 

 

きれいなライトグリーンのタイル。

 

 

 

 

モザイクチップタイルで表された大文字焼き。

 

 

 

 

深みのあるきれいな赤色のタイルが貼られた家。

 

 

この日もタイルをたくさん見ることができて、満足の一日だった。

 

 

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タイルウォーキング&喫茶静香他

2019-02-19 | 純喫茶&リノベカフェなど

旧三井家下鴨別邸を見学した後は、上七軒辺りを目指してまち歩きすることに。

 

 

腰壁にタイルが貼られた町屋がちょくちょく現れる。

 

 

 

 

商店街中のお店の柱に貼られてたモザイクタイル。

緑地に白い細かな結晶がきれい。

 

 

同志社大学に差し掛かったので、構内を歩く。

同志社大学有終館。

 

 

クラーク記念館。 

 

 

礼拝堂は春休み期間中の為、見られなかった。

以前参加した内部ツアーの様子→

 

 

ハリス理化学館

 

 

黒い手すりの階段も重厚

 

 

彰栄館。

 

 

礼拝堂。

 

 

梅の木がちらほらとあって、可愛い花を咲かせてた。

 

 

 

 

喫茶トリオの鮮やかオレンジタイル。

 

 

以前に教えてもらってたのに一度も行けないまま閉店してしまっていた喫茶、陽燈館。

 

 

ステンドグラスが素敵だと聞いてたけど、もう見れなくて残念・・

 

 

 

 

 

 

地蔵祠に貼られたモザイクタイル。

 

 

 

 

ピンクの窓枠とベージュ色のタイル。

 

 

 

 

ちょっと大きめのふっくら黒色タイル

 

 

桜の花びらの形の持ち送り。

 

 

駐車場の入口の軒の裏に古い看板が。

 

 

元酒屋さんだったのか。 

 

 

 

 

 

 

 

なかなか来る機会のなかった喫茶静香でひと休みしていくことに。

 

 

 ショーウィンドウのアールに沿って貼られたモザイクタイル。

 

 

その下には布目タイル。

 

 

 

入口扉には美しいガラスエッチングが。

 

 

 

 

 

  

昭和12年創業の店内のインテリアは当時のままだそう。

 

 

朱色の天板の可愛いテーブルやレトロなソファ

 

 

 

 

 

 

カウンターはタイル貼り。

 

 

床もモザイクタイルが貼られてた。

 

 

ホットケーキを頼んだら、シロップがたっぷり。

 

 

奥のトイレのそばには坪庭があって、こんな壁泉らしきものもあった。

 

 

ひと休みして更に歩く。

 

 

 

 

アンティークショップの店先。

 

 

レトロなモザイクタイルのストーブ台が可愛い。

 

 

 

 

上七軒へやって来た。

趣のある町屋が並ぶ路地。

 

 

 

 

上七軒歌舞練場

 

 

喫茶の「茶ろん」タイルがあると聞いてやって来たけど、さっき喫茶店に入ったばかりだったので、

さらっと見せてもらうだけにした。

きれいな大判のブルーの布目タイルが庭の一面に敷き詰められてた。

 

 

タイルウォーキングは後半へ続く。 

 

 

 

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旧三井家下鴨別邸

2019-02-17 | 建築巡り・街歩き【京都】

レストラン菊水でモーニングを食べた後は息子とわかれて、旧三井家下鴨別邸の特別公開へやって来た。

旧三井家下鴨別邸は、三井家の先祖を祀る顕名霊社へ参拝の際の休憩所とするため大正14年に建てられたもので、

木屋町三条にあった明治13年に建てられた三井家の木屋町別邸が主屋として移築されたのだそう。

 

 

昭和26年以降は京都家庭裁判所の所長官舎として、平成19年まで使用されてきたという。

平成23年に重要文化財に指定され、4年間の修復工事の後、一般公開が始まった。

 

 

この日は年に一度の特別公開で、通常非公開のこの三階にある望楼へ上がることができた。

望楼の中は撮影禁止。

360度全面ガラス貼りの見晴らしのよい望楼は、戸袋は見晴らしを考慮して下にしまえるようになっているなど

工夫がされている。窓ガラスはやはり風当たりが強いので、当時のものは残っていないということだった。

 

 

大正14年に移築された際に、主屋の玄関部分として増築されたという玄関棟には天井の高い広間があり、

格天井にシャンデリアがつき、当初から床には絨毯が敷かれて椅子式の洋室として使用されていたそう。

 

 

大正時代のゆがみのあるガラス窓が残る。

こちらの部屋で三井家や建物についての解説を聞いた.

