m's diary

タイル巡り♡タイル制作♡建築巡り♡町歩き

竹中大工道具館・聴竹居 藤井厚二の木造モダニズム

2018-06-30 | 美術館・ギャラリー他

 

少し前に、一昨年一緒に聴竹居へ見学へ行ったTちゃんに誘われて、竹中大工道具館で開催されていた

「聴竹居 藤井厚二の木造モダニズム」へ行ってきた。

 

 

緑に囲まれた静かな敷地にしっくり馴染むように建つ建物が出現。

 

  

聴竹居は以前、詳しい解説を聞きながら実物を見たので、展示ってどうなのかなあ?

と思ってたが、藤井厚二デザインの家具や建具のディティールなどが描かれた直筆のスケッチブックの展示もあって、

その端正で繊細なスケッチに驚いた。

直筆のものを複製したスケッチブックの方は実際に手に取って見ることができたのがよかったなあ

 

展示室の天井は天然の国産杉の無垢材を用いた船底天井に。

 

 

建物は地上1階地下2階になっていて、常設展示の地下の展示室へ。

達磨窯で焼かれたという淡路の敷瓦が敷かれた中庭空間。

 

  

ロビーはガラス張りになっていて、庭園の緑が目に入る。

 

 

地下の展示室へ下りる階段は、なんだか、階段の一段一段が足にフィットする感じ?で心地よかった。

 

 

その段板はカナダ産ホワイトオークの一枚板をくりぬいて作られたものだとか。

 

 

地下二階からの吹き抜けにそびえ立つのは唐招提寺金堂の実物大の組物模型。

  

 

大工道具一式他、さまざまな展示コーナー

 

 

和の伝統美コーナーには細やかな組子細工の欄間も。

 

 

様々な伝統文様が複雑に絡み合ってる。

色味の違うさまざまな種類の木材が使われてるそう。

 

 

和風のデザインと思いきや、この辺はイスラム風の幾何学模様が入ってるなあ。

 

 

ガイドさんに少し離れて見てみてください、と言われ、

離れて見ると、なんと、こんな山並みの風景が浮かび上がってきた。

おぉ、すごい・・

 

 

こちらは大徳寺玉林院の茶室の実物大模型。

壁を塗り込む前の状態で、中の構造がよくわかる。

細く繊細な木組みで作られてて、手間暇のかかり具合がよくわかる。

 

 

 

 

ガイドさんが言われるにはこのカーブのある丸太と丸太を隙間なくぴったりくっつけるところなどが

数寄屋大工の職人技が必要な難易度の高い技術なのだそう。

 

 

休日にはいろんな木工作品が作れるワークショップも格安で開かれてるみたい。

 

 

本館を出て休憩室があるという別館へ。

 

 

別館の前に広がる枯山水の庭園。

 

 

 

 

木に囲まれた気持ちの良い休憩室で、セルフのコーヒーや焼き菓子の販売もあって、

ランチ後だったら、ここにずっと居座れそうな心地よさだった。

 

 

聴竹居: 藤井厚二の木造モダニズム建築 (コロナ・ブックス)
クリエーター情報なし
平凡社
木造モダニズム建築の傑作 聴竹居 発見と再生の22年
クリエーター情報なし
ぴあ
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自作のタイルでマントルピース風シェルフを作る

2018-06-29 | クラフト&木工

先日、作っていたマントルピース着色して、焼き上がってきたタイルを貼り付けて

マントルピース風シェルフが完成した。

 

 

タイルは青~緑系の釉薬に白萩を重ねて少しずつ違ったニュアンスのタイルを製作。

織部に白萩、なまこに白萩、瑠璃に白萩、均窯に白萩・・

白萩を掛けた時の変化が面白いので。

 

 

釉薬の色合いのせいでちょっと模様がはっきり見えないものも出てしまったけど;

 

 

大体期待通りに焼けた。

 

 

タイルを貼りつけた後、額縁にマスキングをして、目地入れ。

 

 

 目地をきれいに拭きとって完成!

