夏から秋にかけて、2つの個展や、その準備やらでばたばたしていて
今年は、ほぼほぼ自転車に乗る時間がなく・・気づいたらもう秋が終わろうとしていることに、危機感を感じ?!
これは、ロングライドへ行けば、てっとり早く秋を感じられると共に、増加していた体重を一気に減らすことができるのでは?と久々の琵琶湖一周を決行することに。
なんかいろいろ忘れ物して取りに帰ったりで、出発地点のピエリ守山を出たのは9時を回っていた。
しかし、天気は最高で、水辺のある湖沿いを走るのは快適!
今年は好きなコスモスも見に行けてなかったけど、まだ咲いてるコスモス畑にも遭遇。
でもゆっくりはしていられない・・木之元で11時半にランチの予約をしているのだ。
近江八幡を越え、彦根を越え、長浜を越え・・
特に寄り道もしてないのに、なんか、漕いでも漕いでも着かない~~向かい風か?!
時間も間に合わなさそう・・スタートが遅かったのも思ったよりひびいてる。
途中で、遅れそうと連絡し、12時を回って「book cafeすくらむ」へようやく到着・・
毎月第二土日のみ営業してるカフェのようで、たまたま今回第二だったので
予約していたのだった。
クラウドファンディングで資金調達を行い、築100年の古民家を改装してできたお店のようだ。
広間の本棚には、本がぎっしり。湖北のお菓子の本をパラパラと・・
前菜が運ばれてきた。
湖北のおかずプレート。
メインは、シュウマイと野菜のせいろ蒸しとチキンのトマト煮込みから選ぶ。
二つ選んでシェアした。
郷土料理の打ち豆汁もついていて、体にやさしく、おいしいランチだった。
手作りのクッキーなども購入し、お店を後にする。
食後には今回は、つるやパンの方面へは行かず、JA木ノ本駅のすぐそばにある江北図書館へやってきた。
1902年に創設された滋賀最古の私設図書館で、現在の建物は、1937年の郡庁舎を転用したものだそう。
創設から120年以上もの間、地域の人々によって運営されてきたという。
1階は、廊下にも部屋にも本がぎっしり。
ガラスは、ほとんど結霜ガラスだった。
2階は畳敷きの大広間で、天井は格天井に。
奥の扉の縁取り
窓の連続するアーチ。
ここは木之本で、まだ66kmほどしか来ていないので1/3超えたところ。
ゆっくりもしていられない・・
坂道を上がり、賤ケ岳トンネルを潜り抜け・・
トンネルを抜けた辺りが一番高いところかなあ。
昔話に出てきそうな古民家があって、ピーナッツ煎餅を売っているお店だったので、ちょっと立ち寄る。
建物は、築200年になるそう。
ピーナッツ煎餅のお店の、「みつとし本舗」は50年前から営業されてるそうだ。
箱買いできないので、いくつか袋買い。
ピーナッツ柄のお皿(お金授受用)がかわいい。
湖北の海津辺りが最も景色もよくて、度々止まりたくなるが、
時間もないので、景色を楽しみながら自転車を走らせる。
せっかくなので休憩と補給を兼ねて立ち寄る。
元海産物の倉庫だったという築200年の建物が改装されて、アンティークショップ兼カフェに。
波風を防ぐ為に用いられていた石積みが見られる。
海津は、古くから港として使われてきた土地で、
江戸時代にも宿場町、港町として繁栄していたという。
お店の方が見せてくれた、お店がまだ倉庫として使われていた時代の写真。
店内には、アンティークの陶器やガラス、小物などがたくさんあり、
建物の造りも興味深かったが、店内撮影禁止。
カフェからの眺めは絶景。
静かな湖、釣り人が一人。
マンゴージュースとケーキのセット。
この時点で、3時半ごろだったのだが、2/3は来ていて、
後60km程度と思っていたので、ちょっとゆっくりしてしまった・・
この後、地獄を見る羽目に・・
その後の60kmがなかなか終わらない~~
白髭神社の鳥居は、なんとか日の出てるうちに拝めたが、この後、急激に日が暮れていき、暗闇の中自転車を走らせる羽目に。
夜用のライトじゃないので、かなり暗い。
しかも最後のあたりは、道が車道じゃなく、暗くて結構ややこしい道の連続なのでスピードも出せず。
最も暗い道を通っていた時、同じくビワイチ中の団体と合流して、偶然にも奇跡的に後ろから光を照らしてもらえる状況になり・・
なんとか最暗地帯?をクリア。その後、道を間違えるというアクシデントも勃発したが、命からがらゴールのピエリ守山に到着~~
疲れた・・今回、二度目ということもあり、あまり緊張感が
なかった為、スタートも遅かったこと(前回の約2時間遅れ)、しばらく自転車をまともに乗ってなかったのに
いきなりビワイチをするという計画の無謀性、11月にもなると、前回の5月よりは、日の入りが早いことに気づいてなかった、などなど反省点がいろいろ。
しかも、更に翌日京都モダン建築祭でさんざん歩き回った後、体重を測ったらビワイチ前から1キロも減ってなかったことにも、絶望~
あんなにしんどかったのに、一体どうなってんの?!