 

 

庭園に面した主屋の1階座敷。

 

 

庭には苔地が広がり、ひょうたん池や石橋、灯籠などが置かれていて、周囲を歩くこともできる。

 

 

檳榔樹の床柱のある床の間。

 

 

階段親柱の細工。

 

 

洗面所

 

 

洗面所が結構あちこちにあって、どれもいい感じ。

 

 

オリジナルの可愛い花型の照明。

 

 

風呂の天井も凝っている。

 

 

洗面所のコーナーにつけられてた物入れ。

 

 

アールの扉がおしゃれ。

 

 

洗面所とトイレの仕切りにはこんな型板ガラスの入れられた扉があったり、

 

 

ちょっとした小物を置く棚などの造りがしゃれていた。

 

 

 2階にはこんな様式のトイレが。

 

 

 

2階では伊藤若冲の「樹花鳥獣図屏風」の高精細複製品の特別展示もあって、その絵の手法が独特で面白かった。

 

 

「樹花鳥獣図屏風」は枡目描き、モザイク画法と呼ばれる手法で描かれたものだそうで、

よく見ると、絵がドットで描かれてる。

 

 

織物か何かの下絵なのか?!と思ったけど、このドット絵が完成品なのだそうで、

若冲の作品の中で、この枡目描きの手法で描かれたものはこの絵ともう一点のみなのだとか。

 

 

枡目のひとつひとつに色の濃淡も表わされていて、描くには相当時間かかりそう・・

これをモザイクタイルで再現したら面白いだろうなあとか思ってしまった。

 

   

右隻には白象が主役の「獣尽くし」

 

 

実在する動物から架空の動物まで様々な生き物が描かれていて、とても興味深い。

 

 

 

左隻は鳳凰が主役の「鳥尽くし」

とても華やか。

最新のデジタル技術により高精度なインクジェットプリンターで出力した後、

金箔や表装など京都伝統工芸の技を加えることでオリジナルに限りなく近い複製品を作り出しているそう。

本物は静岡県立美術館にあるとか。

ちなみにこの屏風は三井家とは何の関係もないそうだけど、芸術品をより広く、身近に感じる機会を提供することを目的とした

文化財未来継承プロジェクトだそう。

 

 

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レストラン菊水&伏見稲荷大社

2019-02-17 | 純喫茶&リノベカフェなど

先日、息子の付き添いで京都へ行った時に用事を済ませた後、朝だったので、

レストラン菊水でランチならぬモーニングを食べることに。

 

 

 

 

石貼りの外壁に恐い顔のレリーフが並ぶ一階の壁面。

 

 

 

 

モーニングは10時からの1時間だけのようで、店内は誰もいなかった。

 

 

前にも座ったこのタイル前のコーナーへ。

 

 

縁に立ち上がりがある立体感のあるタイルがびっしり並ぶ壁面。

 

 

 

 

 

 

さくさくのクロワッサンが美味しかったモーニング。

 

 

その前に近くに来たので、息子が行ったことがないという伏見大社へお参りに。

 

 

朝なので人通りも少なめで、きれいに鳥居が撮れた。

 

 

 

 

 

 

前回異食文化の会のみんなで来た時は途中で引き返したけど、こんなに奥が深いと思わなかった。

歩いていくと、だんだん山登り状態になってきて息切れ・・

 

 

猿の親子が出現!

子ザルが私の方へやってきて、スカートを引っ張るので、思わず相手してしまったら、

親ザルに襲われそうになった・・

この後は映画を見て帰るという息子と別れて、私は特別公開中の旧三井家鴨川別邸へ向かった。

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劉先生の台湾料理教室・芋頭酥と沙茶醤料理

2019-02-15 | 食・グルメ

久しぶりに劉先生の台湾料理教室に参加してきた。

この日のメニューは芋頭酥と沙茶醤を使った料理三種。

 

 

台湾のお土産用のお菓子でもよく見たことのあった芋頭酥。

以前、買って食べた時、思ったよりもおいしくて、気になってた台湾のお菓子の一つだった。

その芋頭酥が作れるというので楽しみにしてた。

中力粉でこねた生地と薄力粉に紫芋粉でこねた生地、二つを合わせるというのがポイントのようで、

 

 

紫芋の生地を真ん中に入れて合体させたものを伸ばして、くるくる丸めて、また伸ばして

を繰り返し、

 

 

最後に二つにカットした断面。

こんなにきれいな層に!