 

 

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シンガポール&マラッカタイル旅2018【プトラジャヤのピンクモスク他】

2018-06-27 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

マレーシア最終日、マラッカは丸二日間みっちり歩き回り、ほぼ思い残すところはなかったので、

時間があればぜひ行ってみたいと思ってたプトラジャヤにあるピンクモスクへ空港へ向かう前に

立ち寄ることにした。と言っても空港を少し通り過ぎてしまうことになるのだけど。

 

 

朝一、マラッカを出て、行きは予約していたタクシーでプトラジャヤのピンクモスクへ直行。

巨大な門がそびえ立ち、観光客がたくさん訪れていた。 

 

 

門をくぐるとモスクのピンクのドームが現れた。

ピンクモスク(プトラ・モスク)は1997に建築が始まり、1999年に完成したという比較的新しいモスクのようだ。

モスク内部には15000人を一度に収容できるという。

 

 

なんと可愛いピンク色。

花崗岩のタイルが貼られてるそうで、このピンク色は自然の石の色ということなんだろうか?!

それにしては鮮やか過ぎる? 

 

 

鮮やかなピンク色のドームが青空に映える。

ドームを囲むように細やかな幾何学模様装飾の入ったステンドグラスの窓が並ぶ。

 

 

大きなドームの両脇には小ドームが二つずつつく。

 

 

 

 

 

スーツケースを預け、内部見学するには長い列に並んで、こんなマントを借りて着用。

モスクで借してくれるマントはどうしてこんなにも通気性が悪くて暑いのか?!

マントもピンク色だ。

 

 

私たちは午後2時くらいだったか?の飛行機に乗らないといけないので

ここから空港までの道のりを逆算すると、このモスクでの滞在時間は、なんと10分ほどしかないということに気づく・・

 

 

ダッシュでモスクの中へ。

 

 

うおおぉ~

超広大なモスクの中は幻想的空間が広がっていた。

 

 

ペルシャイスラム様式のモスクは幾何学模様やカリグラフィーで埋め尽くされていた。

 

 

ミフラーブの前に集まる信者の方々。

見学者は入れるスペースは限られている。

 

 

ミフラーブに描かれたカリグラフィー

繊細で美しいなあ。 

 

 

更に上を見上げると、柱の装飾、やステンドグラスと共に、 

 

 

圧巻のドーム空間・・

ため息がでる美しさ・・

しかし、私たちの制限時間は迫っている。

じっくりとこの空間を味わってる暇はないのだ。

 

 

四隅にはムカルナスという鍾乳飾りも見られた。 

 

 

 

 

カーペットも可愛いピンク色でコーディネイト。

 

 

大きなシャンデリアがいくつもぶら下がる。

10分ほどでピンクモスクを味わい尽くし、ダッシュで荷物を取り、バスが来るはずであろう場所に向かった。

 

 

ピンクモスクから出たところから見えるのは首相官邸の建物。

周辺には他にもいくつか近代建築があるはずだけど、全く時間なし。

 

 

しかしバスが来るはずであろう時間になっても一向にバスは来ず・・

ピンクモスク前のロータリーに入って来るのは観光バスばかり。

タクシーも皆貸し切りのようで、一台も空車が来ず、不安でいっぱいに;

 

  

と、そこにバスがやって来た!と思ったら前を素通り・・

観光バスぎっしりで停まるスペースがなかったからなのか?

そのバスはどこかへ行ってしまった。

どうも広いロータリーの対面辺りに停まっていたようだけど、広すぎて分からず、

そのロータリーからバスが出ようとした時に気付いて、猛ダッシュ!

同じように猛ダッシュしてる人もいて、なんとか捕まった;

 

 

ぜーぜー、ハーハー

なんとか乗り込んだバスの車窓から、斬新なデザインのビルが目に飛び込んできた。

行政新首都プトラジャヤは1990年代半ばから開発された都市で、新しく斬新な建物も多いようで

窓から見える建物に釘付けに・・

 

 

 緑化されたバルコニーや面格子のデザインが面白いビル。

 

 

建物全体がレースのような面格子で覆われていた。

 

 

 

 

この後、なんとかプトラジャヤの駅について、電車で空港へ。

 

 

空港に入るレストランはプラナカンの邸宅のような象嵌タイルやマジョリカタイルで装飾されていて素敵だった。

 

 

壁に貼られるマジョリカタイルはリム氏製造のもの?!

