先日、三木に訪れた時、姫路市立美術館でやってる特別展のチラシを手に入れた。
なんとスズキコージの絵本原画&ライブペインティング画が来てるとは~~~
これは近々行かねば、ってことでやって来た。
姫路市立美術館の美しい煉瓦造りの建物は明治38年に建築された旧陸軍第10師団の兵器庫・被服庫が保存活用されている。
6月から始まっていた今回の展覧会では、ライブペインティングやワークショップ、トークショーなど
頻繁に行っていたようで、今日も本来なら古着を使って服を作るというワークショップにスズキコージが
やってくる予定だったのだけど、体調不良の為残念ながらお休みなのだとか。
こちらの顔出しパネルや人形が着てる服も今回の展覧会でのライブパフォーマンスの作品なのだ。
展示会場の入り口付近までは写真撮影OKとのことで写真を撮りまくった・・
うわぁぁ~~いきなり入り口からライブペインティングで描かれた巨大壁画がどどーんと現れ、テンションもマックスに!
目の前の生の巨大な壁画はエネルギッシュで迫力満点、美しい色彩と独特なタッチのスズキコージの世界に引き込まれる~~
天井には以前私もワークショップに参加したことがある切り絵の仮面がずらりとぶら下がっていて圧巻!
写真撮影ができたのはほんの一部なのだけど、展示の本会場に一歩足を踏み入れると、
驚愕のスズキコージワールドが広がってた!!
オープン前の特別イベントの公開製作でやっていたという巨大段ボール妖精怪獣、
壁という壁にはこれまでのライブペインティングによって生まれたという巨大壁画がずらり・・
二次元のみならず三次元作品も多数展示され、絵本を持っていて馴染みの深い、「エンソくんきしゃにのる」や「やまのディスコ」
といった絵本の原画にも感動~~
とにかく興奮冷めやらない展示会場だった・・
学芸員の方が言われるには、ここにかかる、どのライブペインティング画もとりあえず完成作品でありながら
未完だそうで、以前に描いた作品にもいまだにふと描き加えられたりされることもあるそう。
残念ながらこの三日間のイベントは体調不良でスズキ氏は来られないのだけど、
たびたび平日にフラリと作品の製作に来られてるらしい。
現在スズキ氏は神戸在住だそう。
てっきり東京だと思ってたので、関西におられるなんて、これから作品展の機会も増えてくれたらうれしいなあ。
こんなところにも切り絵作品が。
展示会場はおびただしい量の作品が惜しげもなく展示されていて、それぞれの作品から発せられるパワーがすごくて
旺盛な製作意欲にも感動&感心しっぱなし・・幸せなひとときだった。
美術館前庭にはズキンカフェなるものもオープンしてた。
ここで余韻に浸るには暑過ぎたのでスルーしてしまったけど;
今回の展覧会の公式絵本を購入。
オールカラーの絵本図録のようなもの。
展示で見たものがたくさん載っている。
このライブペインティング画の色彩も素敵だったなあ
いろんな焚火を描いた絵は炎のあかりにほっと温かい気持ちになる。
アクリル板に描かれた絵は紙や布とは違って独特の質感がおもしろいなあと。
便器の蓋を額縁に見立てたこんなユニークな作品もあったけど、
とても便器のふたとは思えぬような華麗さで仕上がっている。
明日は仮面を作るワークショップがあって、その後仮面をかぶり、巨大段ボールの妖怪怪獣を先頭にパレードを行うという
楽しい企画もあるそう。
近くだったら度々行ってそうだけど・・
今日はもうとにかくお腹いっぱい満喫できた!!