面白いなあ。

 

 

これをまた均等に伸ばして、傘のようにしてから中に事前に蒸してつぶしてたサツマイモの餡を包み込む。

台湾では通常タロイモを使うそうだけど、日本ではなかなか手に入りにくいのでサツマイモで代用。

 

 

きれいな色が出るように、低温でじっくりと焼いて出来上がり。

焼きたてはサクサクした皮と中のあんがベストマッチ。

先生がタロイモバージョンも作ってくださっていたので、それも試食。

タロイモは日本の里いもの粘り気を取ったような感じであっさりしてた。

 

 

そして、沙茶醤(サーチャージャン)

これは私は初めて見る調味料なのだけど、台湾ではポピュラーなものだそうで、

魚粉にスパイスや香味野菜などがミックスされているのだそう。

使い方はスープや肉や魚介類の下味や炒め物、和え物などに使うのだとか。

(牛頭碑というのは有名メーカー名)

 

 

見た目はもろもろとした味噌っぽいもの。

この日は沙茶醤のあんかけご飯と焼うどんを作った。

 

 

青菜と豚肉、きのこのあんかけご飯。

クセもなく、おいしく食べやすい。

これならアジア風嫌いのうちの子供たちでも食べれるかも?!

 

 

そしてもう一品、砂肝の沙茶醤和え。

今まで砂肝を料理したことなかった・・

ちょっと抵抗あったけど、この和え物はかなり美味しかった!

 

 

同じ沙茶醤を使った料理が並んだけど、それぞれ違った味わいで、どれも美味しく、

これからぜひ家でも取り入れてみたい調味料になった。

ボリュームもあっておなかいっぱいに。

この日も初対面の方々と一緒に楽しく調理&食事させて頂けた。

 

劉先生の台湾料理教室→

NHKの「趣味どきっ!」に出演されてからますます人気のようです。

でも気取らず、リーズナブルでツボをついたお料理に魅力を感じます。

 

 

 

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旧吉野銀行桜井支店&富田家住宅

2019-02-13 | 建築巡り・街歩き【その他】

大宇陀から桜井へ戻ってきた。

今月の講座の見学先は旧吉野銀行桜井支店。

現在はフレンチレストラン・フルドヌマンとなって使用されている。

大正後期から昭和初期に岩崎平太郎の設計により建設されたそう。

 

 

 

店内に入ると、吹き抜けの空間に2階は回廊が巡らされていて、レストランとして、

素敵な空間にリノベーションされていた。

木造の建物には改修時には四隅に鉄骨の柱が補強として入れられたのだそう。

 

  

天井は格天井、壁面には大型スクリーンも設置されていて、

レストラン以外にも披露宴会場やイベントなどにも利用できる工夫がされているという。

 

 

2階から1階を見下ろしたところ。

 

 

回廊と階段。

2階の回廊の一部には座席スペースも設けられてる。

 

 

オリジナルの手すりの飾りも。

 

 

 明るく開放的で、雰囲気のいいレストランはランチは2000円からで内容も充実だそうで、

また機会があれば試してみたいな。

 

 

窓にはめられた面格子。

 

 

その後、やって来た富田家住宅。

明治時代、材木商だった富田氏の住宅や事務所を改修し、現在は宿泊施設、蔵の宿・櫻林亭として使用されている。

 

 

洋館の旧事務所はユーゲントシュティール風の意匠になっていて、でこぼこした外壁はドイツ壁に。

緩やかな庇のカーブがユーゲントシュティールの特徴の一つだそう。

 

 

 

 

玄関ポーチのモザイクタイルは雷紋が縁に巡らされたもの

 

 

入口玄関扉にはステンドグラスがはまる。

 

 

二羽の鳥と花が描かれたステンドグラス。

 

 

内部は出窓や、アーチの飾り、

 

 

シャンデリアなどの照明器具も当時のものだそう。

 

 

 

 

 

 

奥の扉から出ると、正面にはトイレがあって、

トイレまでの通路に白いタイルが貼られてた。

 

 

そして、現在高級宿泊施設となっている「松風」

入母屋造りの玄関。

 

 

書院造りの床の間、大正ガラスの入った縁側回廊、その向こうには日本庭園が広がる。

 

 

 

 

 

欄間には椿の浮彫、蝶の透かし彫りが施されている。

 

 

 

 

 

 

2階のベッドルーム。

 

 

 

 

 

真ん中がくり抜かれた謎のちゃぶ台?!