 

 

ミントン風の床タイルも。

 

 

長かったシンガポール&マラッカの旅2018編がやっと終了・・

とにかく目標通り200%力出し尽くせた旅ができて大満足。。

今回の旅は1日1日が本当に長かった・・多い日は1日で8編の記事になってしまうくらい超充実の1週間だった。

旅行記は全44編なんとか記録できて、達成感~

 

 

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シンガポール&マラッカタイル旅2018【マラッカの扉&面格子いろいろ】

2018-06-26 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

マラッカの扉&面格子コレクションいろいろ。

マラッカのプラナカンスタイルの邸宅は大体こんなスタイル。

玄関扉を挟んで左右対称に窓が付き、足元はマジョリカタイルが玄関ポーチをぐるりと一周貼られてる。

 

  

特にヒーレンストリートの邸宅は黒い扉に、扉の上部には金文字で書かれた看板?がかかり、厳格な雰囲気。

 

 

こちらもタイルに囲まれたヒーレンストリートの邸宅。

 

 

 黄色の壁が鮮やかなレストランの扉

 

 

 

 

レストラン・バンブーハウスは緑がいっぱい

 

 

 

 

扉に重なる面格子がかわいい家

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

これは竹をモチーフにしたもの。

 

 

 

 

壁の絵と一体化した窓

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

マラッカではあまり見かけなかったスィングドア付きの玄関扉

 

 

お寺の面格子は蓮の花モチーフ。

 

 

 

 

 

 

 

マジョリカタイルが腰壁までびっしりと。

マラッカはシンガポールと違って、中国色強めの玄関が多く、洋風のものはあまり見かけなかった。

 

 

 

 

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シンガポール&マラッカタイル旅2018【マジョリカタイルのあるお宅を見学&レストランワイルド・コリアンダー&ナイトマーケット他】

2018-06-25 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

マラッカ町歩きの続き・・

午前中の町歩き途中に窓からちょろっと見えたマジョリカタイルのあるお宅へ。

実はこの日、訪ねるのは三度目;

三度目の正直?で呼び掛けてみたら、なんと家の方がおられた。

 

 

しかも、タイルを見せて欲しい、との私たちの不審な?申し出にいいですよ!と快く招き入れて頂けたのだ。

有難いなあ~

玄関入ってすぐの間は凝った透かし彫りのスクリーンのある応接室。

 

 

私たちの目にちらりと入ったのはそのスクリーンの開口部の奥にあったマジョリカタイルだった。

これこれ~!

 

 

次の間の間仕切り的な壁面にびっしりと貼られたマジョリカタイルは、

イギリス製らしい銅板転写タイルの縁取りの中に、日本でもよく見かけるグリーンのマジョリカタイルや、

コーナーに入れられた花のマジョリカタイル、その隙間を違ったデザインの銅板転写タイルで埋めた絶妙な配置のタイル壁。

積み上げられていた荷物が壁面を半分ほど隠してしまっていたが、個人の邸宅内ではこのボリュームのマジョリカタイルを

観たのは最初で最後じゃないかなあ。

超感激した。

 

 

床の象嵌タイルも素敵で、

 

 

部屋毎に違うタイルが敷かれていた。

 

 

マジョリカタイルお宅訪問作戦は、これで最後の手持ちのお土産を渡し終え、

有終の美を飾ることができたのだった。

やはり、マジョリカタイルは玄関周りなどの外壁だけでなく、個人の邸宅内の応接間部分の壁面だったり、

階段下だったり、パーテーションだったりと部分使いで存在している、ということが分かった。

私たちの怪しい申し出を受け入れて見せて頂いた心あたたかい皆さんに感謝です!

 

 

更に街歩きは続き、その後、カフェと思しきお店を見せて頂いた。

 

 

こちらのカフェもプラナカンの邸宅を改装したカフェで天井の高い広々とした空間に、

 

 

その先には天井から光が取り込まれる中庭を望むことができる

 

 

素敵なリノベカフェだった。

 

 

 

 

柱頭にこんな獅子の顔の貼り付いたもの

 

 

こっちも獅子だけど、口になにか咥えてるなあ。

 

 

書の看板や印鑑などを扱うお店があった。

作業場や作品を見せていただけることに。

 

 

 

 

これは作りかけの作品のようだ。

一つ一つの文字を手彫りで彫っていく過程が見られる。

 

 

隣接してギャラリーがあり、完成作品などが展示されていた。

筆の跡のように細かく彫り込む技がすごいなあ。

 

 

文字だけでなく、こういうレリーフ状の飾りもあった。

 