 

 

もう1棟の「清風」

 

  

味わいのある網代天井のある書院の間。

 

 

 

 

 

 

 

桧板張りのベッドルーム。

 

 

玄関の足元に貼られた工字繋ぎ文様のタイル。

 

 

 

そばにあった物置の中の腰壁にも・・

 

 

茶室を躙り口から。

 

 

講座終了後にやってきた櫻町珈琲店。

伊勢街道沿いの商店街にあった青果店の店舗を改修して造られたというカフェ。

見学した宿の朝食処にもなってる。

 

 

2階は屋根の梁がむき出しに。

コーヒーとワッフルのセットは500円と、お得で美味しかった。

 

 

行き、帰りで見たタイル物件いろいろ。

 

 

 

 

 

 

 

左右に違った色のモザイクタイルは珍しい?!

元お寿司屋さんのショーウィンドウ下。

 

 

ふっくらつややかなモザイク

 

 

マーブル模様のモザイク

 

 

薬屋さんにも。

 

 

 

 

 

いい感じの結晶が浮かび上がってた。

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石景庵と大宇陀・松山地区の町並み

2019-02-11 | 建築巡り・街歩き【その他】

JINYAの御主人の案内でやってきた松山伝統的建築物保存地区にある町屋のカフェ・レストラン石景庵。

 

 

中は改装されていて、明るく落ち着いた雰囲気。

 

 

創作和風や創作イタリアンが頂けるというランチは1500円。

この日は和風で、宇陀ポークと鶏、うどんの入った豆乳の鍋と豚肉の粽

地元で採れた有機無農薬野菜のサラダ。

美味しかった~

 

 

更に食後のデザート&ドリンク付き。

懐中汁粉と手作りの大和茶はすっきりと飲みやすいお茶だった。

 

 

昼からの講座の時間が迫ってきていたので、少しだけ町並みを回ることに。

 

 

 

 

山邊義徳家住宅は江戸中期の建物で、この地区の中でも最も古い町屋だという。

かつては宇陀紙の総元締めを家業としていたそう。

 

 

大正14年に建てられた旧福田医院。

昭和56年頃まで医院として使われていたそう。

 

 

 

 

タイルの腰壁とホーロー看板

 

 

 

 

日の出美術研究会と看板が下がってた怪しさ漂う建物も。

 

 

 

 

江戸時代後期に建てられた森田家住宅。

明治初年まで薬を含めた雑貨を商っていたそう。

 

 

五龍園の薬の看板が両脇の戸袋につけられてるけど、

字がほとんど消えかかってた。

 

 

 

 

明治15年に建てられた旧大宇陀郵便局。

昭和40年まで郵便局として使われ、その後個人邸に。

2階真ん中のアーチ部分には〒マークが残されてる。

 

 

 

 

半分ほど回って、その後講座の集合場所の桜井の方へ戻った。

2010年に家族と訪れた時のレポ→

 

 

 

 

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大和棟古民家JINYAと風呂のタイル

2019-02-10 | 建築巡り・街歩き【その他】

 

昨日は奈良の桜井で建築講座があったのだけど、友人がその近辺で風呂のタイルがすごい物件があるとの情報を

教えてくれたので、急きょ予約を取り付け行くことにした。

交通の便の悪いところにあったのだが、ぷにょさんが桜井駅前からカーシェアを借りて運転してくれ、ひとっ飛び。

 

 

建物は旧伊勢街道に建つ、徳川紀州藩の本陣だったものだそうで、江戸時代から築180年以上の歴史をもつかやぶきの古民家。

こちらの現在の持ち主の松本さんに案内して頂いた。

 

 

入口には屋根に葺いたかやの見本が置いてあった。

葺き替えには職人さんが7人がかりでひと月ほどかかり、その費用は1千万円にものぼるとか。

 

 

主屋は江戸末期の建物だそうで、柱や梁などその当時の部材がほぼそのまま残されているというところも貴重。

 

 

台所にはおくどさんがあり、今も現役。

昔は土がむき出しのものだったそうだが、昭和になってからこの黒いタイル貼りになったそう。

ここでご飯を炊いて、ジビエ料理やしし鍋が頂けたりする古民家体験プランもあるそうで、

気候がよくなったらまた体験してみたいなあ。

 

 

そばにあった流しは貝殻などが埋め込まれた洗い出し仕上げのもので、こちらも珍しいものだそう。

 

 

 

 

そして各部屋を案内して頂いた。

こちらは仏間。

4枚の扉には花と雀をモチーフにした繊細で美しい絵が描かれている。

 

 

扉を開けると、立派な仏壇が登場した。

 

 

その隣の座敷

 

 

こちらの欄間はまた変わっていて、動物の浮彫が左右に三体づつついている。

 

 

有名な彫刻家の作品だそう。

 

 

書院造りの間

 

 

襖の引手も手の込んだもの。

  

 

蔵のなまこ塀は格子がとても深い。

 

 

こちらは米蔵の内部。

中は改装されて、Barになっている。

蔵の中は夏も涼しいのだそう。

 

 

米蔵の中の階段箪笥。

 

 

そしていよいよお風呂場へ。

おおーーっ!

写真で見た、タイルが一面に貼られた五右衛門風呂。

 

 

大正時代のタイルと言われていたが、瀬戸の敷瓦でよく見かけるデザインのものがびっしり。

圧巻だなあ~

 

 

線の色にも濃淡があったり、きっちりと描ききれてない線があったり・・

手描きの風合いに温かみがある。

 

 

当初はお風呂場全ての面にこのタイルが貼られていたそうだが、剥落などの為、徐々に張り替えられていて、

現在は一面を残すのみになったという。

 

 

そして驚くことに、この五右衛門風呂は今も現役なのだ。

中の鉄の窯は保温力も高く、体がよく温まるそうで、夏の季節などは夜に沸かしたお風呂が朝もそのまま入れるくらいなのだとか。

古民家体験の時には希望者はこの五右衛門風呂にも入れるそう。

これは入ってみたいなあ。

 

 

こちらの窯を覆う洗い出し仕上げの地肌にもきらきらと光る貝殻が見える。

 

 

そして茶室の方へ。

 

 

茶室の方は明治に建て替えられたものだそうだけど、各所に贅を尽くした部材が使われていて

天井は高価な杉の柾目材が使用されているという。

 

 

違い棚もよいものだそうで、江戸時代のものがそのまま残されているとか。

 

 

この扉の絵も雀と花がモチーフになっていて、とても上品で美しいものだった。

 

 

渡り廊下などに入れられたガラスは一枚物の手吹きのものだそうで、味わいのある歪みが見られる。

 

 

 敷地を取り囲む石垣は美しい反りを見せていた。

お庭には紅葉の大きな古木もあって、秋の紅葉や初夏の新緑も見てみたい。

 

 

新しいトイレのタイルもモダンで面白いデザインのものだった。

 

 

こちらの古民家では見学以外にも月一婚活イベント!を始め、さまざまなイベントや古民家体験をされてるそうで、

又いい季節になったら古民家体験に訪れてみたいなあ。詳しくはこちら→大和棟古民家JINYA

 

見学してる間に外は吹雪に・・

この後はご主人に、宇陀の松山地区にある町屋のカフェレストラン石景庵へ案内して頂くことに。

 

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再会&法善寺横丁&お好み焼き他

2019-02-07 | 建築巡り・街歩き【大阪】

昨日は、去年シンガポールでマジョリカタイルのある墓地、ブキッ・ブラウンを案内してくれたリム氏の友人の

ジョナサン氏が大阪に来られていたので再会することができた。

ぷにょさんと私はご夫妻のリクエストの法善寺三平というお好み焼きのお店で夕食を共にすることに。

 

 

大阪人でありながら法善寺も法善寺横丁も初めてやって来た。

 

 

石畳がいい感じの雨上がりの路地。

 

 

お好み焼きを食べながら、拙い英語で会話。

シンガポールでもお墓案内のスペシャリストだったジョナサン氏は

やはり海外へ旅行しても、興味のあるのはお墓なのだそうで、

大仙古墳はわかるとしても、この日訪れた天王寺で見たという普通のお墓の写真を見せてくれて驚いた。

奥さんはお墓巡りには付き合いきれない?ようで、ショッピングを楽しんだと言われていたが・・

でもお二人ともとても仲のよさそうなご夫婦で、今回は親子三代の大所帯旅行を楽しまれてるそうで

素敵なファミリーだなあとうらやましく思った。

 

 

そしてジョナサン氏にはお土産にプラナカンタイルのコースターを頂いた。

これはリム氏のショップで売られているものだそうで、インドネシアの工場で作られたプリントのタイルは

遠目で見ると、本物のマジョリカタイル並みの完成度。

素敵なお土産と楽しいひと時をありがとうございました。

 

 

この後は子供さん、お孫さんたちと合流されるというジョナサン氏と別れて、

ぷにょさんと私は久々、アメリカンでお茶した。

豪華なシャンデリアに華麗な螺旋階段、そして壁のレリーフ。

 

 

花の形を模した繊細な照明。

 

 

幻想的な照明、大きく波打つ壁。

  

 

 

 

 

この壁のそばに座ったので思わずこの照明に見入ってしまった。

 

   

 

 

 

デザートにフルーツみつ豆を。

 

 

 

行きしに見つけたきれいな深紅のタイルが貼られたビル。

 

 

 

 

 

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