 

その後、こちらも午前中に目をつけてたレストラン、ワイルドコリアンダーへ、早めの夕食にやって来た。

 

 

朝、見つけた時、門越しに、玄関周りにマジョリカタイルが見れて、

これは中もすごいに違いないと、又開店してから来ようと思ってた。

 

 

三つのザクロをデザインしたタイル。

 

 

お店へ入ると

 

 

壁には床からの立ち上がりにマジョリカタイルがびっしりと一列に貼り巡らされていた。

 

 

牡丹の花かな?やや中華風のデザインのタイル。

 

 

壁にはブリキのかわいい花の絵皿がディスプレイされてる。

 

 

吹き抜けの大空間。

緑がいっぱい。

 

 

 

 

骨付きラム肉はほろほろと肉が崩れるくらいやわらく、癖もなく美味。

 

 

サモサ

 

 

焼きナスのカレー風

このピリ辛のソースと、とろとろに焼かれたナスが絶品。

ほんと、今回は当たりのお店ばかりで、最後の晩餐もいいお店で締めくくれてよかった。

 

 

そしてちょうどこの日は毎週金曜に行われてるジョンカーストリートの夜市の日。

ジョンカーストリートは歩行者天国になって、道端にはぎっしり屋台が並んでた。

 

 

ニョニャスィーツのニョニャクエを売るお店。

 

 

カラフルでそそられるなあ~

でもさすがに食べたばかりでおなかいっぱい・・

 

 

しかし、このグラムラカの入ったココナッツをまぶした餅、オンデオンデを購入。

 

 

マンゴージュースの上に、カットマンゴーが乗ったスペシャルなドリンク。

ジュースも果肉も一度に味わえるなんて贅沢だなあ~

 

 

カラフルな点心も。

 

 

ジャックフルーツの袋詰め。

 

 

串焼きも美味しそう~

 

 

サトウキビジュース屋台。

 

 

ドライハーブを売るお店。

 

 

地元の人たちの歌謡ショー?!のようなものも開催されてた。

 

 

かわいい~子供が喜びそうなキャラクター饅頭

 

 

裏手に通りに入ったら、こんな海鮮の屋台も出ていた。

 

 

そして最も驚いたのはこのスイカジュース。

スイカを丸ごと抱えて飲んでる人がいたので、どうやって吸ってるのか?

不思議だったけど、なんとハンドミキサーをスイカの中に突っ込んで、中の果肉を粉砕し、ジュースにしてるようだった;

斬新すぎる・・

 

 

これはストーンアイス。

冷たい石の上でアイスをこねて、くるくるとロール状にして仕上げてた。

 

 

ココナッツジュースも進化してて、天辺の外側の皮がむかれ、ぷるぷるとした食べれる実が

むき出しになった魅惑的なものに。

 

屋台をひやかしながら歩き回り、マラッカ最後の夜を楽しんだのだった。

 

 

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シンガポール&マラッカタイル旅2018【ホテル・5ヒーレン&ビストロ1673&金星上人図書館他】

2018-06-23 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

マラッカ町歩きの続きは、ホテル5ヒーレンへ。

朝一に通った時に、見せて頂けるか?確認したところ、スタッフが来れば、OKとのことだったので後ほどやって来た。

 

 

5ヒーレンも古いプラナカンの邸宅を改装したホテルのようだが、かなりきれいにリノベーションされているようだった。

 

 

アプローチに敷かれたセメントタイルはいろんなデザインのタイルをランダムに貼ったもの。

 

 

玄関ポーチのセメントタイル。

 

 

可愛い赤いガラスの照明がぶら下がる。

 

 

玄関入口上部に貼られたマジョリカタイル。

 

 

そしてホテルへ入って正面にあるマジョリカタイルのタペストリーが圧巻。

シンガポールのリム氏がこのホテルの改装に携わったとかで、このタイルもリム氏のコレクションだったものだろうか?!

様々なデザインのものを一堂に集めたような楽しいタイルタペストリー。

真ん中の5はホテル5ヒーレンの5なんだなあ。

 

 

朝、見せてくれるといったおばちゃんだったが、中はダメだと・・

 

 

腰壁に貼られていたマジョリカタイル。

 

 

そしてこのホテルの裏手のヒーレンストリート側にも入口があって、

その玄関周りにもふんだんにタイルが使われている。

 

 

これらも新たに貼られたものだろうか。

 

 

 

 

この後、私は異食文化用の食材をスーパーへ調達しに行きたく、ぷにょさんと別れて

オランダ広場を越え、マコタ・パレードの方へ向かったが、結局思うような食材を調達できるスーパーはなかった。

 

 

通りかかった独立宣言記念館。

 

 

そして、この日のお昼は、同時期にマレーシアに旅行してたTさんとMさんたちとマラッカで合流して

ランチすることになっていた。

1時にホテルプリで待ち合わせし、一緒にスィートルームなどの見学をさせてもらってから、

ジョンカーストリートにあるビストロ1673へやって来た。

 

 

ここはぷにょさんが前回来た時のイチオシのお店で、実は前日の夜もここで夕食をとっていた。

ほんとに、どれも当たりの料理ばかりで、しかもお値段が安い。

 

 

ミーゴレンに、

 

 

ナシゴレン

 

 

テ・タレ。

たらふく食べて、たしか一人千円もしなかったはず・・安いなあ。 

 

 

前日夜の1673。

店名である1673年に建てられたプラナカンの邸宅を改装したレストランなのだ。

 

 

店内もクラシックな雰囲気に。

 

 

 

 

夜はこの外のテラスで生歌のステージを聞きながらの優雅な夕食タイムだった。

 

 

ランチ後はマラッカ日帰り予定の二人と別れて、ぷにょさんと引き続き、散策。

アンティークショップの玄関周りのタイル。

 

 

ショップへも入ってみる。

 

 

店内の腰壁にはこんなかわいい色のマジョリカタイルが貼られてた。

 

 

売り物のマジョリカタイルも少しあった。

 

 

店内はすかし彫りの扉や漆喰装飾など、邸宅時代の名残が残されている。 

 

 

床のセメントタイルも優雅なデザイン。

  

 

アンティークの床屋さんの椅子も。

 

 

このお店ではセメントタイルも販売されてるようだった。

多種類のデザインのサンプル表があった。

 

 

 

そして、スィーツ店でひと休みすることに。

ぷにょさんは昨日食べたグラムラカの味わいが気にいったそうで、グラムラカのかき氷、

私はフルーツ盛りだくさん?!なものを。

ああ、生き返る~

 

 

ここのかき氷ラインナップは種類豊富だった。

 

 

店内にこんなタイルコーナーのついた手洗いもあった。

 

 

更にジョンカーストリートを歩いていると、図書館と書かれた建物が。

金星上人図書館もショップハウスの建物が使われている。

 

 

明るい光が降り注ぐ中庭。

こんなところでゆっくり読書できるのも優雅でいいなあ。

 

 

ショップハウスの空間は図書館にもぴったりだなあ。

 

 

奥にはコの字型に書架が並んでいた。

 

 

 

 

色ガラスの入った一番奥のドア。

 

 

こんなマジョリカタイル尽くしの階段も。

 

 

中庭のプランターなどが置かれていたところにもマジョリカタイルが少し貼られてた。

 

 

銅板転写タイルも。

 

 

 

  

 

並びのショップハウスもよく見るとバルコニーの手すりの下にずらりとマジョリカタイルが貼られてた。

 

 

道端で見かけた飴屋さん。

ここで長野の松本で売ってた飴せんべいに似たような飴を発見。

こんな湿気の多い町でこんな飴に出会えるとは・・と一袋購入。

味は薄荷飴だった。

 

 

さらにお店でおいしそうだった手焼きの薄いワッフルを。

 

 

歩いているとマレー風の民家が集まる地帯を発見。

高床式の伝統的マレー式住宅が立ち並ぶ。

 

 

透かしブロックの隙間から猫が覗いてた。

 

 

きらびやかな仏具屋さんの店先

 

 

ここで、町中でよく見かけたこのごみ箱のようなものの正体が判明。

お店の人に聞いてみると、紙のお札などを燃やすためのものだそう。

ごみ箱だなんて、バチが当たるなあ。

何かの金型を抜いた後を再利用したもののように見えるが、何の金型なのかは不明。

 

 

提灯やさん。

 

 

 

 

そしてバラの花のマジョリカタイルに囲まれた家にも遭遇。

 

 

マラッカ編、まだまだ続く・・

 

 

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シンガポール&マラッカタイル旅2018【セント・ピーター教会&ゲストハウス見学&路地裏歩き他】

2018-06-22 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

マラッカ町歩きの続きで、やって来たのはマジェスティックマラッカ。

1929年に建てられたプラナカンの邸宅を改装してつくられたホテル。

 

 

見学をお願いすると、見せて頂けた。

 

 

フロントやレストランが入っている棟が古い邸宅部分になっていて、館内はとてもいい雰囲気。

ロビーやライブラリーも素敵だったが、写真撮影はできなかった。

 

 

そして、セント・ピーター教会へ。

1710年にポルトガル人によって建てられた教会だそう。

ファサードが独特なラインだなあ。

 

 

 聖堂内はかまぼこ型のヴォールト天井に尖塔アーチ窓が並び、その窓にはステンドグラスが入れられている。

 

 

 

 

主祭壇。

 

 

尖塔アーチの三角形に合わせてステンドグラスの構図も三角形にうまく収められてるなあ。

窓部分の色ガラスも美しい。

 

 

 

 

色ガラスが入っていた説教壇。

 

 

「Passion room」と書かれていた小聖堂入口は繊細な面格子がはまる。 

 

床のタイル。

 

 

教会を出て更に歩いていると、向こう岸に見えたモダンな雰囲気の建物。

 

 

色ガラスなどが入っていた入口に惹かれて来てみると、

慈善団体との看板の文字。

 

 

扉上部にはカラフルな電球が欄間の周りに取り付けられていた。

 

  

中はなぜかお土産物屋さんのように。

 

 

 

 

CIMB BANKの建物もかつてはプラナカンのお屋敷だったのだろうか?

豪華なファサード。

 

  

この辺りはインド人街。

インドっぽい看板が描かれてるのはショッピングアーケード?

 

 

この辺りはインド服や生地を売る店が集まっていた。

 

 

そしてちょっとハデ目なこんなタイルが貼られていた「ウェイファーラーゲストハウス」

 

 

こちらも中を見学させて頂いた。

 

 

 

 

中庭の吹き抜けを見上げる。

 

 

緑豊富な中庭のそばにはこんなブランコのようなベッド?ベンチ?がぶら下がってた。

 

  

一番奥の食堂は川に面していて、見晴らし良さげだった。

プリでも2人で5千円弱だったので、こんなゲストハウスっていくらで泊まれるのか?と調べたところ、

2人でツインルーム3千円ちょっとみたいで・・さすがマレーシア、安いなあ。

 

 

魅力的な路地裏もたくさんあって、こんな小道を気ままに散策するのも楽しい。

 

 

 

  

この路地は猫たちのたまり場になっているのかな? 

 

 

そんな猫たちの中で、片目がブルー、もう片目がイエローという不思議な猫を見かけた。

思わず、カラコン?と思ってしまうくらいきれいな色の目。

 

 

時計や宝飾品のお店も見つけた。

お店自体が骨董品のようにアンティークで味わい深い。

 

 

装飾の入った鏡も素敵だ。

 

 

作業台のような・・がらくた置き場のような・・

 

 

面白い壁画アートも。

漆喰の壁から覗いてる煉瓦部分を使ったユニークな作品。

 

 

緑に囲まれた居心地よさそうなカフェもいろいろあった。

 

 

散策はまだまだ続く・・

 

 

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シンガポール&マラッカタイル旅2018【ポストコレクション】

2018-06-21 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

マラッカで見たポストいろいろ。

ブリキのシンプルなポストが多かったのだけど、どのポストもいい具合に風化していて味わい深く・・

ポストを見つけるとついつい写真に撮ってしまった。

 

 

番地なのか?無造作に大きく数字が書かれたポスト。

 

 

文字がびっしり書かれてたポスト。

家族の名前?!

 

 

タイルの壁面に、埋め込み式のポスト。

真っ赤な受入口に黄色の文字が鮮やか。

 

 

白い壁に濃赤のシンプルポスト。

 

 

背面の壁の風化具合もいいなあ。

 

 

何度も塗り直しの跡が見られる年季の入ったポスト

 

 

鮮やかな黄色と錆び感もいいポスト。

 

 

濃緑のポスト。

 

 

二段ポスト

 

 

ステンシルの文字が入った青いポスト

 

 

白い壁に同化しそうな白いポスト

 

 

独特な色合いのポスト

 

 

新聞入れ用の筒がついたポスト。

 

 

マジョリカタイルとポスト

 

 

手作り風の木製ポスト。ハートがかわいい。

 

 

いい錆び具合のポスト

 

 

背後の壁がいい味わいのポスト

 

 

 

 

 

 

 

渋い風合いのポスト。

新聞入れ付き。

 

 

煉瓦壁とポスト

 

 

色褪せ過ぎたポスト。

 

 

番地が大きく書かれた木のポストと青い扉

 

 

街角の郵便ポスト

 

 

黄色いテラゾーの壁と黄色のポスト。

 

 

ブルーの門に赤いポスト。

 

 

やや大きめの傾いたポスト。

 

 

観賞植物に埋もれる真っ赤なポスト。

 

 

無造作に住所が書かれたポスト。

 

 

プラスチック製のポスト。

 

 

おもちゃのようにかわいいプラスチック製のポスト。

 

 

ここからシンガポール。

新聞入れ用筒付き真っ白なポスト。

 

 

門柱埋め込み式のシャビーなポスト。

 

 

背後の窓ガラスがかわいい真っ白なポスト。

 

 

緑と赤のポスト

 

 

パステルカラーの水色のポスト。

 

 

 

 

 

 

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シンガポール&マラッカタイル旅2018【マラッカの邸宅&ホテル訪問いろいろ】

2018-06-20 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

マラッカの町歩き2日目の朝、ホテルを出てすぐの邸宅で、玄関先に出ておられたおばちゃんに

チャンスとばかりに声を掛けると、中を見せて頂けることに!

 

 

ありがたい~

間口がとても広い邸宅は、中も広々

 

 

らせん階段も美しいなあ。

 

 

天窓の付く明り採りのスペースも広大・・

タイルが貼られたりした所はなかったが。

 

  

この2階部分が主な居住スペースになっているからか、1階はガランとした贅沢な造りに。

 

  

中庭のオープンスペースの壁面には左右対称に造り付けのキャビネットが入れられていた。

 

 

その後に、同じくヒーレンストリートのホテル・ヒーレン・インでも声を掛けると中を見せて頂けた。

中はきれいにリノベーションされていたが、ショップハウスの造りはそのままで、部屋と部屋の間に全部で

三か所は明り採りの庭があって、細長く暗くなりがちな間取りがとても明るくゆったりとした空間に感じられた。

 

 

 

 

 

 

ヒーレン・インの前にはカラフルなカフェの門

 

 

 

 

まだ開店前だったが、覗いてみるとなかなか面白そうなカフェだった。

 

 

アートな壁面があったり、

 

 

水墨画風ものもがあったり、、

  

 

民家が立ち並ぶ通りに、マジョリカタイルが貼られたお宅があるなと近寄って行くと、

 

 

開けられた窓から部屋の中がチラ見えし、なんとそこにはマジョリカの壁面が見えた!

これはお願いして見せてもらわなければ、とベルを押してみるが、お留守のよう。

隣から人が出てきたので聞いてみたら、まだ寝てるのかも

というので、後ほどあらためて来ることに。

  

  

 

 

二階の窓に色ガラスがはめられていた邸宅も。

 

 

 

そしてお次はこちらのお宅へ潜入のチャンスが訪れた。

玄関先に出られてた奥さんに声をかけると、快く招き入れて頂けることに。

  

ごく一般的なお家という感じの邸宅。

一人のおじいさんがリビングでくつろいでおられたが、

お邪魔します、と入ってきた私たちにまったく動じる様子なし・・

 

 

やはりここもらせん階段があり、

 

 

こちらは中庭の空間が炊事の場となっていた。

リビング空間の中と外が完全につながっている感じで、風通しはすごくよさそうだけど、

大雨の時はモロ影響受けそうな感じだった。

いろいろなお宅が拝見できて楽しいなあ。

快く招き入れてくださった住民の方々に感謝!

 

 

とあるお店のステップに貼られてたカラフルなタイルは新しいものかな?

  

 

木の茶箱がたくさん積み上げてあるお茶屋さんの前を通りかかった。

お店にいたおばちゃんが、お茶を飲んでいかない?

と声をかけてくれた。 

 

 

私たちもちょうど一息入れたかったのでありがたく頂くことに。

かなり高級そうな烏龍茶は香りもよくて、お代わりまでして少し休ませて頂いた。

 

 

店頭にはかわいい個装のお茶が売ってたので、ジャスミンティーをお土産に買うことに。

 

 

更に、聞くと、テ・タリ用のダストティーもあったので、ぷにょさんと半分ずつ購入。

 

  

更に町歩きは続く。

銀行ぽい雰囲気のお店、ここは質屋さんだった。

 

 

 

 

お茶屋さんの向かいくらいにあったレストランの入り口にマジョリカタイルを見つけた。

まだ開いてなかったここのレストランもよさそうで、来れたら晩御飯にとチェック。

 

 

ちょっとおしゃれなカフェもいろいろあった。

 

 

 

 

 

所々でモザイクタイルを使った柱や床も見かけた。

  

 

 

 

こちらの色ガラスとタイルが貼られたお店はレストラン。

 

 

窓下に貼られてたものは新しそうなタイルだった。

 散策は更に続く・・

 

 

 

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シンガポール&マラッカタイル旅2018【ホテル・プリに泊まる】

2018-06-19 | シンガポール&マラッカタイル旅2018

マラッカの旅編があと半分ほど残ってる・・

今回マラッカで滞在したのはホテル・プリ。

8年前に来た時は向かいのババハウスに泊まって、プリには見学とカフェを利用しに来たのだけど、

次来るときはぜひ泊まってみたいと今回念願かなって宿泊できた。

 

 

ホテルプリはプラナカンのお屋敷を改装したクラシックホテル。

間口は狭いのだけど、奥行きはなんと100mもあるという。

 

 

プラナカンの邸宅の造りがそのまま生かされ、クラシックな洋風の内装に中華風の家具調度品がミックスされて

とても雰囲気がいいのだ。

素敵なホテルなのだけど、宿泊料は朝食込みで2人で5千円もしない。

マレーシアの物価の安さにはほんとに頭が下がるなあ。

 

 

ロビーに敷き詰められているのはイギリス製のミントンの象嵌タイル。

 

 

 

 

腰壁に貼り巡らされるタイルもイギリス製の銅板転写タイル。

 

 

上品で美しい。

 

 

美しいタイルに囲まれたロビーのこのスペースでゆっくりとくつろぐのもいいなあ、と思ってたけど、

結局このソファに座ったのは滞在中、1度だけだったかも;

 

 

中庭の手前にある弧を描くらせん階段と透かし彫りの衝立。

 

 

奥行きの長い邸宅に光を取り込む吹き抜け空間。

 

 

吹き抜けにはやや色が褪せているけれど、動物や植物文様の木彫りの細かなレリーフも見られる。

 

 

壁に埋め込まれた中国風の透かし彫りの入ったキャビネットや螺鈿装飾が施された椅子も存在感たっぷり。

 

 

カラフルで繊細な七宝装飾が入ったベンチも。

 

 

更に奥は深く・・

 

 

 

 

廊下にぶら下がる洋風の照明も少しずつデザインが違う。

 

 

これは私たちが宿泊したツインルームのベッド。

そう広くはないが、寝るだけの私たちには十分。

シャワールームのみでバスタブがないのはマレーシア、シンガポールではこのクラスではスタンダードなのかも。

マジョリカタイルの入った額がかかっているのもうれしいな。

 

 

中華風の衝立が美しいダイニングスペース。 

 

 

朝食はこのオープンエアの空間で。

 

 

3泊したけどブッフェ形式の食事は日替わり的に内容は変わって意外に充実してた。

 

 

シュークリームやケーキみたいなデザート系もあり。

 

 

隣接してレストランがあって、

 

 

ここで食事も1度はとりたいと思っていたけど、残念ながら今回は無理だった。

 

 

スィートルームの見学も申し出て、見せて頂くこともできた。

宿泊客以外は立ち入り禁止エリアへ。

 

 

 

 

アンティークな調度品も。

 

 

理容院の椅子かなあ?

 

 

2階から見た吹き抜け空間。

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

こちらはスィートルームの室内。

室内は近代的に改装されていて設備は快適に整っているようだった。

 

 

部屋の中にもあった漆喰装飾。

とにかくパブリックスペースがとても美しく、見ごたえがあって、見学がてら宿泊するには十分過ぎる雰囲気と安さのホテルだった。

 



 

 

 

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